何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

だから、この技術もきっと未来の役に立ちます!#10『宇宙海賊登場!』

めちゃくちゃ書くの遅れたわ。ごめんね。

劇場版タイガは四回観ました、今週末にもう一回行きます。

 

みんなはウルバトやってる? やってない?

じゃあやれ。今すぐやれ。大怪獣バトルが待ってるぞ。

 

取り敢えずやっていこう、ウルトラマンが好きなので。

 

ウルトラマンZ』

第10話『宇宙海賊登場!』


『ウルトラマンZ』第10話「宇宙海賊登場!」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 10 -Official-

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バロバロバロバロ。バロ。

今回は全体的にパニックホラーのような雰囲気で構成されていましたね!

なんだか昭和ウルトラを思い出すような展開であったと同時に、ただ怖いだけではない魅力も打ち出されていて、なんともいえない絶妙な面白さが醸し出されていました。超面白かった。

だからといって語ることがないかと思えば、冒頭では人が強力な兵器を持つことの意味を考えさせられるウルトラ恒例のお話も出てきました。これは第三話でも話題にはなりましたが、これまでのウルトラマンに登場する破格の強さの兵器というのはどうしても暴走したり宇宙人に悪用されてしまったりしてきましたよね。僕としてはこの流れを断ち切ってほしいなって思っていたりいなかったり。バコさんは強力な兵器を持つことに危機感を覚えていましたし、それに対してユカはこれまでの歴史もそうであったと返しました。これはどちらも正しいことを言っていると思います。しかしながら今回の一件でユカは恐れを抱いてしまったかも……というような見方もできますし、こういう奥深さがウルトラマンという作品の醍醐味なんだなぁと実感していた次第です。

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これ超羨ましい。

今回はストレイジ整備班の人々が多く描写されていました。キングジョーの仕組みに感心していたり、新型に期待していたり、仲間を見捨てず命の危険を冒してまでストレイジのメンバーとして戦おうとしていたり……。正直、最高です。こういった人々に支えられているんだと思うと戦闘シーンも昂りますよね。そりゃハルキの無茶な戦い方であれこれあったりするわ。特別な力がなくたって、技術を磨いて整備班にやってきているわけですよね。そういった人たちが宇宙人や怪獣の理不尽な暴力で蹂躙されることが許せない。そうなったとき、『ウルトラマン』が更に輝くんです。これが本当に素晴らしい。周辺を魅力的に描くことの大切さがよくわかりますよね……。これだからウルトラマンはやめられねぇ!!!!! 若い者を優先して残ろうとするバコさん、不可能でもやるしかないと鼓舞して戦い抜こうとした班員たち。ドラマパートが美味しい回は名回なんですよね。何度だって見直せる。勲章とかあげるべきだと思うよ。人間は中小企業とかの地道な努力に弱い。

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イケおじは全人類が好き。

ハルキたちが太刀打ちできなかったヤツを突破したのはバコさん! 簡単なロジックではありましたが、宇宙人が弁当箱や感電を把握していないという根底にある常識を応用して戦う姿には痺れてしまいますね。お弁当、おかずないのかな……日の丸弁当だと栄養足りなくなりますよ。

今回はヨウコがどうにも不調でヤツに振り回されまくってました。いつも頑張ってるからたまには仕方ないかもね。今回、バコさんに並ぶMVPといえばジャグラスジャグラーでした。俺の縄張りとか言って助けたかと思えばジャグラー節ごりごりの発言してハルキを惑わせるといういやお前そういうところやぞって感じで楽しかったですね。やっぱストレイジのことは守りたいんだな……って思ったらめちゃくちゃ嬉しかった。完全に守り切ってくれるわけじゃないのがまたいい。なんだこいつ。好き。

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ここ素で怖かった。

というわけでメインディッシュ、バロッサ星人です。

そうとう久しぶりな新規スーツの宇宙人ですね。最後は誰だろ、SEVENXのボーダ星人かな。あの回伏線アリ皮肉アリでめちゃくちゃ面白いですよ。

縄文土器のような独特な模様をしており、掌を相手の眼前で回転させることで一種の催眠のような状態に陥らせます。相手の頭を掴んで操作する様子が特徴的ですね。バロバロ鳴くのが昭和宇宙人的でユニーク。神出鬼没に移動するのがダダみたいで好き。ヨウコの頭を絞めつけながらユカに迫るシーンはマジで怖かった。ヨウコの発言はバロッサに操られてのものなのかな? 死にかけても戦うことを諦めなかった五話のことを考えると操られていた可能性が高いと思う、というかそう信じたい。小ネタも小ネタ、サータンの毛を縫って作った透明マントは不意打ち過ぎて耳を疑いましたね。サータンだよサータン。ネロンガは既に登場してたからサータンにしたのか!? サータンといえばジャックによる理不尽アタックが決まってましたねぇ。昔総集編ビデオで何回も見たものです。

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武器の詳細は他のブログとかTwitterで見てくれ。

今回も等身大戦闘があったりして興奮しましたね。兎に角『ウルトラマン』をしたいという熱意をひしひしと感じます。宇宙海賊ということで武器を収集しまくっているバロッサ星人ですが、あんま強くない。使い手の問題だというのはウルトラマンジードの五話でも言われていました。ジードクローの回です。見直せ。弱いからとっかえひっかえで戦うというのが面白い! 前半の怖い空気からコミカルな演出が目立つ後半戦へ。ウルトラセブンのバド星人を思い出した。砂とか石とか投げてたからね。もしかしたら意識してるのかも。やっぱ昭和ウルトラを現代の映像技術でブラッシュアップしているようで超楽しいです。いいねいいねいいねいいね。マグマ星人からサーベル奪ったらただの面白おじさんになるけどええんか?

ゼットも今回は時間が差し迫っていたのか直接ガンマフューチャーへ。クールな立ち振る舞いがなんだかアグルを彷彿とさせて興奮せざるを得ない。なんか今回過去作思い出してばっかだな、あんま優しくない感想ブログでごめんなさい。そもそも放送から一週間と数日経過してから書きだしたものを読んでる時点で皆さんも大分物好きですからね。俺とお前は同類よぉ。

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これ好き。

武器になると噂だったゼットライザー、ジードが使ってから数週間でやっとゼットが使いました。バロッサのサーベルが刺さって動けなくなったりして楽しく見られるお話だったなあ。マグマサーベルをガシガシ当てられてもあんまり痛くなさそうなのがちょっと面白かった。バロッサが感電したときに落としていったメダルがゼットのもとへ。ドロップアイテムが強力過ぎる件について。だってゾフィー父ジャックだよ?? チートアイテムすぎる。というわけで新必殺技の『M78流竜巻閃光斬』が決まっちゃいました。あれかっこいい。そりゃ勝てないだろ。爆発して花火みたいに散るバロッサを見て綺麗と呟くヨウコ、サイコパスか? メダルをゼットに授けることで活躍のバランスをとっているのが素敵ですね。みんなで協力していくのがウルトラマンです。

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最高にクール。

実は次回は特別総集編なのですが、まあマジで語ることがないのでお休みとさせていただきます。ご了承しろ。ウインダムをそっくりさんだと思ってるゼットくんがなかなかに馬鹿なので見た方がいいですよ。というかウルトラマンの総集編はだいたい面白い。

書くの忘れてたけどバロッサ星人が1万体同時に生まれる設定いいですね。人間のことを下等生物って呼んでいたのも自分たちが宇宙規模で見たらそうであったからという劣等感故のことかもしれない……。よく考えたら頭掴まないと地球の言語使えないって言うのも他の宇宙人に比べてかなり劣っているよね。

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遂に新型特空機が……!

一回休みを挟んで現れるのは秘密を持ったレッドキング!!

立ち向かうは新型特空機キングジョー!?

守るべきものを探し出せ!!

次回『守るべきもの』


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第10回「バロッサ星人」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 10

はいボイドラ。

毎回のことながら言うことがない。

バロッサ星人、これからも登場してくれるといいですねぇ。