『ウルトラマンZ』第25話(終)「遥かに輝く戦士たち」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 25 -Official-
風邪は治ってない。コロナではない。
でも書くしかない。
終わりは嘆くことじゃない。
愛したことが形になるから。
『ウルトラマンZ』
第25話『遥かに輝く戦士たち』
特筆すべきは勿論特空機でしょう。番組発表の頃からセブンガーの登場で驚かせてくれましたね。中盤からは型落ちが目立ったウインダムやキングジョーストレイジカスタムでしたが、最後は大活躍! 特にキングジョーはこれまでヨウコの専用機として活動していただけにハルキが乗る展開は熱かったですね。人を救うための特空機。バコさんの願いもきちんと汲んで戦ってくれていたので本当に嬉しかったです。久々に見た攻撃がたくさんあった。バッテリー切れのキングジョーの手がくるくる動いてたの好き。ウインダム推しなので最後に頑張ってくれてありがとうって思った。セブンガーほど愛嬌もない、されどキングジョーほど強くない。そんなウインダムがハルキと共に頑張る姿が大好きでした。ありがとうね。スーツもボロボロなのに。セブンの頃も好きだったウインダムだったけど、Zでのウインダムがいてくれたからもっと好きになれました。セブンのウインダム0勝だしね。テレスドン倒したのかっこよかったよ。
語らずにはいられないのがセブンガー。これよ、これを待ってたの!!!!!!
バロッサ三代目での復活がなければカタルシスは増したかとは思うところですが、あれはあれでベリアロク装備がなかなか良かったので良し!! 登場カット痺れましたね……。バコさんが乗っているというのも激アツ。回転硬芯鉄拳という超王道のドリル装備で戦ってくれましたが、ウインダムやキングジョーに負けないくらいの活躍を見せてくれましたね! 番組の顔でもありストレイジの象徴でもあるセブンガーがここで帰ってくるのは全人類が待望していた最強の展開。レオもビックリだよこの大躍進。俺も去年まではやたら強いゆるふわしわしわ怪獣って印象しかなかったですからね。復活したのがセブンガーでよかったね。プレバンで予約したDXセブンガーも楽しみ。フィギュアーツはどうしようかなぁ。回転鉄拳欲しいよね。バロッサ星人の携帯していた装備を解析してキングジョーランチャーとか装備できるようになればいいのに。
まあハルキとヨウコの表情が良いのよ。かっこいいだけじゃなくてね。別に恋仲じゃない。それがいい。ずっと頼れる先輩と不器用だけど可愛い後輩の関係だったのが、半年前から実は立場が逆になっていて。でもハルキは腕相撲をウルトラマンの力に頼らなかった。自分の力で勝ちたいってずっとずっと頑張ってきていて、それでやっと勝てた。それは悩みながらも走り続けてきたハルキだから辿り着けた場所だし、そうでなきゃヨウコを救うことなんてできなかった。泣いてしまったハルキとヨウコの姿が本当に綺麗で、俺はこのシーンで『ウルトラマンZ』を見てきて良かったと思えたのかもしれなかった。ハルキ、頑張ったね。考えるのをやめるのは簡単だ。それでも向き合い続けたんだ、最後くらい報われたって良いじゃないか。
やっとみんなでご唱和! こちらも予測していた展開でしたが! だからこそ熱い! 魂が燃える! ウルトラマンを忌み嫌ったジャグラスジャグラーも全力で叫んでいる。それはゼットだけでなく、ナツカワハルキという人となりを知っているから。ハルキを信じているから。ハルキなら負けないと心から思っているから。その上で応援したいから! この辺りでもう涙ぼろぼろだった。大好きだもんウルトラマン。三分の一の強さでいい。一人じゃ戦えなくたっていい。だから仲間がいるんだろう。だから絆を紡いできたんだろう。最終回で基本フォームであるアルファエッジが出ないというウルトラの歴史の中でもかなり珍しい展開。Zだからこそできる演出であると言えるでしょう。ハルキとヨウコを繋いだのがベリアルというのも良いですね。そうだよ、お前はどんな姿になっても『ウルトラマン』だ。ゼロじゃダメで、ジードでもダメ。お前なんだよベリアル。
ベリアロク。お前のこと大好きだったよ俺は。中盤からはかなり大人しくなったベリアロク。だけどこいつ見た目がベリアルなだけでまあまあいい奴なんだよ。怪獣を殺さずに追いやることもできるし、ケムール人を切り離してくれもする。ハルキが真っ直ぐ向き合ったときは必ず答えてくれたから、ベリアロクは鏡のような性質だったのかもしれません。最後はD4レイを正面から受け止めて消滅、良い終わりだったなぁ。ネタバレもクソもないから時系列無視して言うけど、最後の最後に戻ってきてくれるのも良かった。こいつが死ぬ必要なんてないよ。これからもハルキやゼットと頑張ってくれ。他の玩具との連携が一切ないのに超買いたくなったもん、つか買ったもん。最高だよベリアロク。最初の衝撃は忘れられないけどね。たまにはジャグラーにも力を貸してやってくれよ。
オリジナルでデストルドスを倒すやつーーーーーー! もう王道をトコトン進め!
アツアツで火傷したわ。カラータイマーがかつてないほどに点滅してた。泣いてるみたいに目が光ってた。その全てが美しく、力強い。新時代のウルトラマンの形として歴史に名を刻んでくれました。光線技がZの形になるのなんか、Zじゃなかったら笑っちゃってますよ。力を込めてこっちまで叫んでしまいそうな熱量になったのは子供向け作品に真摯に向き合ってくれたスタッフの皆さんのおかげ。55年前から変わらないポーズで悪を焼く、だからウルトラマンはやめられねぇんだよ!!!!!!!俺の人生どうしてくれんの!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
三分の一人前でも構わない!!みんなでひとつの『ウルトラマンZ』!!
エースの言った通り、最後の戦士となれるよう旅立っていく姿は逞しかった……。変身解除が上手くいかないのはゼットやハルキらしさと言えるでしょう。この空気が愛おしい。ハルキは一話で死んでしまっているので、初代オマージュをよくやっている作品としては命を光の国に取りに行ったのかなぁなんて思ったりもして。でもまた帰ってきてくれるんでしょうね。人でもあってウルトラマンでもある、それがZ。みんなでマグロ食おうよ。
カブラギが元気で良かった~~~~~~。ユカとカブラギの二人がセレブロを捕まえるのがベストな末路でしたね。一人で処理して終わらせようとしたジャグラーが決まらないのもなんだか彼らしくもあり。ユカたちを見て意外そうな顔をしたジャグラーが本当に良かった。だってそこにいたの『ヘビクラ ショウタ』だったもん。初めはジャグラーの再登場に不安もあったものの、まさかこんなにも魅せてくれるとは思わなかった。ガイなしに物語を紡いだということがどれだけ意味のあることか。良かったじゃねぇか。お前を心から慕ってくれる仲間ができたんだ。だからお前も「逃げていい」って言ったんだろ? お前にとっては整備班の名前のないキャラでさえ愛おしい仲間だったんだよな。失いたくないものだったんだよな。お前はただの悪役ではいられない。でも正義の味方でもいられない。だからこれでいいんだ。またどこかに旅に出て、ふらっと帰ってこいよ。ガイがいてもいなくても、お前はお前だ。お前を待っている人がいる。愛してくれる人がいる。それってきっと素敵なことだ。「逃げていい」。それはお前も同じなんだよ。つらいことに正面からぶつからなくたっていい。光の戦士に認められないお前だってお前だから。
半年間楽しかったぜ!!!!!!
これからエキスポとかtheliveとかあるけど! 全部行くよ!
色んなものが好きになれる半年だった。
コロナで気が滅入ることもたくさんあった。
俺の場合何故か持病も増えた。
だけど楽しく過ごせたのはZがあったから。
撮影も大変だったのに、それでも届けてくれたことに感謝します。
セブンガーもそうだけど、ウインダムやウルトラQ怪獣を改めて好きになる作品だった。こうして過去を愛せることはとても尊きことだと思います。先人たちの血の滲むような努力がこうして新時代でも報われていく。ウルトラシリーズだからこその境地ですね。
何度でも言おう、俺はウルトラマンが好きだ。
ありがとう、ウルトラマンZ!