何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

あなたのことを待ってる人が、たくさんいるんでしょう#24『闇の支配者』

こんにちは。

凄く眠いですが書きます。

最終回までに間に合いそうで安心だぜい。

これは毎年そうなんですが、ウルフェスやEXPOで実際に現行ウルトラマンに会うとめちゃくちゃ好きになっちゃいますよね。リアルイベントは偉大だ。


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ウルトラマントリガー』

第24話『闇の支配者』

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どぅん……

遂に始まった最終決戦。暴走一直線のカルミラ。ケンゴとガッツセレクトは世界中のスマイルを守ることができるのか。そんなお話で御座います。最終決戦だぜ。もうめっちゃ面白かった。

 

メガロゾーア。これまでカラバリの怪獣が多いと思っていた中でこんだけド派手な怪獣が出てくると興奮しますよね。移動できるガタノゾーアといった趣で、第一形態は王道怪獣型、第二形態は顔が逆さになって歪に笑っているような造形になっていたことに驚き感動しました。いいね。闇の三巨人やトリガーダークも含めたら新規造形キャラの数はこれまでとあんまり変わってないのかもしれないけど。強さに関しては良くも悪くもいつもの坂本監督。やたら固い。蛸みたいな足が生えていて絶妙に気持ちが悪いです。カルミラが埋まってるのにめちゃくちゃ理性あるのウケる。グリッタートリガーエタニティと力の根源は同様のものなのに持ち主の精神性が違うとこうも変わってしまうものなのですね。三馬鹿の力が集まっている分強いみたいです。

 

ケンゴママ。すっごく優しいのよね。暖かい気持ちになった。いつか戦いに戻るとわかっていて、それでも自分の子供だと愛してきたのです。ケンゴのしたいことを後押ししてきた。俺こういうのに弱いのよマジで。ウルトラマンだって、光だって、闇だって関係ない。愛する子供、ただそれだけでいい。それだけで愛し続けることができる。ケンゴだって自分がウルトラマンで、本当は子供じゃないってわかってからもお母さんと呼び続けたんですよね。15話で再起したときに「母さんが育ててくれた人間、マナカケンゴなんだ」って言ってます。マナカケンゴという名前さえ、ケンゴにとってはかけがえのない宝物。みんなの笑顔を守らないと。負けちゃダメだよ、ケンゴ。

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自らを導いて出すべき答えがある。

カルミラ。本来エタニティコアを得て闇に染め上げることが目的だった彼女は、地球に来てから全てを失いました。彼女は闇の存在でありながら、孤独を嫌悪します。ウルトラシリーズでは闇=悪という概念を壊してきているのはご存じでしょう。ウルトラマンジードは闇のウルトラマンベリアルの遺伝子を引き継ぐ戦士ですが、みんなの為に戦う無邪気な子ですよね。ウルトラマンルーブも光と闇を掛け合わせて目覚めた最強の戦士です。そう、人には光の側面も闇の側面もある。一辺倒ではいられない。どちらかに傾倒できればきっと楽なんでしょうけどね。根が悪い人間なんていないんです。どんな人間にだって良いところはあります。どんな人間にだって悪いところはあります。それらを第三者の裁量で裁くのが日本の裁判制度であったりするわけです。情状酌量とかあるからね。だからカルミラを可哀想だと思う人も当然いる。僕は思わない。だって地球侵略にさえ来なければこんなことになってないから。自業を自得しているに過ぎない。それでもケンゴは彼女の笑顔を見たがっているんですよね。そりゃ俺じゃウルトラマンになれないわけだ。どんなに殴られて泥まみれにされたって許しちゃうんだもの。そんな優しさ、眩しすぎるよケンゴ。痛かったら痛いって言っていいし、それで恨んだっていいのにさ、まったく気にしないんだよね。笑ってほしいって言っちゃうんだ。眩しい。綺麗。だから俺はウルトラマンが好きなんだと思う。綺麗事、素敵だよ。俺はどうしようもなくストレスが溜まる地獄みたいな環境の世の中に一輪咲く美しいウルトラマンの花を愛してしまうのです。だからどうか、いつまでも人を思いやり続けてほしい。

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光と闇は表裏一体。

トリガー一人では勝てない……!となったところでやってくるのがいつものアイツ、トリガーダーク。もはやただのウルトラマンです。そして前回のラストでは「地球は故郷のように滅ぼさせない……!」とヒーロー然のことを言っていたクセに今回は調子よく「ゴクジョーなユナは譲らねぇ!」なんて言いながらやってきます。お前ほんとに。大好き。本心を隠して笑顔を振りまいて戦う男、精神性があまりにも崇高。かっこよすぎ。だってトリガーダークきてから逆転するんだもん。これまでフォームチェンジなどのタイミングで流れていた主題歌アレンジが最高のエモーショナルを巻き起こして展開します。かつて人々がみな光になったように、今はみんなが引き金なんですね。イグニスがシズマ父に戦う理由を問うシーンも素晴らしかった。故郷でない新天地を守る理由、確かに境遇がイグニスに近いのはシズマ父でした。ゼットやリブットに連れて行ってもらえば帰れるはずですが、きっと彼はそうしないのでしょうね。かつてアスカシンがそうしたように。僕はそんなシズマ父が愛おしくてたまらないです。ティガを呼び出すのにふさわしい器の人物だったなぁ。神器や少年の想いが詰まった人形もなしでティガを召喚した男は伊達じゃない。

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怖いよ、死ぬのは。

ユナのシーンがかなり良かった。自分の身を犠牲にメガロゾーアを封印しようとする中で、ユザレに死の恐怖を問いかけて、ユザレも死を恐れていたと知る展開。凄く刺さった。だってそれを理解して、穏やかに死のうとするんだもん。そしてそれを力づくで止めたアキトも良かった。だってダーゴンと約束したもんな。ユナを守らないと。ユザレの血統なんて関係ない。ユザレだってユナに同じ道を辿らせようとは思ってないよ。ユナはユナとして生きてほしい。ケンゴが「ユナの笑顔だって必要」って言ってくれたのも嬉しかった。それでこそウルトラマンなんだ。でもねケンゴ、君の笑顔だって必要なんだよ。俺はケンゴの明るい笑顔が好きだから、自分を犠牲に何かを為そうとはしないでほしい。キツかったら逃げていいし、他の誰かを盾にしたっていいよ。でもそんなことしないんだろうね、悲しいけどそうすることに躊躇わないのがウルトラマンだから。

 

記事書きながらべそべそ泣いてる。正体バレの展開は各隊員の掘り下げ不足が目立ち、例年と比較すると薄味ぎみでったような気もしたが、それでも良いものだった。

トリガー好きだよ、終わらないで。

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過去から今へ、今から未来へ!!

押し寄せる闇の波動。傷つくケンゴ達。

残される最後の希望──ナースデッセイ号。

何年経過したって変わらない。

今できることを、全力で。

次回、最終回

『笑顔を信じるものたちへ

 ~PULL THE TRIGGER~』


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はいボイドラ。

やっと緊張感が出てきた。

ダダの身体はどうしてそんなに黄ばんでいるんだ。

 

ナースデッセイ開発秘話。

感動のお別れや。

泣かないでホッタさん。