アンタは……私が守る。#17『ガーディアンエンジェル』
かっくずぇ~~~~~~~~
ウルトラマンが好きなので。
ウルトラマンタイガ
第17話『ガーディアンエンジェル』
アバン。
謎の男たちに襲われているのは今回のゲストキャラ、ミードです。
霧崎に目をつけられてしまいました、こいつは死んだ。
イルトさんが生き残ったのが奇跡なんですよ全く。
帰宅しようとしていたカナの前に現れたミード。二人は意図しない形で再会することになります。
ここでOP。映像にトライストリウムが追加されています。
E.G.I.S.のみんなに囲まれるミード。めちゃくちゃ和なごはんを食べます。
軽犯罪を繰り返す小悪党らしいのですが、最後にヴィランギルドに喧嘩を売ってしまったようです。なのでE.G.I.S.に護衛の依頼をしにきた、と。カナじゃないと行きたくないというワガママっぷり。面倒が過ぎるのでカナの出撃です。
アリオの主張が激しい。
目を離すとすぐ行方不明になるミード。シュークリームを買いまくるアホ。アリオの主張が激しい。俺もシュークリーム食べたくなってきた。第6話でのセミ少女の話をみんなに聞かせるミード、クソです。プライバシーってもんがないのか。ミードはカナに4回は捕まっているらしいですが、俺なら二回目で嫌になる。
コケて泣いていた少女をあやしてシュークリームを与える姿を見てカナは笑います。生きていくために犯罪に手を出して人間を信じられなくなったと言いますが、割と理不尽です。知るかって感じです。
カナを天使と称するミード。調子のよい奴なので信用できませんね。
どうやらE.G.I.S.のことを教えてくれたのは霧崎みたいですが、既に悲劇が始まってる気がする。ヴィランギルドからの襲撃。アリオの主張が激しい。今回登場したペダン星人がなかなかかっこいい。
まあカナの方がイケてるけどな!!!
ヴィランギルドさんはそろそろE.G.I.S.を壊滅させた方がいいと思います。何度も邪魔されてますよ。ゾリンがホマレに情けをかけているんでしょうか。もと警察ということもあって流石カナさん強いぞ。
実はミードさん、嘘をついていました。怪獣誘導装置を転売しようとしていたんですね。その輸送にE.G.I.S.を利用していたというわけですね。ヴィランギルドVSクラカッチのお兄さんVSE.G.I.S.。その一方で宇宙人にやられかけていたヒロユキは霧崎に救われます。
霧崎が誘導装置を起動、デマーガが出現します。仲間を助けることと怪獣を倒すこと、霧崎はヒロユキに選択を迫ります。普通にトロッコ問題です。まあこの場合デマーガ止めなきゃE.G.I.S.のみんなも死にそうだし変身する方で正解だと思いますよ。
光の勇者、タイガ! バディゴー!
めちゃめちゃ強いデマーガ。タイガも苦戦します。
「すまねぇ……俺、どうしても国に帰りたくてよ。けどそれには金が要る……だから!」
「アンタは! 悪党だけど……悪人じゃない! ズルくて……嘘つきかもしれない。でも、本当のアンタは……悪い奴じゃない。アンタは……私が守る!」
カナは何度裏切られてもミードの心にある善性を信じていたのです。曲がった性根に向かい合う覚悟はなかなか持てないものなので、ミードが言っていた天使という表現は的を得ていました。
タイガトライブレード! 燃え上がれ、仲間と共に!
バディゴー!
トライストリウムへ変身。それでもかなりイイ線いってるデマーガくん凄いですね。
カナがピンチになったところでミードも気合を入れて戦います。
タイガブラストアタックで撃破。
ミードは逮捕されます。当然です。宇宙人を護る天使、カナに感謝を告げて──
カナに向けて放たれた弾に貫かれます。犯人は霧崎。
一人で反省会をするヒロユキの前に現れたのも霧崎。なんでも大体霧崎のせいです。
霧崎はついにトレギアとしての姿をヒロユキに晒します。これからも楽しませてほしいと囁き、ヒロユキが咆哮するシーンで今回は終わりです。
カナさんがいい人過ぎる。可哀想。俺なら三か月は家から出られなくなるね。全体としては好きな話なんですが、人を選ぶエピソードにはなりそうです。ミードのウザさを愛嬌と捉えられれば勝ちですよ。発言の軽さと真意のギャップを考えるとエモーショナルなので、そういうところを推せば完成度の高さには気付いてもらえるはずです。序盤はみんなを騙しているってことを考慮してみると、その中でも子供を助けたシーンは偽りのない優しさなんだなって思えます。
ゲスト死にがちなのでビターエンドもいいところですが、これまでと全く違う点もあります。これまでの死は物語の結末、結果でした。が、今回は死の先にあるヒロユキの感情こそが結末だったのです。そしてこれまでは後押しをするだけだった霧崎が直接ミードを殺しましたよね。これって明らかに序盤とは違う流れですから感情も変わってきていることがよくわかります。明確に標的がヒロユキに変わっていますね。更にデマーガと戦うタイガを放置していることからタイガ自身には興味がなくなっているというのもわかります。これらの描写で展開を書き分ける技巧には脱帽してしまいます。縦軸でも横軸でもスタッフのみなさんが本気であることがよくわかります。あとはタロウへのお気持ちが気になるところですね。タイガをつけ狙っていたのも元はタロウへの復讐があったような感じでしたし、ヒロユキを狙うことでタロウに繋がる気はしませんから……敵役の目的がズレることって敗北への最大のフラグですよ。こう考えると実力ではオーブに勝てないのにキチンと最後まで悪役していたジャグラスジャグラーの凄さがわかる。執念、嫉妬っていう基本の感情を大事にしているからこそなんでしょうか。トレギアもここからジャグラーやベリアルに負けないヒールになってもらいたいところです。人気だけなら負けてないしね。素の部分が醜ければ醜いほど俺の中のポイントは上がっていきます。
次回『新しき世界のために』
霧崎がどんなに動き回っても勝てません、こっちは正義のウルトラマンなので!
新世界──ULTRASEVENXかッ!
ボイスドラマ。今回からまた三部作になります。
タイタスがウルトラマンとして活躍するようになってからの物語ですね!
惑星Gの雰囲気がバラージみたいですね。アントラーとかドドンゴみたいな龍とか出てこないかな。ノダチザムシャーとか。こねぇよ。