何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

僕はこの世界でもっと生きたい。#8『虹が出た 後編』

書けるうちに書いてしまおう週間。

さっきまで酒飲んでた。

 

さあいきましょう、ウルトラマンが好きです。


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ウルトラマンブレーザー

第8話『虹が出た 後編』

カラフル影絵、良い。

とんでもねぇ名作が出た。虹が出た前後編、めちゃくちゃ好きだ。

 

教授。リアリティラインが高すぎて「個人で怪獣をどうこうできんでしょ」と釈放されたわけですが、これまでのウルトラシリーズを知ったら卒倒しそうですねブレーザー世界の司法は。結構カジュアルに個人で怪獣育ててます。前回全く話が通じなかった教授ですが、今回もそのレスバが素晴らしい。敢えて元教え子のゲントが説得するのではなく、ファンで著作も網羅している副隊長が相手をするという。僕が感動したのは、そのロジカルさ。見事すぎる。「人間も自然の一部であろう」という意見が「人間らしい傲慢さだ」で一蹴されてしまったわけですが、この場合何を言っても傲慢だ愚かだと弾かれてしまうことでしょう。何故ならその愚かさに絶望して凶行に至っているわけですからね。ゲントは割りと前のめりに殺そうと考えていました。一介のおっさんが攻撃能力を持っていたらそれだけで十分危険です。

対話シーン、何度見てもいい。

ですが、副隊長はゲントの心労さえも配慮、教授に対して即座に賢い返しをする。「ニジカガチによる粛清は人類のみを脅かすものではない」「自分はこの世界を生きていたいし、他の生命がそう思うこともまた絶対に侵してはならない領域である」教授の考えを十全に理解した上での発言に、教授も納得。今回の悪役である教授の思想を一辺倒にさせず、理解を示させるというのは教授の格を担保することにも繋がっており、非常に上手い構成であると唸らされました。そして結局は暴力による決着が必要というのも『ウルトラマン』において必要なプロセスであったように思います(普段なら改心したが、もう制御できない~~からの戦い、が多いんじゃないでしょうか)。最後解き放たれた教授を無理に追い詰めることもせず、彼の聡さを信用するという後味のよい結末になっていたのも最高にグッド。ブレーザーの好きな話、また更新されてしまったな。

共闘こそ正義!

アースガロンMod.2! 今回の目玉ですね。玩具としてはニジカガチのソフビに付属するというとてもお得なアイテム。ブレーザーの世界観では登場即無双というわけにはいきませんが、堅実に撃ち進め、最後四つん這いになって一発クリティカルヒットを決める! ブレーザーも倒しあぐねていたニジカガチ、その突破口を見事に切り拓いてくれました。這いつくばってでもぶち抜くその精神、激アツでした。最後の一発が見事に突き刺さるのもたまらんね。話が進むにつれて安定性が上がったりして三式機龍顔負けの運用がされるようになったりするのかもしれません。アースガロンの成長から目が離せません。

 

ブレーザー。今回は新必殺技レインボー光輪が大活躍。これまでスパイラルバレード一本できてたのがおかしいんだよ。別にスパイラルバレードの底が見えたわけでもないし。アバンでゲントとブレーザーの繋がりの一端が見られましたし、レインボー光輪獲得の際もゲントが語り掛けていました。関係が進展する兆しが見えてきましたね。

デカいって。

ルーブコウリンもそうだったんですが、本来スペシウムエネルギーを圧縮して放つ光輪の方がスペシウム光線より強いという話なのでこうして決め手になるのは合理的でいいですよね。虹をつかむという行為そのものが不可能を覆すウルトラマンの存在を象徴しているようで最高に燃えました。不条理を貫くパワーが彼らにはあるのです。強固なニジカガチを真っ二つにしていくその圧倒的性能、どこまで通用するのか楽しみです。

 

土壇場でサインを求めちゃう副隊長、ネーミングセンスが微妙な隊長。そしてトドメに流れる主題歌! どこをとっても至高のエピソードでしたね……何度も見直さないといけません。とりあえずアースガロンはしばらく四つん這いで飾っておこうかな。


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イチオシ怪獣ガラモン登場!!!

エピソード的にも見逃せない感じ!

アンリ回だよ。

次回『オトノホシ』