何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

全然わかんない……わかんないけど!──俺たちに、力を貸してください!#17『ベリアロク』

珍しく2日連続で書きます。

ウルトラマン好きなんですよね。

 

ウルトラマンZ』

第17話『ベリアロク』


『ウルトラマンZ』第17話「ベリアロク」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 17 -Official-

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敵か味方か揺れ動く君はどっちだ。

これ誤解のないように書いておきたいんですけど、このブログ書いてるときのテンションは聴いてる音楽やその時の体調がめちゃくちゃ反映されるので元気がないからって面白くない回ってわけじゃないし、テンション高いからって好きな回とは限らないということはご了承ください。あと書いてる最中で日を跨ぐこともあるんで途中で態度が豹変することもある。うけぴ。

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初っ端から飛ばしています。

じゃあ本題。

前回のラストで襲撃してきたバロッサ星人(2代目)。彼は仇を取りに来たというより普通に暴れに来たっぽい。(2代目)表記、実にいいですね。~代目って名称の宇宙人はかなり久しぶりです。過去の宇宙人たちは毎回違うスーツで登場していましたがまあそれは仕方のないことでしょう。バロッサの再登場が予告されたとき、手抜きだの流用だのという声を幾つか見たんですが、彼らはウルトラ初心者なのかもしれないなって思いました。ウルトラQの頃から同シリーズ内で同じ怪獣が登場するということはよくありましたし、再放送や総集編で育った世代の僕みたいな人からしたら様式美のような『ウルトラらしさ』なんですよね。ガラモン再来!みたいな総集編を見ると気持ちが高揚したことを覚えています。これまで仮面ライダーしか見ていなかった人や完全新規の人が多く参入してきているZですが、そういった良さが理解されないのは酷く悲しいことだと僕は感じました。が、こんなとこでマウントを取ってしまうとただの老害なので嫌ですね。初代だけでバルタン星人3回出てますけど……。新規さんとの向き合い方というのが僕にとっての当面の目標になるかもしれません。ウルトラ慣れしているのに手抜きとか言ってる奴はただのアホです、射殺許可を出します。

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ここかっこいい。

閑話休題というやつ。

今回のバロッサ星人、まあコミカルコミカル。以前のバロッサは非常に悪質な戦い方をしてくる恐ろしい奴でしたが、ちらほら見えるユニークさが目を引く構成になっており昭和ウルトラらしさのある敵でした。2代目はおふざけ全振りといった印象の平成後期ウルトラぽさがありますね。実力は初代よりあったのでしょうが、終始コミカルな言動が目立ったので緊張感は特になかった。近いキャラで言うとアベルとか? 雰囲気の話です。前回倒れたメツボロスから奪い取ったギルバリスの腕を活用するのはとても面白かったですね。ギャラクトロンMKⅡの斧も同じように確保したのかもしれません。生身で互角に戦えていたハルキ、序盤と比較してもかなり成長したなぁと感慨深い気持ちに浸れます。散り際まで含めて笑わせに来ているヤツでしたので、初代バロッサの良さを殺しているとも言えますし、バロッサ星人全体の幅を大きく広げたという解釈もできますから、どういう風に受け取るかでこの話の評価は変わってくるんじゃなかろうか。

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こいつズルい。

何をしても美味しいジャグラスジャグラーについて。

今回はベリアロク争奪戦がテーマだったのでしょうが、争奪戦というよりはノリのいいやつについていくベリアロクに振り回されるだけのお話でした。その中で乱入してきたジャグラーは面白半分に暴れている感じがしますね。本当にベリアロクが欲しかったというわけではなさそう。オーブの頃から見ていると蛇心剣気に入ってるだろうしね。武器は使い手によるって話このブログだけでも数回やっていますが、今回もその話題が出ます。グリーザさえ封殺する宇宙の針でさえも使い手が陳腐だと圧倒されてしまうということですね。磨くべきは自身の心技体だというのはZの熱気のある作風には一致しているように思います。風の赴くまま……とか言っちゃいながら斬りたいヤツがいるジャグラー。きっとそれは強い武器などではなく、昇華した技術でのことでしょう。そういう真面目で不器用な男ですから。ベリアロクもそんな彼のことを察したのでしょうか、ジャグラーの元を離れる際にも割と優しかった。可愛い。

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神の指って感じ。

キングジョーは前回メツボロスにやられたので今回は修理中。最近特空機の耐久低くない? 尺の問題があるから仕方ないね。つーわけで入院していたにもかかわらず脱走して出撃するハルキとヨウコ。ヒロインとは思えない屈強さが魅力です。ウインダムも型落ちしてるのに頑張ってるね……。セブンガーは最終回近辺で活躍するんだろうしキングジョーはなんやかんや最新機なのでウインダムが不遇になるのは妥当な流れなんですが、Zで改めてウインダムに惚れた身としてはもうひと踏ん張りしてほしいところ。そう、今回頑張ってくれました(満足しているわけではない)。

ハルキたちを未熟だと言い切ったベリアロク、それでも面白さの為に力を貸してくれるのがなかなか熱くていいですね。劇中同じことを何度も問いかけますが、これは必要な試練というか質問なのでしょう、多少しつこい気がしないでもないですが最後のハルキとのやりとりが気持ちよかったので許せました。

ハルキもベリアロクの問いかけに対して答えはわからないけど考えながら進んでいくという彼らしい叫びを見せてくれてかなり良かったと思います。

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かっけぇのよ。

今回どうしても触れなきゃいけないのがオマージュです。

色々話題を呼んで、喜んでいる人もいれば否定的な姿勢の人も見かけました。

俺はどっちでもいいです。かっこよければ。

ちなみに小ネタの解説はしません、毎回言ってるけどそういう知識だけで語れてしまう部分は他のブログ様で楽しんでください。俺は俺の感想を書きます。

今回のオマージュは2代目のCV関智一さんのゴーカイジャー意識とか戦闘シーンのガンダムとかが顕著みたいですね。まあオマージュに囚われ過ぎるとそうではない部分でさえオマージュだとこじつけて思い込んでしまう人もいるので、ぜひZはZとして楽しんでもらいたいところ。やりたいオマージュが沢山あったのか、テンポが速くて置いていかれた感もある。つか元ネタ知らなかったり知っててもそんなに興味がなかったりして結構冷めてたよ俺は。ただ目からバチバチ光を散らしていたデルタはめちゃくちゃかっこよかったので好きです。オマージュというかリスペクトというか、初代バロッサのサータンの毛で塗った布とか今回のジュランの種みたいなのは好きです。ウルトラマン好きだからね、ウルトラマンのネタが拾われると嬉しいの。キーラフラッシュも初代マンのあいつでしょ? 光が強いのってキーラよりザラガスの印象の方が強かったわ。ウルトラマン伝説のおかげやね。あと卑怯もラッキョウもってネタも。さりげなくキングジョーランチャーも装備してたし、そういう役回りなんですかねバロッサって。

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思い描いた未来に辿り着けましたか?

観覧車を見つめる女性。

巷では怪獣が消滅する事件が勃発していた!

そこに現れるのは──ケムール人!?

ようこそ、かつての未来へ。

次回『2020年の再挑戦』

 

怪獣拉致できる力ってヴィランギルドで重宝してるんだろうなって思いました。


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第17回「黒いウルトラマン」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 17

はいボイドラ。

遂にタイタス出てきちゃったか…………好き。

どんな筋トレしたらあの姿になるの…………。

細マッチョジョーニアスも吃驚してると思います。