何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

ご唱和ください、我の名を──ウルトラマンゼット!#25『遥かに輝く戦士たち』


『ウルトラマンZ』第25話(終)「遥かに輝く戦士たち」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 25 -Official-

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その光は遥か彼方の宇宙まで。

風邪は治ってない。コロナではない。

でも書くしかない。

終わりは嘆くことじゃない。

愛したことが形になるから。

 

ウルトラマンZ』

第25話『遥かに輝く戦士たち』

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特殊空挺機甲、飛翔。

特筆すべきは勿論特空機でしょう。番組発表の頃からセブンガーの登場で驚かせてくれましたね。中盤からは型落ちが目立ったウインダムやキングジョーストレイジカスタムでしたが、最後は大活躍! 特にキングジョーはこれまでヨウコの専用機として活動していただけにハルキが乗る展開は熱かったですね。人を救うための特空機。バコさんの願いもきちんと汲んで戦ってくれていたので本当に嬉しかったです。久々に見た攻撃がたくさんあった。バッテリー切れのキングジョーの手がくるくる動いてたの好き。ウインダム推しなので最後に頑張ってくれてありがとうって思った。セブンガーほど愛嬌もない、されどキングジョーほど強くない。そんなウインダムがハルキと共に頑張る姿が大好きでした。ありがとうね。スーツもボロボロなのに。セブンの頃も好きだったウインダムだったけど、Zでのウインダムがいてくれたからもっと好きになれました。セブンのウインダム0勝だしね。テレスドン倒したのかっこよかったよ。

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再臨、魂は枯れず。

語らずにはいられないのがセブンガー。これよ、これを待ってたの!!!!!!

バロッサ三代目での復活がなければカタルシスは増したかとは思うところですが、あれはあれでベリアロク装備がなかなか良かったので良し!! 登場カット痺れましたね……。バコさんが乗っているというのも激アツ。回転硬芯鉄拳という超王道のドリル装備で戦ってくれましたが、ウインダムやキングジョーに負けないくらいの活躍を見せてくれましたね! 番組の顔でもありストレイジの象徴でもあるセブンガーがここで帰ってくるのは全人類が待望していた最強の展開。レオもビックリだよこの大躍進。俺も去年まではやたら強いゆるふわしわしわ怪獣って印象しかなかったですからね。復活したのがセブンガーでよかったね。プレバンで予約したDXセブンガーも楽しみ。フィギュアーツはどうしようかなぁ。回転鉄拳欲しいよね。バロッサ星人の携帯していた装備を解析してキングジョーランチャーとか装備できるようになればいいのに。

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表情に呻った半年間だった。

まあハルキとヨウコの表情が良いのよ。かっこいいだけじゃなくてね。別に恋仲じゃない。それがいい。ずっと頼れる先輩と不器用だけど可愛い後輩の関係だったのが、半年前から実は立場が逆になっていて。でもハルキは腕相撲をウルトラマンの力に頼らなかった。自分の力で勝ちたいってずっとずっと頑張ってきていて、それでやっと勝てた。それは悩みながらも走り続けてきたハルキだから辿り着けた場所だし、そうでなきゃヨウコを救うことなんてできなかった。泣いてしまったハルキとヨウコの姿が本当に綺麗で、俺はこのシーンで『ウルトラマンZ』を見てきて良かったと思えたのかもしれなかった。ハルキ、頑張ったね。考えるのをやめるのは簡単だ。それでも向き合い続けたんだ、最後くらい報われたって良いじゃないか。

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ご唱和ください、我の名を!

やっとみんなでご唱和! こちらも予測していた展開でしたが! だからこそ熱い! 魂が燃える! ウルトラマンを忌み嫌ったジャグラスジャグラーも全力で叫んでいる。それはゼットだけでなく、ナツカワハルキという人となりを知っているから。ハルキを信じているから。ハルキなら負けないと心から思っているから。その上で応援したいから! この辺りでもう涙ぼろぼろだった。大好きだもんウルトラマン。三分の一の強さでいい。一人じゃ戦えなくたっていい。だから仲間がいるんだろう。だから絆を紡いできたんだろう。最終回で基本フォームであるアルファエッジが出ないというウルトラの歴史の中でもかなり珍しい展開。Zだからこそできる演出であると言えるでしょう。ハルキとヨウコを繋いだのがベリアルというのも良いですね。そうだよ、お前はどんな姿になっても『ウルトラマン』だ。ゼロじゃダメで、ジードでもダメ。お前なんだよベリアル。

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面白い、斬らせろ!

ベリアロク。お前のこと大好きだったよ俺は。中盤からはかなり大人しくなったベリアロク。だけどこいつ見た目がベリアルなだけでまあまあいい奴なんだよ。怪獣を殺さずに追いやることもできるし、ケムール人を切り離してくれもする。ハルキが真っ直ぐ向き合ったときは必ず答えてくれたから、ベリアロクは鏡のような性質だったのかもしれません。最後はD4レイを正面から受け止めて消滅、良い終わりだったなぁ。ネタバレもクソもないから時系列無視して言うけど、最後の最後に戻ってきてくれるのも良かった。こいつが死ぬ必要なんてないよ。これからもハルキやゼットと頑張ってくれ。他の玩具との連携が一切ないのに超買いたくなったもん、つか買ったもん。最高だよベリアロク。最初の衝撃は忘れられないけどね。たまにはジャグラーにも力を貸してやってくれよ。

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強く、優しく────!

オリジナルでデストルドスを倒すやつーーーーーー! もう王道をトコトン進め!

アツアツで火傷したわ。カラータイマーがかつてないほどに点滅してた。泣いてるみたいに目が光ってた。その全てが美しく、力強い。新時代のウルトラマンの形として歴史に名を刻んでくれました。光線技がZの形になるのなんか、Zじゃなかったら笑っちゃってますよ。力を込めてこっちまで叫んでしまいそうな熱量になったのは子供向け作品に真摯に向き合ってくれたスタッフの皆さんのおかげ。55年前から変わらないポーズで悪を焼く、だからウルトラマンはやめられねぇんだよ!!!!!!!俺の人生どうしてくれんの!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

三分の一人前でも構わない!!みんなでひとつの『ウルトラマンZ』!!

エースの言った通り、最後の戦士となれるよう旅立っていく姿は逞しかった……。変身解除が上手くいかないのはゼットやハルキらしさと言えるでしょう。この空気が愛おしい。ハルキは一話で死んでしまっているので、初代オマージュをよくやっている作品としては命を光の国に取りに行ったのかなぁなんて思ったりもして。でもまた帰ってきてくれるんでしょうね。人でもあってウルトラマンでもある、それがZ。みんなでマグロ食おうよ。

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良い仲間、できたじゃん。

カブラギが元気で良かった~~~~~~。ユカとカブラギの二人がセレブロを捕まえるのがベストな末路でしたね。一人で処理して終わらせようとしたジャグラーが決まらないのもなんだか彼らしくもあり。ユカたちを見て意外そうな顔をしたジャグラーが本当に良かった。だってそこにいたの『ヘビクラ ショウタ』だったもん。初めはジャグラーの再登場に不安もあったものの、まさかこんなにも魅せてくれるとは思わなかった。ガイなしに物語を紡いだということがどれだけ意味のあることか。良かったじゃねぇか。お前を心から慕ってくれる仲間ができたんだ。だからお前も「逃げていい」って言ったんだろ? お前にとっては整備班の名前のないキャラでさえ愛おしい仲間だったんだよな。失いたくないものだったんだよな。お前はただの悪役ではいられない。でも正義の味方でもいられない。だからこれでいいんだ。またどこかに旅に出て、ふらっと帰ってこいよ。ガイがいてもいなくても、お前はお前だ。お前を待っている人がいる。愛してくれる人がいる。それってきっと素敵なことだ。「逃げていい」。それはお前も同じなんだよ。つらいことに正面からぶつからなくたっていい。光の戦士に認められないお前だってお前だから。

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これからも、終わらない。

半年間楽しかったぜ!!!!!!

これからエキスポとかtheliveとかあるけど! 全部行くよ!

色んなものが好きになれる半年だった。

コロナで気が滅入ることもたくさんあった。

俺の場合何故か持病も増えた。

だけど楽しく過ごせたのはZがあったから。

撮影も大変だったのに、それでも届けてくれたことに感謝します。

セブンガーもそうだけど、ウインダムやウルトラQ怪獣を改めて好きになる作品だった。こうして過去を愛せることはとても尊きことだと思います。先人たちの血の滲むような努力がこうして新時代でも報われていく。ウルトラシリーズだからこその境地ですね。

何度でも言おう、俺はウルトラマンが好きだ。

 

ありがとう、ウルトラマンZ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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──行ってこい!#24『滅亡への遊戯』

風邪引いた。

明日Z最終回なのに。

風邪引いた。

バイトに行ってるから悪化する。

書くわ、どうやらウルトラマンが好きらしい。

ウルトラマンZ』

第24話『滅亡への遊戯』


『ウルトラマンZ』第24話「滅亡への遊戯」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 24 -Official-

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ちゃんと遊戯要素を回収してくれます。

遂にここまできましたね。大筋自体は応援配信されているようにダイナと似ている構成になっているのですが、今回は異星人の介入が組織内に及んでいるという劇場版ダイナとダイナ終盤の合わせ技みたいなことになっています。ミリタリー要素強めの作品ですから、なんというかこういう結末は見えていたような気もしますが、それはそれであり。むしろ全25話でここまでの積み重ねをこなしてきたことが奇跡のようなものですよね。ストレイジのみんなが好きになっていたから解散でショックを受けたし、セブンガーが好きだから退役で悲しんだ。つまりはZが好きだから最終回を惜しむんです。

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この男、最初から最後まで中途半端。

まあ語らなきゃいけないのはこの男について。前回に引き続き美味しいところを持っていくセコい奴です。当然のようにマスクオフしていたのでちょっとビビりました。それできたんかい。昔木を斬り生き方を否定されたと語りますが、力の危うさなんてムサシもアスカも知ってるんですよ。他者の無知を嘆いていながら全体でみると愚かなのは自分自身という。だからこの男は悪役なのです。しかしながら悪に徹することもできない。目の前の命を諦められない。中途半端ですね。本当に馬鹿。何者にもなれず、何者でもないまま生きてきたジャグラスジャグラーには何もありません。何も持っていない。そんな彼は、ヘビクラ ショウタとなって、やっと、仲間を得た。心から笑いあえて、存分に心配できて、優しく愛せる仲間を。しょーもない男ですよ。ライバルに追い抜かれて、たくさんの人を失って、殴られて、目が覚めて、善人であると勘違いされて、ここまできて、やっとひとつ掴めた。だからただの悪役ではいられない。だからウルトラマンにはなれない。ヘビクラとして掴んだものはそう簡単に消えたりしない。それは時には呪いのように、時には愛として纏わりつくことを彼はまだ知らないから、だからこんなところでジャグラスジャグラーの物語は終わっちゃいけないんです。ガイが風来坊になったように、彼も永遠の旅を続けなければいけないんだと。それはそれとしてマスクオフはかっこよかった。それに対するクリヤマさんも超かっこよかったのでそのシーンだけでも今回を見る甲斐がある。

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言葉は必要ない。

色々悟って絶望するユカ、乗っ取られるヨウコ、正体を知るバコさん。それぞれにスポットを当てた描写が良かったです。バランスよく描かれている上にそれぞれしっかり物語を促進させる効果を持っていたので非常に見やすかった。よく30分番組に纏めたなぁという感じ。クリヤマさんがヨウコに向かって独白するシーンがまさかあんな雰囲気になるとは思ってなかったのでゾクゾクしました。トリヤマ補佐官どころかこんな展開に巻き込まれてしまったね……。これまで暗躍を続けてきたセレブロの目的も発覚、狂気的で猟奇的なヒール、殴りがいのある良いキャラクターだと思います。最終回どう調理されることになるのか楽しみですね。僕はジャグラーが裏で仕留めると思っています。

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かっこよ。

ベリアルメダルを呑み込んで暴走するトロゼロ。奇しくもゼロダークネスとして暴れた姿が重なります。上の写真のカットめちゃくちゃかっこよかったですよね。レッドキングを殺害する直前なわけですが、去年のパンドンを倒したトレギアもかっこよく感じていたので同系統の印象を受けたのかもしれません。トロゼロVSゼットも良い。アルファエッジらしい素早い格闘術が光る光る。ヌンチャクで腕を絡めたと思ったらブレードを回転させて逃れるトロゼロ、それに対してスラッガーのみで挑むゼット……という一瞬のうちに濃密な戦闘シーンを展開してくれました。ハルキの魂の叫び、そしてアルファエッジのテーマ。激熱でした……。朝から興奮しちゃったわね。クレッセントを呑み込むとは思ってなかったからびっくりしたけど、初見時は何言ってるかわからなくて何喰ってるのかわからずに見ていました。え、俺だけ?

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禍々しい狂気。

久しぶりの合体怪獣。整合性などはなく、さもすればイズマエルのようなグロテスクささえ見せてくれるこいつ。デストルドス、いいですね。合体してる怪獣がまあ珍しいこと。周年ウルトラマンを意識してくれたのでしょうか。死への欲動、デストルドーが元ネタであろうこいつは中にD4レイを内蔵したまま大暴れしてくれました。特に怪獣の能力を使うとかじゃなくて力技でごり押ししてくるの、セレブロ君的にはよかったのでしょうか。ゲームするたびにこういうやつ作ってるの? 大変だね。ガンマイリュージョンをも圧倒するパワー、ラスボスに相応しい。ひとつ意外だったのはベータの方が力が強かったこと。すべての面において圧倒されるというわけではないのがなんとも新鮮でした。僕としてはまあまあ嬉しい。なんでもかんでも噛ませにならなくていいのよ。あとはD4って画面全体が割れるような描写ばかりでどういう風に発射されているのかあんまりよくわかっていなかったので今回真横から見せてくれたのは良かったな。ベリアルメダルがないから最強フォームになれないというのも良い塩梅であったと言えるかもしれません。ウルトラマンが三人来たときは流石に焦っただろうなセレブロ

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さらばウルトラマン

初代マン最終回のオマージュで語りかけるゼット。ここでもあんまり決まらないのが彼らしくてなんだか微笑ましいですよね。ハルキの身が危険だ──というのはウルトラシリーズ終盤あるある。これが燃えるんですよね。目覚めたハルキを待っていたのは元ストレイジメンバー。

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反撃、開始──。

魂を削って共に戦ってきた仲間たちが集結する。

 

何度別れたって終わらない。終われない。

 

世界を変えるのは俺たちで、ウルトラマン

 

もう一度叫ぼう。

 

ご唱和ください、我の名を──────!

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遥かに輝く、その光の行き先は──!

次回『遥かに輝く戦士たち』

 

風邪酷いから寝ていい?


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第24回(終)「ここから始まる」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 24

はいボイドラ。

こっちは最終回。

ここに繋がるんだ、みたいな感動。

前日弾ということもあり、彼の成長はこれからだ!という終わり。

昨年とは全く違うベクトルで毎週笑わせてくれたボイドラの終わりをぜひ貴方の目と耳で確かめてみてくださいね。ぼくは明日の最終回に向けて寝ます。

特別だったもんね、ストレイジ。#23『悪夢へのプレリュード』

書くで書くで

ウルトラマン好きなんよ。

特に近況報告がない

 

ウルトラマンZ』

第23話『悪夢へのプレリュード』


『ウルトラマンZ』第23話「悪夢へのプレリュード」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 23 -Official-

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なんか豪華やね。

今回!は!

基本的にウルトロイドゼロの顔見せなんですが、内容自体は割と前々回に近いのかもしれない。だからといって飽きさせないのがニュージェネの強み。映像面でのクオリティがヤバすぎる。映画を見ているような豪華さでした。まさにウルトラQ企画段階の狙い通りだね。迫力が凄いんよ。つかZは全編その迫力で乗り切っているといっても過言ではないかもしれない。ってことで中身の話をしていこうと思う。

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可愛い。

ストレイジが正式に解散してから暫く。隊長は除隊してハルキは警備に。その不満を漏らす姿がストレイジでの日常が尊きものであったことを物語っていて、僕はそんな表情が愛おしく思えました。マジで良い。ヨウコもまあ同じことを想っていて。こういう部分が好きなんよ、ウルトラマン。セブン一門の防衛隊はロクなことにならないのですが、全滅とか爆破とかしなかっただけマシだと思います。ウケる。チームUも今考えたら全滅済みの防衛隊から生えた人々だったのでマジで地球に来ないでほしいセブン一門。嘘です。好きです愛してます来てください。なんなら自宅の扉開けておくので直接来てください。あとハルキはもう少ししっかり食べた方がいいと思いました。ヨウコ先輩はもっといいものを食べて心身ともに健康でいてください。ウルトロイドには俺が乗ります。俺はウルトロイドゼロでいく!

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大迫力。

プール撮影よ。ジード1話ぶりですね。予算もかかるし準備も大変ということで1話でやるから許されたという話をジード当時のインタビューで読んだことがあるのですが、まさかの23話で登場。クソ迫力ある。シナリオ重視で見ているタイプの俺でさえ興奮してしまいましたからね。相手はタッコングとキングゲスラというタイガに喧嘩を売ってるチーム。この2匹、去年とは立場が変わっているのが面白いんですが、さらに超強い。ばしゃばしゃしてるのが見ていて楽しいので嬉しい演出でしたね。ミニチュアの技巧が光る。そして攻撃を受け続けて海の中にまでぶちこまれるじゃないですか! 展開上あの場所の下があんなに深い海だと設計上大分問題があると思いますが、ここでは理屈は無視! 劇場版ガイアのティガVSスキューラを思い出すかっこいいアングルでした。欲を言うともっと海中で戦ってる姿を見たかった。欲を言うのをやめました。トレギアが来ても困るので。

※追記、プール撮影はタイガのタッコングでもやったって有識者の友人に凄まじく叱られたのでそういうことだと思ってください。

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かっこいい。

ウルトロイドゼロよ! 長いな名前。トロゼロって呼びます。美味しそうですね。

多対一というウルトラマンゼロの初戦を彷彿とさせる初陣! 強大な力を地球は許さないということなのでしょうか。つかD4なしでも素で強いのダメでしょ。人造ウルトラマンの中でも随一の強さだと思うんだけど。今のところ暴走してるわけでもないしね。D4一発撃ったら動けなくなるだけで、それ以外の部分が異常に強い。ズルくない? 勿論ヨウコの卓越した操縦技能があってのことではあります。だから人工ウルトラマンって安定した戦力にはならないんですよね。ジードが特殊なだけ。トロゼロ普通にゼロの能力模してて面白い。ゼロもビックリですよ、地球に来たら自称弟子が死んだはずの宿敵の喋る生首を振り回しててその近くに自分を模した人造ウルトラマンがいるんですよ。怖いわ。夢に出る。

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画像へのコメントが雑って言った奴全員殴る。

するっと出てきた二刀流! ジードの時もそうだったけど、こういうオタクが考えそうなやつを出してくれる坂本さんが好き。ジードクロー×キングソード良かったよね。デルタは安定した強さ。ゲスラタッコングを殺さずにいてくれたのは嬉しい配慮だったけど、それはそれとして共存できないんだし倒してもよかった気はする。ベリアロクくん、手加減もできるんだね……。ベリアルが見たら卒倒すると思うんよ。今回は特撮面が兎に角楽しかった。ほぼ全編戦闘シーンみたいな回多いよねZ。使う写真がブレてるのは、ちゃんとした選定をするのが面倒だったというだけの話です。自分で本編見てください。最終回近いな……。

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何をしても美味しい男。

今回冒頭で衝撃の上裸を見せたこの男、最後にすべてを持っていきます。まあこうするだろうよこの人は。衝撃の隊長正体バレ!がメビウス以来なわけですが、それにしたってハルキが可哀想なところあります。君は悪くないんだよ。悪いのはこの男だよ。ジャグラーはいいね、何してもいいね。ガイという男が物語を紡いだように、ジャグラーもまたジャグラーの物語は続いていく。たまたまゼットが巻き込まれただけ!! たまたまで迷惑かけるんじゃないよお前は。Zの超全集で彼の補完があるのはほぼ間違いないだろうし、今から楽しみですね。

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この怪獣は──!

遂に動き出すセレブロ、ジャグラスジャグラー

ウルトロイドゼロは何処へ向かう!?

そして旧ストレイジの面々は。

次回『滅亡への遊戯』

 

ラスト2話だよマジか。


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第23回「採用試験②」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 23

はいボイドラ。

突然熱い展開に。びっくりしたわ。

これ何?

ポケモンのチャンピオン戦だったりする???

なんだか、今までの自分が否定されてる気がして#22『それぞれの明日』

今日も張り切ってやっていきましょう。

 

ウルトラマンが好きだったりします。

 

ウルトラマンZ』

第22話『それぞれの明日』
『ウルトラマンZ』第22話「それぞれの明日」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 22 -Official-

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ぎょっとした。

待ちに待ったセブンガー復活回です。このタイミング??と思わないでもなかったけど、想定していたよりは燃える展開でした。なんていうかな、セブンガーが引退した時点で最高の復活、100を予想していたんだけど、次回予告での登場で期待が50になって、でも実際見たら70くらいの盛り上がりだった、みたいな。わかりにくいよね。盛り上がりとしてはもっといいタイミングはあったと思うけど、それでもそこまで悪くなかったわけじゃないっていう。でもこれ構成上の問題というか、ここの展開で言うと「セブンガーがキングジョーよりも活躍することでパイロットのヨウコが買われる」って流れを作りたかったんだろうなぁというのが見えているのでそこまで責められないんですね。だって結構自然だったし。ここまでくるとむしろウインダムのどんでん返しを期待してしまう、ないとは思うけども。

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俺も見に行きたい。

前置きが長くなってしまった。ニュアンスの話って難しい。伝わっても伝わらなくてもよーわからんのよブログって。まあどうでもいいね。

ストレイジ解散が通告されて数日、それぞれがそれぞれの場所に生きているという描写がなされました。正確に言うと現時点では解散してなくて、解散までの猶予といった感じ。ここの曖昧さが日本組織ぽくて良い。ハルキはいつものように考え事を鍛錬とセットにすることで消費、ヨウコは休暇、ユカとバコさんは博物館の手伝い、ヘビクラ何しとん?

前回にもあったんですが、名前もわからないような整備班の人々が悔しそうにしたり良かったりする姿が凄くいいですよね。特空機に対する愛や誇りが見えるし、みんなで盛り上がっていた四話辺りを思い出すと胸が痛くなるのも最高。これが積み重ねの作劇かぁ……なんて思いながら見ていました。素敵。ハルキとヨウコのデートでは腕相撲に拘る理由がそこはかとなく匂わせられたりしていましたから、もしかしたらこの先で回収されるのかもしれません。タピオカ見ると去年のトレギア思い出すわやめろ太れ。

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この表情がいい。

バコさんやっぱかっこいいですよね。。特空機を見送るシーンでは生活がかかっている整備班の青年たちの肩を叩き後を頼んでいくという。あそこでもウルトロイドゼロがしっかり映っていたので、バコさんからしたら彼も平和を目指すための仲間になれたのではないか……なんて願いや悔恨があったのかもしれない。つらいね。まあ現時点では防衛用兵器なわけですが。終盤に出てくる人型兵器がまともに味方してくれた試しなんかないやんな……。ウインダムやキングジョーもずっと一緒に戦ってきてくれた仲間です。なんか感慨深い。セブンガーをいつでも動かせるようにしてあるっていう定番にして王道、最強の展開ではあったんですが、あまりにもすっと登場して参戦したのでそこまで盛り上がる感じではありませんでした。全特空機が全滅、ゼットさえ倒れて……みたいな流れの最後の最後に出てきたら燃えたよね、俺ならそれを提案する。最初の機体の美味しいところでもあります。が、だからといってセブンガーがダメだったわけじゃあない! キングジョーが押されつつあった展開でバロッサ三代目を圧倒! 挙句の果てにはヨウコ先輩の圧倒的なレスバ力によってベリアロクを制御するという良い展開。これは意外だった。ベリアロクも楽しませてもらったって喜んでましたからね。ジャグラーさえ満足させられなかったベリアロクを唸らせるヨウコ、流石の貫禄です。

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いや、普通に興奮した。

ジャグラーさん、遂にダイナに攻撃されました、流石にウケる。

ということで今回はガンマが久しぶりの大活躍!

てかゼットってジャグラーのことは知らないのかな? 君の師匠も兄弟子も共闘したことあるよ。デルタはベリアロクが吹き飛ばされたので素手だったわけですが、これがなかなかカッコイイ。デルタライズクローのクロー要素が出てきましたね! ベリアルもジードも爪で攻撃するのでオタク的には大興奮。坂本ガンマは例のごとくオタクキラーを発揮、パワータイプストロングタイプのダブルアタックの後に劇中再現のガイアで締め。これは助監督さんの進言によるものらしいのでスタッフが一丸になって製作しているというのがよくわかって気持ちよくなりますね。今、TDGが熱い。コスモスも来年周年だからよろしくね。ギャラファイを見ろ。坂本さんと言えばタイプチェンジ。それぞれの個性がしっかりと生きた見ごたえのある戦闘シーンでした。思い返せばファイブキングも坂本メイン田口演出での登場でしたからそれが逆転してるZで再登場しまくるのもなかなかオツなものです。ファイブキングくん、TDGのオタク説ある。ない。

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バロバロうるせぇ!

ジャグラーの目的はキングジョーにゼスティウム光線をぶち当てることでウルトロイドゼロの製造を進めたかった……という模様。ま~たこういうことやってるよ。ハルキに見返してやれ!なんていうけれど、その精神の根っこにあるのはウルトラマンやガイに対する悔しさだったりもするわけで。そしてハルキは仕返しなんかしないと思うんですよね。ジャグラーだからこそできる立ち回りでした。

そしてバロッサ。三代目というのもありますが、もはや初代の寡黙さは死にました。ウケる。これはこれでニュージェネ以降のウルトラっぽくて悪くないとは思いますけどね。真面目にかっこいいバロッサもぼくは好きでした。今回はもうキャラが薄い。他にやりたいことが沢山あったから仕方ない。ただ暴れてるだけなので特に強いわけでも弱いわけでもない。デンプンで巨大化できるらしい。せめてウルトラ関連アイテム使ってパワーアップせい。ゴロン棒も何か効果があるわけでもなかったのでただの武器でした。所持している武器の数を見ても最初のバロッサが最も優秀だったんでしょうね。あいつキングジョーも持ってたわけだし。徐々に弱体化してるやんけ。長男だから頑張れたんでしょうね。卑劣の刃。

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セブンガーも一緒に並べたらよかったのにね……。

セブンガーは今回の勝手な出撃で解体されたりしてしまうのでしょうか。やめてくれい。キングジョーのパイロットは例のあの人でしたね。

そしてウルトロイドゼロです。ゼットの光線を元に作られたと聞いたらゼロも激怒するんじゃなかろうか。せめてゼロの光線解析しろ地球来てるんだから。こうしてみると鹵獲したキングジョーは兎も角として着実に人型ロボへと進化していく様が見えますね。4話でも触れられていたような技術の向上がこのような形で完成しつつあるというのはなんとも形容しがたい気持ちになります。さあラスト3話、頑張れウルトラマンゼット!ストレイジ

 

ギャラファイみよ。

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プレリュードって聞くと英雄の詩思い出すね。

遂に起動する特空機4号『ウルトロイドゼロ』。

ヨウコはそのテストパイロットに選出される。

その時各地から怪獣が出現、ウルトロイドゼロで立ち向かう!

 

次回『悪夢へのプレリュード』

 

いや悪夢て。


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第22回「採用試験①」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 22

はいボイドラ。

今回はあ、ここゼミでやった!のコーナー。

雑に武勇伝を語ったゼロのボロが出る回でもあります。

何気に続いていたのが面白い。

こんなやり取りもそろそろ見られなくなると思うと切ないね。

確かに、D4レイはアンダーコントロールだ#21『D4』

文フリの話聞いてよ。

自作の本完売した。

凄くない?

褒めろよ。

 

書きます

ウルトラマンが好きです

 

ウルトラマンZ』

第21話『D4』


『ウルトラマンZ』第21話「D4」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 21 -Official-

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ケルビムいいねぇ。

今回良かったねぇ。

四話だったかな?

序盤でも何度か触れていたような人類の暴走が遂にラストで開始します。ミリタリーというか未知数の力を扱うお話になると避けられませんね、仕方ありません。序盤の記事では暴走しないのもいいんじゃないか……という話をしているのですが、そういう意味だとキングジョーが達成しているんですよね。ストレイジのみんなは正しい心で制御しきったので。D4……短くかっこよく恐ろしいネーミングです。今回も迫真の演技が楽しめる素敵な回でした。迫力あるよなぁ。

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結構冷徹でビックリした。

ゼットくん、力を得ようとする人類に対して結構クールでしたね。もっと熱くなるものかと思っていたので意外でした。だからこそハルキも複雑な様子。わかります、止めてほしいと思いながら助けを乞うことってありますもの。ゼットもまだ未熟ではありますが、それでも人類よりは一歩前に進んでいる存在であることは間違いありません。そしてきっとこういったことをゼットも理解しているのでしょう。勘が鈍いようなキャラクターではありますが、この機微はわかっていての塩対応なのかなって思います。というかそのくらいの塩梅の方が俺は好み。アホなだけじゃないってのが欲しい。

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未だ現役。

ケルビム。オーブ以来?

オーブで登場したのって『ニセモノのブルース』でしたっけ。あの回のメインはババリューだったもんね、印象薄いのも仕方ないかも。ただでさえ凶悪な顔つきな怪獣なのですが、スーツの劣化によって怖い感じが倍増してますよね。メビウス当時も劇場版でちらっと登場したりしてなかなかの名悪役でした。天使なんですけどね元ネタ。命の木を守るための天使って聞くとジャグラーの過去を思い出して、制作陣も考えていなかったようなつながりが見えてきて楽しくなってきます。こういうのが考察だと思うんよね。こうしてみるとヘビクラがケルビムを厄介者扱いしたのもなかなか深みが感じられませんか? ませんね。どうでもいいです。

今回のケルビムは大量に現れるという最高に怖い感じ。いつもの出撃シーンもちょっと違って見えたりしてかなり面白い工夫だったと思います。

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これ怖い。

落ちてくる隕石が全部怪獣ってヤバくないですか?

そしてまさかの新設定マザーケルビム! おっきいのよこれが。

生態系において強いのが雌個体というのはウルトラシリーズでも踏襲されていますよね。グルジオレギーナとかマザーザンドリアスとか……。そのなかでも結構凶悪に描かれていた気がするのがケルビム。意外も意外な登場だったので嬉しかったです。

ケルビムといえばメビウスミクラス回で、名言として名高い「君のおかげで今日は四分間戦えた」ですが、ゼットだと「同じ時間を共有して戦っている」なんですね、なんだか素敵だな。どちらにも良さがあってなんだかニコニコしちゃう。

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やっぱ強いのは母親。

今回の魅力はやはりヘビクラとクリヤマ長官ですね。お互い超ド迫力の演技で魅せてくれました。上官に向かって「黙れ」と言い切ってしまうヘビクラ、恐らくはセレブロが乗り移ったのであろう序盤と終盤でキャラが変わってしまったクリヤマ、その激しさが展開の熱量を高めてくれます。いや~~~良かったな。ヘビクラが過ぎた力をヨウコに使わせたくないっていう姿勢を見せてくれたのが嬉しくて。ヘビクラは終始ジャグラーを覗かせるような演技を見せていたので楽しかったですね。ああいった怪しい演技がとても面白く惹かれてしまうのでしょう。最近ピンチ続きだったヨウコも今回は更にヤバい状況へ。D4を使う寸前のあのパニックみたいな表情、鬼気迫っていて良かった……。引き金の重さが視聴者にも伝わってきました。ユカも決して技術ジャンキーというわけでなく、ちゃんとヤバいものはヤバいと言い切れる子でした。バコさんをはじめとする整備班のメンバーが怒っていたのもプライドなんかを感じられて良いシーンだったなと思います。

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ヤプールもビックリ。

デルタがかっこいい回だったのに画像一枚も貼ってないね。

まあみんな本編見ていることでしょう。

ヤプールの技術を応用した兵器、そんなものが悪用されるとなれば最悪の事態になることは避けられないでしょう。悪用されるところまでヤプールの計画だったんじゃないか……そんな気さえしてくるのが最高。D4の表現怖かったですね……あのくらいになれば存在してはならないっていう説得力にもつながるので良いと思います。次元崩壊を止めたゼットを見つめる女性の視線……次回の展開に繋がる引きも用意されていて豪華な構成でした。次元崩壊って光線で解決できるんだな……。そして最後のストレイジ解散!

セブンのウルトラ警備隊壊滅やレオのMAC全滅に続いてセブン一門は大体可哀想なことになる。みんな無職になっちゃうの……?

若い子たちは兎も角バコさんのような高齢者が再雇用されることなんかあるのでしょうか。技術職だから需要はあるのかな? そんなことはどうでもいいね!

ストレイジはどうなってしまうのか! ラスト四話、燃えてきましたね!

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まさかの解散!?

それぞれが自分の道を歩み始める……

それはある意味で自然な姿だったのかもしれない。

しかし彼らは戦士だった。

明日の先で再び戦うことを選んでいく──。

 

次回『それぞれの明日』

 

答えを教えて、セブンガー。


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第21回「メビウス兄さん」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 21

はいボイドラ。

いいねメビウス

大人になったなぁ。

なんというかちょっと意地悪にもなって

去年のボイスドラマを考慮すると悲しくて仕方ない。泣きそう。

GUYSのみんな。僕らはここまで大きくなりました。

命を守るために、あいつらを作ったんだ#20『想い、その先に』

書くわよ、今週末文フリで本出すから買いに来てね♡

 

ウルトラマンが好きです。

 

ウルトラマンZ』

第20話『想い、その先に』

 


『ウルトラマンZ』第20話「想い、その先に」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 20 -Official-

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ちょっと怖い。

今回は超楽しかった、ウルトラマン見てる感じ。無から生えてくる悪の組織とかそんな感じ。

というか人工生命体が容易く受け入れられてるあの世界、倫理観がヤバい。擁護する術がなかった。人工生命体の見た目があのゴリラモドキなのもヤバい。人間創る気満々じゃんね。医療にも役立つって言ってたけどそれが怖いねんな。俺が無知なだけでIPS細胞とかもそういうものなのだろうか。こういう部分から興味を持っていけたら素敵ですよね。今回楽しかったのは真面目にふざけた作戦を遂行するところだったり。ああいうの、懐かしくていい。

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可愛い。

最近勝てないウインダムとキングジョーのタッグですが、今回はM一号に振り回されまくります。二機同時にぶつかっても押し敗けるの凄いですね。それでいてベータスマッシュの方が力勝ちするというのも絶妙なパワーバランスが見て取れる。去年だとパゴスがタイタスより力持ちという話を見て驚いたものでした。確か公式サイトに書いてある。人工生命体ってそんなに強いんか……。無から生えてきた悪の組織、よくわからないまま退場しますが、あの片言で襲ってくる人の悪の組織感がたまらない。なんだよ悪の組織って。M一号使って何するつもりなんだ。あいつ放置してると母親探して旅に出たり宇宙飛んで説教してきたりするぞ。良いエッセンスだったと思います。感電して巨大化するならもうちょっと警戒しておいた方がいいよ。

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なんでM1号って名前にしたの……

今回の肝はやはりイナバ親子です。娘さんの感じ、なんというかメビウスの神宮寺親子を彷彿とさせました。別に共通点があるわけじゃないんだけど。バコさんと娘さんのあの距離感が生々しくてよかったなぁ。普段から一緒にいるわけじゃないけど、たまには会いたいっていう。でも会うと話題に困るあの空気。バコさんの不器用な一面が垣間見られてうれしかった。イケオジに娘がいてショック……っていう定番のやりとりも枯れ専のヨウコがやってくれたので満足です。バコさんの戦う活力も「これ以上娘を悲しませるんじゃない」なのがいいですね、かっこいいパパだ……。ラストでM一号がバコさんに抱き着くのもさりげない演出ながら見ていて微笑ましくなってしまいました。バコさんが前線に出てくるのも定番の展開だったけど、定番には揺るがぬ良さがあるからこその定番なんだって再確認できました。

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俺も一緒に踊りたい。

M一号といえばウルトラQの怪獣ですね。ガキ使のお正月特番で取り上げられてから知名度がグッと上がったような印象があります。ウルトラゾーンではラゴン、ケムール人と一緒にコーナーを持っていましたし、『ウルトラマンX』では人間を凌駕する知的生命体として登場、大地やアスナのことを試してきました。どちらのM一号もQの個体を意識しており、「私はカモメ」というセリフを言わせたりして従来のファンを驚かせてきました。が、今回のM一号は一味違う。スパイスガール!

ただの人工生命体なので一言もしゃべらない!これ一番びっくりしたわ。巨大化して戦う!こっちの方がびっくりしたわ。なんか可愛く見えてくる!これ一番びっくりしたな……。僕は英語圏で生きているので最上級は複数あっても問題ないんですね。嘘です。この世で最も嫌いなのはタバコと英語と仮面ライダーです。オーズのサブタイみたいになっちゃった。

そんなことはどうでもいい。まさかM一号がウルトラマンと戦うことになろうとは……。こんなこともあるんですね。無事生還して良かったです。踊ったりするの可愛かったね。あの作戦はメビウス小説でユーゼアルを誘導するコノミ隊員の作戦を思い出しました。常に何かを思い出してばっかりだなって? そらそうよ、オタクだもん。

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父親をなめるなよ。

ストレイジのメンバーもよかった。命を救うための組織で、M一号もひとつの命だろう!という主張は11話からの流れをしっかりと汲んでいて好印象。ハルキのことがますます好きになっていきます。それに賛同するヨウコやユカもそれぞれの覚悟とプライドがあるっていうのがこれまでの積み重ねでわかるのも素敵ですね。それを笑いながら許すヘビクラもジャグラー故の余裕を感じます。中間管理職って大変だよね……。ペコペコ頭を下げながら時間を稼ぐジャグラスジャグラー、こういうところがあるから嫌いになれないんですね。こいつのせいでセレブロは生き延びてるからやはり数万人単位で命が犠牲になってるわけなんですが。

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今日のデルタは一際かっこよかった。

デルタライズクローが今回は捕獲に徹するという。斬るなと言われたらちゃんと従うベリアロク、正直笑った。言うこと聞くのかよ!!!!って突っ込んだ。本当にあのベリアルなのだろうか……と思ったけど本質的にはジードに近いのかもしれませんね。デスシウムクロー、攻撃もできそうだしなんか素敵だな。ストレイジの展開する作戦、ZATのようでもありながらウインダムが躍るというメビウスオマージュ(多分意識してない)もあって、見応えのある映像に仕上がっていました。作戦を連発するのは13話のカネゴンでも似たような展開がありましたね。今、ウルトラQが熱い。来年55周年ですか。頑張って100周年までは生きたいなって思っています。俺ならきっとその瞬間までウルトラマンを愛していられる。そのためならどんな苦痛も我慢できる。みんなで生き抜いていこうね。円谷公式チャンネルでは現在『ウルトラマンサーガ』も配信しています。

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シンプルなタイトルが映える良い例です。

バラバの残骸から作られたのは強力な新兵器、『D4』

その圧倒的な力を前にストレイジのメンバーは反発するも……

宇宙から襲来したのはケルビム!

 

貴方の信じる正義は何ですか?

 

次回『D4』


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第20回「ギャラクシーレスキューフォース」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 20

はいボイドラ。

露骨にギャラファイ2の宣伝きましたね。

今週末からスタートですからワクワクが止まりませんね。

僕は文フリ会場で見ようと思います。

平和をもたらす、最後の勇者となれ#19『最後の勇者』

書きます

遅れてますが書きます

 

ウルトラマンZ』

第19話『最後の勇者』


『ウルトラマンZ』第19話「最後の勇者」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 19 -Official-

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影絵にエースがいないのは素直に攻めの姿勢だと思う。

今回はまさかのウルトラマンエース登場回! ZときたらAって考えるのは妥当ではあるんだけども、まあ考えてなかったよね。オタクのやりがちな二次創作って感じだったのにまさかのド直球という。最初に言っておくと最高でした。だけど特に考察することは特にないので簡単な感想をしたためておこうと思います。実はかなり時間もないので。

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最近の可愛い枠。

ベムスターといえばめちゃくちゃ強いイメージがありますよね。平成に入っても猛威は止まりません。が、半ばサプライズとして登場したにもかかわらず超獣の気配を感じて退場。怪獣より強いのが超獣ですからね、本能で逃げ出すという設定も説得力があるんじゃないでしょうか。とはいえベムスターとバラバといえばそうタイラント。そういうつながりがあったのかも? レッドキングも登場しているのであとはシーゴラスとイカルスとハンザギラン、キングクラブ……まあ無理か。それにしてもベムスターがガスタンクを呑んでいるのは久しぶりに見ましたね。ウインダムやキングジョーでも苦戦するベムスター、またいつか登場してくれると嬉しいですね。結構スーツガタガタなんですけど。限界があるのはしょうがない。

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令和復活シリーズ超獣からはまさかのこいつ。

昨年のパゴスやギマイラに続いてブルトンバラバ……という良い流れ。エースキラーの影に隠れがちだったバラバが遂に目玉怪獣へ! 素敵ですね。あの回前後の流れ的にバラバがメインなんですけど、ウルトラ兄弟の十字架が印象的だったということなのかも。殺し屋という名前に違わぬ凶暴なルックスと装備。とても強い。そう、ウインダムキングジョーどころかデルタライズクローですら圧倒してしまう!!

うん、いいね。

どんなに殴っても死なないしなんかうめいてるし強いし。たった一話でヤプールの設定を消費してしまうとは思わなかった。超獣は今も昔も愛される怪獣群で、昨年のタイガボイスドラマでも話題に取り上げられていましたね。強い怪獣はそれだけで価値なんです。

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ベリアロクなしでも頑張れ。

タイラントとしても活用されているチェーンは健在。ベリアロクを即座に封殺するのは流石の怪獣兵器といったところでしょうか。デルタくん妙に弱く見えるのは俺だけかな。デルタ以外の姿でもベリアロク使ってみてほしいなって思っていたので今回デルタが解除されるのと同時に消滅してしまったのはちょっと切なかった。まあ今回の主題を見ていくと仕方ないね。

バラバがウインダムを見てエースを想起するというシーン、円谷ギャラクシーの記事で『ウインダムがアナザーウルトラセブンである必要』という話がなされていまして、それを読んだ身としてはなんというか感慨深い演出になりました。言ってることがわからんでしょう、じゃあ円谷に貢いで記事を読め。

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戦え 戦え ウルトラマンA

つーわけでメインディッシュウルトラマンエース

まあかっこいい。

僕はウルトラ銀河伝説を見てウルトラ兄弟信者になってしまったオタクですので、それ以来ウルトラ兄弟の客演があると狂喜乱舞してしまうんですね。中でもあんまり擦られないエースともなれば喜びもひとしおです。

必殺技を叫ぶという賛否両論の演出がありましたが、そのかっこよさが今の子供たちに伝わるというなら僕は大賛成です。十勇士で必殺技名叫んだ頃から何もかも諦めてる。

えてか技のエースじゃんこの連発具合。最高だわ~~~~~~~~~

せわしない動きで超獣を追い詰める戦士、当時のイメージがきっちり生きています。

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変わらぬ威力。変わった演出。

今回の素晴らしい部分はエースの動きに説明を付けたこと。

エースといえばたまにやるオーバーキルが有名ですが(バラバも被害者)、その残虐性に理由がついたわけですね。超獣には痛みや苦しみ、恐怖がない。完全に殺しきるまで攻撃し続けないといけない。天才か?

バラバの死にざまもAでの演出を意識したものになっていて脱帽。目が飛び出てた……。爆発もZの文字になっていましたね。

エースのせわしない戦法や切断系の技が多い理由にもなってる。天才にもほどがある。

これだけでこのお話にはすさまじい価値があるわけなんですけども、そこに終わらないのが最強たるゆえんですウルトラシリーズ

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盛り上がり、異常。

ウルトラマンエースの宿敵、ヤプール亡き後にも超獣は襲来し続けました。今回も言われていましたが「ヤプール死すとも超獣死せず」。これは日本の史実の言葉を用いたものになっているわけなんですがエースはかつて女ヤプールに怨念を背負い続けることになると呪詛を吐かれていたんです。今回エースはその言葉を返すというハチャメチャに熱い展開を見せてくれました。勝者は常に敗者の怨念を背負い生きていかなければならない。これはある意味でハルキの父親が言った「救えなかった者のことを忘れない」と対になるわけなんですね。戦うことに悩んだハルキやゼットにとって非常に大切な言葉であったという風に思います。

そしてゼットの頭にあった穴はガチでウルトラホールだった!

超エネルギーを溜めることで最強技スペースZを撃てるようになったゼット。これはありえないくらい熱い。主題歌が流れる演出も相まって息をのんでしまいましたね。よくオタクに擦られる名言を敢えて使わないことでエースの深みが増したのは間違いないでしょう。メビウスの頃の客演とは全く違うベクトルでの助言、さすがのエースと言わざるを得ません。

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終わらせることもまた勇気なのである。

そして衝撃の事実。ゼットの名前はエースがつけたものでありました。そこまでにどういった経緯があったのかはわかりませんが、地球での戦いを経たエースが地球の言葉で名付けたということに美しい感情を見出すことができました。共に戦った仲間が傍にいなくとも、その絆は朽ち果てたりしません。ああ、ウルトラマンが好きでよかった。

戦いを終わらせられるように、そんな意味を込めてのZ。全ての始まりであり切り札でもあるAが言うことの重みが尋常ではありませんね。はあ素敵。

茜色の空に浮かぶZの文字、そこに真っ直ぐ飛んで行ったエースが描くAの文字……あまりに素敵過ぎたので声出して喜んじゃった。映像が綺麗すぎる。

 

ジャグラスジャグラーの表情もよかったですね。歴代ヒーローを紹介できるという意味合いで言うとかなり稀有で貴重な人材だったかと思います。バラバが爆発した後の剣を見て笑うユカで不穏な展開も示唆されましたし、Zはこれからも勢いを落とさずエンディングに向かっていってくれることでしょう!

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次回は記事もおやすみしまーす。

築かれてきたウルトラの歴史を振り返ろう!

というわけで次回は本来予定されていなかった特別編二回目、『つなぐ師弟』!

記事お休みするのでごりょうしょうくださーーーーい。

どうせ明日には次の回なんだけどね。

 


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第19回「兄さん」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 19

はいボイドラ。まあウルトラ兄弟なんですよね。大好きです。

なんかゼロがゲロ甘になってきてる。

メビウスウルトラ兄弟ですからね、教えを乞うなどしろ。

80先生とこんなところで会えると思ってなかったのできゅんとしてしまいました。

ギャラクシーファイト2も間近ですね、楽しみです。