何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

初めてです。先生の講義が面白くなかったのは#7『虹が出た 前編』

筆が乗ってるうちに書いてしまいましょうか。

まさかの三記事連続更新を目指すのだ、ウルトラマンが好きだから。


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ウルトラマンブレーザー

第7話『虹が出た 前編』

サブタイ画面が曇天なの、センス◎。

空気感が好み過ぎる。

つーか、対話が主軸にある話が凄く好きなんですよね。ジードの『サクリファイス』みたいな。敵対する二人がそれでも冷静に、ロジカルに、丁寧に言葉を交わすのが好き。今回の教授ってあれで全然話が通じないんですよね。人類の良さを理解してない人なら説得すれば全然流れは変わるんですけど、人類を守る側から転じてしまった人って一番厄介なんだと思います。良しも悪しも理解した上で敵対することを選んでいる。最悪だよ。ドブカスだよ。学術に傾倒した結末なのか、或いは大切な人を喪った絶望からくる凶行か……どちらにせよ凄く美味しく素晴らしいキャラクターになっていると思います。一般教養といわれるまでに人類の栄光にその身を捧げた人物が人を憎むなんて……学問を究めた末路だとしたら少し寂しいような気もします。というか、話にならない人は力でねじ伏せるしかない!と僕は思っているので今回で決着がついていても良かったとまで思っています。きっと次回はもっとパーソナルな部分に肉薄していくのだとは思いますが……むしろハードルが上がっているような気がする。どうしたって相容れない人をどう処理する? 期待していいのか、するけど。

心からの笑顔を。

現れる最凶の怪獣、ニジカガチ。強い、硬い、自然そのもの。

宗教学齧ってたので正直テンション上がってる。宗教と天候は切っても切れない関係です。太古の昔、人々に崇められていた存在は天候を操作、或いは言い当てたとされています。天候を予測することに関しては科学的な根拠が存在するので、まあ言ってしまえば賢い人間が頂点に君臨したということです。今と過去とでは天気に関するウェイトが全く違うので想像しにくいかもしれませんが、雨のひとつで生死が決まってしまうほどでした。雨が降らなくても困るし、ずっと降っていても困る。なので天気を操れる者がいたとすればそれは神に等しいわけですよね。宗教の話をもっと切り込んでやっていきたいけど逸れちゃうからやめておこうね。で、今回のエピソードは明示しなかったけど宗教の話でもあります。タイガ7~8話をもっとまじめにやったらこうなったよね、みたいな感じかな。学術的に生きる人ってどうしても記録を残してしまう。刹那的に生きていれば証拠も残さずにいけるのでしょうが、シン・ゴジラ冒頭の博士がそうしたように、どうしたって記録やヒントを残してしまうのです。それって多分、自分も残されてきた手掛かりを紐解いてやってきたからで、否応なしにそういう歴史に取り込まれてしまうってことなんだろうな。自分の思考の痕跡をこうして残している僕も人のことは言えません。

純度の高い、『強敵』。

これまで無敗のスパイラルバレードが打ち破られてビックリではありますが、むしろ光の槍一本で最強光線を止めているのでそっちの方がすげえよ。投げ方次第では刺さって勝っていた可能性まであると思っています。アースガロンが手も足も出なかったニジカガチですが、ブレーザーが無理なら無理だろうよという所感。その上まだ絶望するほどではないだろ……といった印象。攻撃力が足りなくて打つ手なしってところでしょうか。ブレーザーの機動力は全然負けてなかったし戦法次第ではどうにでもなる気がします。スパイラルバレードを刺してみてダメだったら絶望します。まあその感覚は間違っていないようで、次回は新しい火力が突破口になるみたいです。

 

余談ですが、髪が濡れた隊長めっちゃエロかったです。


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ニジカガチの進撃は止まらない。

だが人類はまだ終わってない!

立て、撃て、貫け!

いけ、アースガロン Mod.2!

次回『虹が出た 後編』