何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

俺は──アスミカナタだッ!#1『襲来の日』

初めまして、或いはお久しぶりです。

いえ、面倒なので初めましてで統一しましょう。

 

半年ウルトラマンの感想を書いて半年寝かせるこのブログが起動したということはそういうことです。ウルトラマンの時期です。

 

毎年書いていますが、ここは円谷作品に脳を壊されたクソバカ信者が超興奮しながらべた褒めするだけの記事が並んでいるので客観的な感想や批判文が読みたい人は帰ってください。ちなみに僕は客観などというものはこの世に存在しないと思っています。

 

年々文章量が減っていることに気付いてしまったそこの貴方。

知り過ぎると消されますよ。

 

さあ行きましょう、ウルトラマンが好きですからね。


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ウルトラマンデッカー』

第1話『襲来の日』

ダイナのやつ。

見た? 見てない人は帰れマジで。めっちゃ面白いね。トリガーが好きな人間なので結構続編としての側面も期待しているんですが、まだ一話ってことで薄目な感じ。それでも時代背景の移り変わりをしっかり教えてくれたので嬉しかったです。面白さのベクトルとしてはタイガというよりZ寄り、どちらかというとリアリティと理屈が地続きなテイストです。最近ではこういった雰囲気の方がウケは良いみたいですね。僕はタイガやトリガーみたいに単発回が豊かで面白い方向の作品も大好きなのでどう転んでも嬉しいです。

 

デッカーは何から何までティガを意識していたトリガーとは真逆に、敢えてダイナを意識していないような展開でした。とはいえスフィアに襲撃される部分などは同様だったので、これからどういった形に進んでいくのか非常に楽しみです。ダイナといえばスフィア!みたいな印象がありますが、実はスフィアが立ちはだかってメインの敵となる回ってそんなに多くないんですよね。スフィア合成獣も同様です。ニュージェネの定型に当てはめるとシリーズ通してのレギュラー敵という意味合いでスフィアは丁度よかったのかもしれません。原点ダイナと比較して扱いが変わるのかどうかという点が興味深いです。早速二話ではスフィアと関係のないデスドラゴが登場するようですし案外原典通りに進むのかもしれません。

デカいのは正義。

最初の怪獣としては規格外のサイズ感のスフィアザウルス。かっこいいね。痺れたよ。ソフビも発売日に買っちゃいました。なんといってもその巨大な両腕。最終回や劇場版の怪獣と言われても不思議ではないボリュームながらガッツリ動いて戦ってくれて満足。今作のスフィア、初っ端から寄生せず集合体として怪獣を作り出せるとはなかなか強敵ですね。割とアッサリ撃破したかと思えば、そのまま親玉であるキングスフィアのもとへ向かうデッカー。少年漫画の主人公のような胆力と合理性が合わさった燃える描写でした。25年前のダイナVSスフィアと比べてみても映像面の進化が止まらない。凄いぜウルトラマン。グリーンバックの撮影、それもテレビ本編であれだけ迫力のあるバトルができるなんて感動です。何度見ても飽きない。

隊長は今年もかっこいいね。

そして新生ガッツセレクト──ではなく、訓練生のみんな。それぞれのメンバーがバラバラの状態で集まってくるのはウルトラマンメビウスの一話を思い出します。まあメビウスとは違い旧知の仲ではあるみたいですが。厳しくも真面目なリュウモン ソウマ、強い責任感と正義感を持つキリノ イチカ、凛とした視線のカイザキ サワ、TPU訓練校校長を務めていたムラホシ タイジ、そして主人公のアスミ カナタ。トリガー時代のガッツセレクトとは真逆に、冷静なメンバーが揃っているように思いました。カナタの勇敢な行動を一般人がするには無謀であったと咎めるのは「そりゃそう」ってなる。昔は主人公の無茶な行動を注意するシーンなんかを見ると「上手くいったからええやんな」と思っていたのですが、大人になってしまうと「そうだよ良くないよ危ないもん」となってしまう。細かい部分の向かい方が変わるのも大人になった証左なのでしょうか。ナースデッセイが無人機になっていたりもしましたが、スフィアの電波障害のせいで無力化されてしまいガッツファルコンが今後有人機になることの理由付けがされていました。いいね。

めっちゃクール。

やっぱりウルトラマンデッカーですよ。左胸のカラータイマー。不思議な形のプロテクター。右半身だけ見ると初代ウルトラマンのようになっていながら左半身は鎧のような意匠に。そしてなにより目立つのは頭部とプロテクターの宇宙! パッと見てダイナモチーフだとわかるのに全然ダイナじゃない。発表時から一目惚れしてしまい放送が楽しみで仕方なかったです。フラッシュタイプはストレートな肉弾戦がよく映えます。ダイナ最終回でのセリフ「俺は俺だ」を言い放ってデッカーの力を得たカナタくんですが、ここはトリガーでも言われていたティガ劇場版→最終回→一話の流れを汲んでいるのでしょうか。身長体重必殺技までティガと一致していたトリガーと違ってデッカーは色々違うみたいですね。ソルジェント光線ではなくセルジェンド光線なんだとか。ソルジェントで言い慣れていると違和感がありますが、ここは慣れでどうにかなると思います。光線を撃つまでの流れもダイナとは全く違いますね。ニュージェネレーション○○の看板を外したことの意義が表れているといったところなのかな。

 

今年はボイスドラマやツブイマ限定のスピンオフ、ナビがないので追記はないです。ナビはゼットぶりに番組の最後にやってくれています。あれって需要あるのかな、わからん。

兎にも角にも一年間が楽しみになる第一話でした。

放送直後に変身アイテムを購入、今年は早く発売された食玩カードが付属するウエハースを毎日処理しつつ遊んでいます。フュージョンファイトのカードが連動するということで楽しくて仕方ない。今最も勢いがあると言っても過言ではないウルトラマンがどれだけ伸びていくか、期待しています。

 

訓練生になったカナタ。ソウマとまた衝突するようだが──?

次回『決意のカナタ』


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