何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

やるしかねぇ!今、やるしかねぇんだ!#2『決意のカナタ』

こんにちは。

暑いですね。エアコンが壊れているので、垂れる水滴を数時間ごとに捨てないといけない者です。

そろそろウルサマが開始します。僕はウルフェスという名称が好きだったのですが、もう戻ることはないのでしょうか。中身自体は同じようなものですがなんだか惜しいですね。

 

さあ今回もやっていきましょう、ウルトラマンが好きなので。


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ウルトラマンデッカー』

第2話『決意のカナタ』

でぇーん……

ウルトラマンデッカー、非常に評判がいいですね。前回デッカーはZと同じような面白さがあると述べたのですが、今作を絶賛しているのもZが好きな人が多いんじゃないでしょうか。この評判の良さを最終盤まで持っていけるといいですね。

 

前回敢えて言及しなかったのですが、今作の注目ポイントといえばやっぱり1話でカナタがガッツセレクトに入隊しないこと。トリガーでは1話の舞台がそもそも火星だったということもありケンゴがガッツセレクトに入隊するのが2話の冒頭になったのですが、今回は2話のラストという引っ張りぶり。訓練生を挟む展開に正直驚きました。ダイナのアスカも訓練生時代を1話で描いていますから、そこのオマージュと捉えて良いのかもしれません。兎角誠実なつくりになっているなと感じました。

 

デッカーに変身してから1年経過したのもビックリ。初変身から時間を置くウルトラマン、記憶にないです。その1年で連絡を取れなくなった両親への心配とか変身できなくなったことへの焦燥とか、色々描かれていたのも丁寧でした。小説版にてダイナがアスカの父であったカズマであったことが描写されていましたが、デッカーも両親がカナタを救おうとして与えた力なんじゃないかなと考えています。Twitterではデッカースフィア説なんかで盛り上がっていて楽しそうですよね。色々考えていられる時間が一番楽しくて素敵だと思います。

男と男の熱い交差。

衝突するカナタとソウマ。昨年のケンゴとアキトも衝突すると見せかけてかなり序盤からイチャイチャしていたのでなんだか新鮮に思えました。どっちも正論だったとは思うけど、僕自身パッションで色々決めるタイプなのでカナタの方に肩入れしてしまうかな。非常に鬼気迫る衝突、見応えがありました。そこでヒロイン、悲しむだけで情に訴えるのではなく、個人の信条に由来する確固とした説得を見せてくれます。ジード辺りから用意されるようになった主人公のキメ台詞、今年は「やるしかねぇ!今やるしかねぇんだ!」ですが、これがなんとイチカの語りに繋がるんですね、凄いよ。

 

「本当にできるかどうかなんてわからない。けど自信があるからいるんじゃないよ。やらなきゃいけないって思うから、やらずにはいられないからやるんだよ」

 

スフィアによって自由を奪われた人類。まるでコロナウイルスによって活動を制限されてしまった今の僕らと似通った状況ですよね。イチカの「元の世界に戻したい」という言葉は現代に生きる僕らへ宛てたメッセージであるようにも思えました。作品をみんなに見てもらって元気付けたい、元の世界に戻れるよう頑張りたい。色々な事柄がリンクして非常にアツい展開になっていました。これが脚本力(きゃくほんぢから)……。

かわいい。

昨年に引き続き登場したデスドラゴ。地球産最初の怪獣という設定には触れられなかったものの、初登場時には闇怪獣にされていたということもあり、両方の角が揃った自然怪獣として初の活躍をしてくれました。エピソードZにも出てきたけどね。予想されていたよりずっと凶暴だったことからスフィアに怯えて逃げてきたんじゃないかと考えられていましたね。デッカーをも押し返すパワフルな戦い方、地球産怪獣として満点でした。

 

1年ぶりの変身を果たしたデッカー。カナタが足を負傷していたことからマックスパワーでの戦闘というわけにはいきませんでしたが、それでも今度は仲間がいる! ディメンション怪獣のミクラスが一瞬のみ登場、マケット怪獣や特空機とは違う活躍を見せてくれました。昔は不格好な怪獣だなぁと思っていたんですが、大怪獣バトルの頃から愛嬌と力強さが同居した素晴らしい怪獣だと思うようになりました。カプセル怪獣の愛らしさは唯一無二ですよね。この活用法ならトドメが刺せなくとも重要な場面でデッカーを助けてくれることがあるんじゃないでしょうか。登場が確定しているであろうウインダムやアギラの登場が待ち遠しいです。

このクローがイイ。

更には新兵器ガッツホーク。まーーーーかっこいい。歴代戦闘機の中でもトップに入るくらい好きなデザインです。今回の登場もキレがあって嬉しかった。ミクラスもそうでしたが、こういった新要素が話の軸を邪魔しないのはストレスがなくて良いですね。先週玩具も購入しているので早速遊んでいます。あのワインレッドがたまらねぇ。ムラホシさんはみんなが見ていないところで小声で不安を漏らしたり、それでいて清く正しくカナタたちを導く理想の隊長像を地でいっています。いんやかっこいい。設定的には昨年のタツミ隊長の後輩だということなので期待値爆上がり。サワ副隊長やHANE2も登場、次回以降に色々引っ張っていくみたいです、楽しみだ!!


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遂にガッツセレクトに入隊できたカナタたち。

今度はHANE2と連携を取らないといけない!?

そんな中スフィア合成獣が襲撃してきて──

次回『出動!GUTS-SELECT』

(アルファベットの大文字打つのめんどくさい……)

俺は──アスミカナタだッ!#1『襲来の日』

初めまして、或いはお久しぶりです。

いえ、面倒なので初めましてで統一しましょう。

 

半年ウルトラマンの感想を書いて半年寝かせるこのブログが起動したということはそういうことです。ウルトラマンの時期です。

 

毎年書いていますが、ここは円谷作品に脳を壊されたクソバカ信者が超興奮しながらべた褒めするだけの記事が並んでいるので客観的な感想や批判文が読みたい人は帰ってください。ちなみに僕は客観などというものはこの世に存在しないと思っています。

 

年々文章量が減っていることに気付いてしまったそこの貴方。

知り過ぎると消されますよ。

 

さあ行きましょう、ウルトラマンが好きですからね。


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ウルトラマンデッカー』

第1話『襲来の日』

ダイナのやつ。

見た? 見てない人は帰れマジで。めっちゃ面白いね。トリガーが好きな人間なので結構続編としての側面も期待しているんですが、まだ一話ってことで薄目な感じ。それでも時代背景の移り変わりをしっかり教えてくれたので嬉しかったです。面白さのベクトルとしてはタイガというよりZ寄り、どちらかというとリアリティと理屈が地続きなテイストです。最近ではこういった雰囲気の方がウケは良いみたいですね。僕はタイガやトリガーみたいに単発回が豊かで面白い方向の作品も大好きなのでどう転んでも嬉しいです。

 

デッカーは何から何までティガを意識していたトリガーとは真逆に、敢えてダイナを意識していないような展開でした。とはいえスフィアに襲撃される部分などは同様だったので、これからどういった形に進んでいくのか非常に楽しみです。ダイナといえばスフィア!みたいな印象がありますが、実はスフィアが立ちはだかってメインの敵となる回ってそんなに多くないんですよね。スフィア合成獣も同様です。ニュージェネの定型に当てはめるとシリーズ通してのレギュラー敵という意味合いでスフィアは丁度よかったのかもしれません。原点ダイナと比較して扱いが変わるのかどうかという点が興味深いです。早速二話ではスフィアと関係のないデスドラゴが登場するようですし案外原典通りに進むのかもしれません。

デカいのは正義。

最初の怪獣としては規格外のサイズ感のスフィアザウルス。かっこいいね。痺れたよ。ソフビも発売日に買っちゃいました。なんといってもその巨大な両腕。最終回や劇場版の怪獣と言われても不思議ではないボリュームながらガッツリ動いて戦ってくれて満足。今作のスフィア、初っ端から寄生せず集合体として怪獣を作り出せるとはなかなか強敵ですね。割とアッサリ撃破したかと思えば、そのまま親玉であるキングスフィアのもとへ向かうデッカー。少年漫画の主人公のような胆力と合理性が合わさった燃える描写でした。25年前のダイナVSスフィアと比べてみても映像面の進化が止まらない。凄いぜウルトラマン。グリーンバックの撮影、それもテレビ本編であれだけ迫力のあるバトルができるなんて感動です。何度見ても飽きない。

隊長は今年もかっこいいね。

そして新生ガッツセレクト──ではなく、訓練生のみんな。それぞれのメンバーがバラバラの状態で集まってくるのはウルトラマンメビウスの一話を思い出します。まあメビウスとは違い旧知の仲ではあるみたいですが。厳しくも真面目なリュウモン ソウマ、強い責任感と正義感を持つキリノ イチカ、凛とした視線のカイザキ サワ、TPU訓練校校長を務めていたムラホシ タイジ、そして主人公のアスミ カナタ。トリガー時代のガッツセレクトとは真逆に、冷静なメンバーが揃っているように思いました。カナタの勇敢な行動を一般人がするには無謀であったと咎めるのは「そりゃそう」ってなる。昔は主人公の無茶な行動を注意するシーンなんかを見ると「上手くいったからええやんな」と思っていたのですが、大人になってしまうと「そうだよ良くないよ危ないもん」となってしまう。細かい部分の向かい方が変わるのも大人になった証左なのでしょうか。ナースデッセイが無人機になっていたりもしましたが、スフィアの電波障害のせいで無力化されてしまいガッツファルコンが今後有人機になることの理由付けがされていました。いいね。

めっちゃクール。

やっぱりウルトラマンデッカーですよ。左胸のカラータイマー。不思議な形のプロテクター。右半身だけ見ると初代ウルトラマンのようになっていながら左半身は鎧のような意匠に。そしてなにより目立つのは頭部とプロテクターの宇宙! パッと見てダイナモチーフだとわかるのに全然ダイナじゃない。発表時から一目惚れしてしまい放送が楽しみで仕方なかったです。フラッシュタイプはストレートな肉弾戦がよく映えます。ダイナ最終回でのセリフ「俺は俺だ」を言い放ってデッカーの力を得たカナタくんですが、ここはトリガーでも言われていたティガ劇場版→最終回→一話の流れを汲んでいるのでしょうか。身長体重必殺技までティガと一致していたトリガーと違ってデッカーは色々違うみたいですね。ソルジェント光線ではなくセルジェンド光線なんだとか。ソルジェントで言い慣れていると違和感がありますが、ここは慣れでどうにかなると思います。光線を撃つまでの流れもダイナとは全く違いますね。ニュージェネレーション○○の看板を外したことの意義が表れているといったところなのかな。

 

今年はボイスドラマやツブイマ限定のスピンオフ、ナビがないので追記はないです。ナビはゼットぶりに番組の最後にやってくれています。あれって需要あるのかな、わからん。

兎にも角にも一年間が楽しみになる第一話でした。

放送直後に変身アイテムを購入、今年は早く発売された食玩カードが付属するウエハースを毎日処理しつつ遊んでいます。フュージョンファイトのカードが連動するということで楽しくて仕方ない。今最も勢いがあると言っても過言ではないウルトラマンがどれだけ伸びていくか、期待しています。

 

訓練生になったカナタ。ソウマとまた衝突するようだが──?

次回『決意のカナタ』


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そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。 /シン・ウルトラマン感想

『シン・ウルトラマン』を観た。


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この記事がどのタイミングで書き上がり、アップされるかはわからないが、5/13(金)の公開初日に三回観た。

初回はIMAXレーザーと呼ばれる最新技術を駆使した上映形式

二回目と三回目は通常上映

池袋ではどうやら爆音上映などもやっているようなので、いつかのタイミングで観てみたいと思う。IMAXは映像音声共に最高の映画体験となっている、一度観たという方もぜひIMAXで観劇してみてもらいたい。没入感が段違いだ。

一日で三回も同じ映画を観るのは初めてだったので体力面が心配だったが、エナジードリンクでドーピングして、しっかり飯を食ったらギリギリなんとかなった。若いっていいな。

グッズも沢山買った。金を惜しまずに色々買った。数か月後には埃を被っている可能性を考慮して、それでもめっちゃ買った。それだけ応援したかった。

 

まあそんなことはどうでもいい。

 

この記事では僕の感想を書いていく。ネタバレなどの配慮はしない。未見の人は読まないでほしい。というか、誰かに読ませるための文にはきっとならないだろう。謂わば備忘録だ。今後Twitterやネットの記事を読んでいくと僕の感想は薄まっていく。誰かの言葉に上塗りされてしまう。人とはえてしてそういうものである。だからそうなる前に書く、僕の言葉のセーブ地点。初日の深夜に、眠い状態で綴る仕方のない文章。それでもいいなら読んでいけばいいと思う。僕には僕の『シン・ウルトラマン』があって、君には君の『シン・ウルトラマン』がある。どうかそのことを忘れないで。

 

この日を待ち望んでいた。

 

僕は齢二十と数年の人間だ。ウルトラマンが凄く好きで、所謂円谷信者。ずっと、ずっっっっとウルトラマンを追いかけてきた。色んなウルトラマンを見てきた。愛してきた。それで、最初に言いたいことをここに述べようと思う。

 

初めてだった。

必死に命にしがみついて醜く生きようとするウルトラマンの姿を見たのが。

 

初めてだった。

死んで、そのまま帰ってこないウルトラマンの顛末を見届けたのが。

 

滑稽だったと思わないだろうか、プランクブレーンから全力で逃げ切ろうとするウルトラマンの姿が。玩具のように弄ばれて、呑み込まれそうになる姿が。必死だった。生きようとしていた。たった一つの生命に縋っていた。その直前に「人間の存続が最優先」などと言っておきながら、それでも生きようとした。僕は怖かった。ゼットンが崩壊すると同時にウルトラマンを呑み込もうとするモノクロの渦が、おぞましい音楽と共に僕らに見せつけるのだ、「ウルトラマンも一つの命でしかない」と。二回目観た時は憐れんだ。三回目観た時は咽び泣いた。普段は威風堂々と屹立している巨人がなりふり構わず生きようとするその姿を見て、悲しく、つらく、絶望し、嗚咽を漏らし、吐き気を催させ、頭痛を引き起こすまでに僕を追い詰めた。そんなに生きたかったんだ。そして直後に彼は死ぬ。僕は何もかもが理解できなくて、嫌になった。生きたいと願った存在が死亡する、それは本人が望んでいたことであれ、僕は認められなかった。嫌だった。そして二回目に思った。

 

ウルトラマンが生きようとしたのは、神永にその命を与えるためだったのでは?」

 

見終わって考えて、少しだけ泣いた。出てきた言葉は「そんなに人間を好きになったのか、ウルトラマン」。だってそうじゃないか。僕らは彼に何かをしてやれていない。ずっと守ってもらっていた。それだけなのに、質量保存の法則を無視して、宇宙の隅の惑星の真ん中に「愛」が生まれた。彼の故郷ではそれが罪であるらしい。ならば地球は罪の星だ。十字架を背負って生きていこう、堂々と。

強いから微笑むのだ。

ウルトラマンは死んだ。ゾフィーは二つ命を持ってきてくれなかった。必死に生きようとしたウルトラマンの信号をキャッチして掬い上げただけだ、それもゾーフィが。その信号も他人の生命の為だったかもしれない。何処に救いがあるのだろう。あの世界から「ウルトラマン」は取り上げられた。でも実はそれって現実でも同じで、僕らの隣にウルトラマンはいない。最後の最後に、フィクションは現実をリンクさせてきた。絶望した。希望を持てと言われても難しい話だ。そしてエンドロールに入って、主題歌が僕に訴える。「姿見えなくとも 遥か先で見守っている」。らしい。らしいよ。ふざけんなよ。頭痛い。俺が願うから姿を見せてくれよ。お願い、傍にいてよ。隣にいてよ。優しく微笑んでよ。一緒に戦ってよ。辛いことを共有してよ。共に喜ぼうよ。励ましてよ。応援してよ。支えてよ。手を繋ごうよ。光を頂戴よ。いてよ。傍にいてよ。いなくならないでよ。遥か先じゃわからないよ。見えないよ。好きだよ。愛してるよ。だからお願い傍にいて。離れないで。いなくならないで。僕、貴方なしじゃ生きていけないんだよ。お願い。お願い。

 

涙を拭って、深呼吸をした。

 

身体中の体液が涙になって飽和してしまったのだろうな。だったらいつかは涸れるだろうか。僕はこの映画をずっと楽しみにしていた。僕はウルトラマンをまた一から愛したかったし、ウルトラマンから愛されたかった。結果から言おう、無理だった。だって僕はウルトラマンを千も億も愛してしまっていて、それは不可逆のステータスだったからだ。僕は昔からウルトラマンを知っていて、ずっと好きでいたから、今更初めましてだなんて言えなかった。ウルトラマンが死ぬことはウルトラマンの喪失を意味していた。初めての経験だったから、まるで親を見失った赤ん坊のように取り乱してしまって、今も暗闇に手を伸ばして愛しい人の姿を模索している。そこにはもういないのに。神永には幸せになってほしい。難しいだろうけど。きっとハードな検査が続くだろうね。一生拘束されてしまうかもしれない。それでも生きている。生命は等価交換らしい。この映画は浅見がラストで「おかえり」と言い、その次に続く言葉がカットされて終わる。「おかえりなさい、神永さん」だったのかもしれないし「おかえりなさい、ウルトラマン」だったのかもしれない。どちらでもいい。どうでもいい。言葉が続いていたこと、それ自体に意味があって、価値がある。だって世界は終わらないのだ。俺が観測できないだけで続いていく。神永はどんな人生であったとしても生きていくんだ。僕はこの映画を観ることができたなら死んでもいいと思っていた。だが、必死に生きたウルトラマンを見て、ウルトラマンが生命を神永に繋ぐ場面を目撃して、「生きなきゃいけない」と考え直した。死ねない。ウルトラマンが神永に託した命は、僕がウルトラマンから受け取った命でもある。ウルトラマンは神永だけを愛したわけじゃない。人間を信じて、愛して、託した。傲慢でも構わない、僕はウルトラマンに愛された。三回目にそう思って、僕の心は晴れ間を見せた。

知りたいから対話をする。

色々考えていた僕の姿を見て、三回目に一緒に観た大学の先輩は本作を『カルト映画』と称した。勝手に泣いて勝手にキレていた僕が異常だったので、申し訳ないことをした。また誘って一緒に観たいと思う。嫌がられても無理に連行する予定だ。

正直に言って大衆ウケはしないと思う。オタクは好きだろう。『シン・ゴジラ』にはなれない。ゴジラを期待した人々を平気で裏切る作品だ。でも、それでも僕はこの作品が好きだ。観続けたら壊れてしまいそうだが、それだけ感情を揺さぶられる良い作品だということだ。

 

ウルトラマンは人間になろうとした。なりたいらしい。僕は狂いそうになった。僕らはメタ的な意味でウルトラマンに憧れ、ウルトラマンになりたい!と願っていた。その為に玩具を買ったりする。ウルトラマンもまた同じように考えていたのだ。人間になりたいから、その為に見識を深め、本を読み、人と触れ合った。人間のことを知りたいと思って、わからなくて、わからないのが人間なのだと理解して、でもそんなこと僕にとってのウルトラマンも同じで、だから僕は狂いそうになった。死を受け入れたのは、人間の為だ。人間を愛してしまった自分の為だ。自死が罪だというなら、そんなウルトラマンの選択も罪だ。わからないなら一緒に考えていけばいいじゃないか。ゾーフィ、君も共に。愛されている自覚がなかった僕だって同罪だよ。みんなで償おう。やり直せるはずだ。

 

ここまできて言うのもあれだが、書くべき感想は腐るほどある。冒頭のQパートとか、ところどころに仕込まれたギャグとか、戦闘シーンのクオリティとか、キャラクターデザインとか。でも全部好きなので、あんまり語る必要性を感じなかった。全部好きなので。そういうのは他の人の感想を見ればいいよ。きっとそっちの方が楽しいから。僕の記事は汚い感情も含めた人間的な情動に筆を尽くす場所。

 

神永の遺体を見つめて何を想ったのだろう。ドッグタグを握って何を考えたのだろう。ウルトラマンの選んだ神永に命のバトンを託すという結末は、子供に命のタスキを掛けた神永の結末と見事に一致する。ウルトラマンは死を以てして人間になった。痛みを知るただ一人になってしまった。僕はウルトラマンの迎えた結末を歓迎できない。神永や人類を捨てて生きてほしかった。それだけ僕にとってのウルトラマンは愛すべき存在だった。だけど同時に僕は知っていた、ウルトラマンは人の痛みを見逃せない。ウルトラマンは人類を見捨てやしない。その優しさがあるから僕は好きなんだ。矛盾だ、ジレンマだ、わからない、だけどどうやらそれが人間らしい。どうして僕は人間なんだ。いや、ウルトラマンが死んでやっとなれた存在が人間なんだ、僕は人間ではないのかもしれない。だったら僕は誰だ。思考の渦で溺れかけた僕をウルトラマンは助けてくれない。だって隣にいないから。

 

ウルトラマンが隣にいない」がテーマなのは『ウルトラマンサーガ』だ。

「命は等価」は『ウルトラマンA』でやって

強大な渦からの逃避は『ウルトラマンダイナ』でやった。

善しも悪しも本人自身は『ウルトラマンオーブ』や『ウルトラマントリガー』。

ウルトラマンは神ではない」と言い切ったのは『ウルトラマンメビウス』。

探せばもっと幾らでもあるのだろう。その全てを統括するのがシン・ウルトラマンなのはあまりにも上手くできすぎているというか、数奇な運命というか、奇怪な呪いというか。シンは新であり真であり進であり信であるが神ではない。その絶妙な塩梅が、危険なラインを攻めているにもかかわらずこの作品の最大の魅力となっている。

その瞳は暖かく。

この文章は震える手で書いている。ラストのことにしか言及していないのに暴力的なまでに感情的な文字の羅列、後日読み直したら顔をしかめることだろう。僕をここまでおかしくしてくれたスタッフのみなさんには感謝してもしきれない。俺はこの作品を生涯愛し続けるだろう。僕の為に存在する映画なのではないかとさえ思う。同日に更新されたギャラクシーファイトはまだ見られていない。一人のウルトラマンの喪失に絶望する中で多数のウルトラマンを見てしまったら本当に精神が壊れてしまう、そんな気がしたから。

 

理路整然として、さもすれば伏線回収までするような素敵な記事を書けたら良かったと思う。それでシン・ウルトラマンの宣伝に繋がれば万々歳だ。でも今の僕には無理だった。もしかしたら明日の僕になら書けたかもしれない。朝起きた時の僕だったらできたかも。冷静にウルトラマンを見つめて、淡々と小ネタの解説をして、みんながわぁっと驚くような考察をできたならさぞ素晴らしい記事になったのだろうと思うが、今の僕は自分の情動をどうにかして保存しておきたかった。この感情が気化してしまうことを恐れた。あやふやにしておくことはできなかった。僕は曖昧模糊を好んでいたが、自分の気持ちがそうあることだけは許しておけなかった。愚かだ。くだらない。そしてそれが楽しくて仕方ない。ウルトラマンが好きだ。他の何も愛せない。ウルトラマンが好きだ。ウルトラマンを好きでいられる自分が好きだ。ウルトラマンが好きだ。僕はウルトラマンの為なら生きられる。ウルトラマンが好きだ。ウルトラマンが好きだ。ウルトラマンが好きだ。

 

嗚呼、僕はウルトラマンが好きだ。

ウルトラマンを好きで良かった。

ウルトラマンになれるだけの、ただの人間なんだ#特別編『エピソードZ』

おはようございます。

元気ですか? 僕は大分元気です。

ウルトラマンの話をしましょう。きっと楽しくなるよ。

 

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ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA エピソードZ

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光を繋ぐもの、再び。

みんなは見た? 見てない? 見てこいよ取り敢えず。映画代だと思えばエピZ観るだけで元取れるよツブイマ。僕は劇場で見たくて半日我慢しました。

 

まだ見てないけど他人の感想が見たい……という人向けのやつ。めっちゃ面白かった。特別エピソードというよりトリガーの補完と完結の役割を担っている。トリガーが嫌いな人は見ない方がいい、そんなあなたは何を見ても文句を言うから。トリガーが好きな人、トリガーを好きになりたい人は見た方がいい、その想いは必ず報われる。で、Twitterなどではネタバレを避けるような発言が多いと思うけど、その殆どは本編後のちょっとしたお知らせについてだからそんなに気にしなくていい。つかもうみんな知ってるでしょ。お知らせは劇場公開では流れず、ツブイマオンリーなので気を付けてね。兎角奇を衒うような展開はない。PVを見てストーリーの想像をしたと思うけど、恐らくその通りです。それ以上もそれ以下もない、実に一般的なウルトラ映画でした。だがそれが身に染みるのだな。

 

ここからは内容にも触れていく。あらすじの説明はしない。未見の人は注意してね。

 






これは先に言っておくべきことなんだが、劇場で見た人とスマホで見た人とでは全く違って見えると思う。それはわかっておいてほしい、仕方ない。めちゃくちゃ迫力のある特撮シーンはやっぱり自分を包み込むほどの大きな音量で体感するから盛り上がる。でも詳細に気付けたり気が向いたら巻き戻すことができるのはツブイマ配信の強み。両者一長一短という感じだ。ただ作品自体スマホでの視聴を意識していたからか、劇場で見ると微妙に音質が悪かったような気がしないでもない。そんな詳しくないから知らないけど。あとみんな叫んでたじゃん、あれビックリした。密もクソもないので小池百合子が見たら発狂するよ。血管が切れそうなくらい顔を真っ赤にして叫んでいるシーンが多かったのでテンション上がった。

 

ここまで進めておいてあれなんだが、実はその、僕が褒めるべき点というのはあまり存在しない。というのも、本作は良いポイントが明確になっているからである。ここが良い!ということに自覚的な作品なのだ。

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長期的すぎる計画。

トキオカ隊長。めちゃ好き。ここではトキオカ呼びを統一。時を駆けて救世に徹する科学者だったからトキヲカ(トキオカ)なんですって。嘘です今考えました。勿論根っこにはマサキケイゴという男がいるキャラクター。科学者という情報は事前に知らされていたのでぶっちゃけ彼がイーヴィルトリガーであることはわかりきっていました。まー顔がいい。仮面被った特撮番組でお馴染みの人選です。僕は彼の言動が実に滑稽に思えました。何故かというと、「めっちゃ頑張ったし死人出たのにぽっと出のウルトラマンが全部掻っ攫っていくじゃ~~~ん」までは正当性があるというかまあ僕も同じこと思うだろうなって感じなんですが、「いつか闇の三馬鹿は復活するだろうし俺がウルトラマンになる!」ではなく「いつか三馬鹿復活したときトリガーに後始末任せてその力を頂きますね!」だったからです。全然意味わからん。というかこの思想の時点で目的と手段が逆転している。気付け科学者。マサキくんと同様に神になることを望むようになって暴走するわけですが、今回最後まで光の力で戦っていたのが凄くいいなって思いました。トリガーダークが闇だとして、イーヴィルトリガーは元ネタと同じく『影を継ぐもの』である。光の影にいるだけで根本的に光と同質だったわけでして。勿論光は物質的なものではない(科学的なところは知らん)ので概念的な影ですよね。トリガーの存在がトキオカくんの心に落とした影というのが一番わかりやすいのかな。急に唯物論の話がしたくなったけどマジでトリガーと関係ないので我慢します。

 

「光」を連呼していたのがわかりやすい描写だった。善の闇もいるよ!を地で行ったのがトリガー本編で、その理論で行くなら悪の光もある。その結実がイーヴィルトリガー。本筋からテーマがブレていないのでめちゃくちゃ好印象です。僕自身イーヴィルティガもイーヴィルトリガーも純粋悪とは思っていないんですが、悪ではあると思っています。名前にイーヴィルがついているので。本人たちにその自覚はありません。本気で導けると思い込んでいます、可愛いね。トキオカくんがトリガー見てキレ散らかすのは正直わかるんですよ。僕らはケンゴの努力を知っているから古代に戻ってトリガーを光堕ちさせて三馬鹿封印の流れも素直に応援できるのですが、トキオカくん目線だと侵略者が自分たちを壊滅させておいて一番大事な物に触れた途端なんか勝手に仲間割れ起こして勝手に封印されてるわけですからね。圧倒的な質量を前に無力な自分を呪ったのでしょう。科学なんてクソくらえと思ったとしてもおかしくはありません。そんな彼が3000万年後の世界で頑張って地位を築いて防衛隊隊長までのし上がっているのは凄いことです。逆にそれだけ冷静になれる時間があったにもかかわらず反省できなかったのはヤバい、実直に異常者。トリガートゥルースや黄金に輝くナースデッセイを見て利用することしか考えていなかったわけですからね、やはり邪悪であることに違いはないでしょう。でも、それでもやっぱり人を救いたい気持ちはあって、だから仲間たちが笑い合う姿を見て過去の自分たちを重ね切ない表情で消えていったのでした。ナースデッセイを怪獣の如き扱いで倒すのクソ興奮しちゃった。

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とにかくかっこいい!

ガッツセレクトの面々。本編で割と雑になっていた活躍がしっかり補われていました。Twitterを見ていてもヒマリの描写を好んでいる人が多かった印象。テッシンやヒマリ、ひいてはタツミ隊長の色んな側面をもっと見たかったので嬉しかったですね。新兵器の数々もかっこよかった。ファルコンもガゾート撃破に一役買っていたりしてGOOD。タツミさんイーヴィルトリガー出てきてから急いで着替えたのかな……って思っちゃった、これは俺の良くないところ。本編でもトリガーを庇って戦うことがあった面々でしたが、今回はトリガーがケンゴであることを全員が知っています。それでもケンゴがウルトラマンであることを強いることは決してなく、ケンゴをケンゴとして見ていてくれたのが素敵だったなぁ……いい仲間たちだ。アキトの可愛さは健在、作中最強でしょ。ウザいの一言だけでニヤニヤさせてくれるのエグい、マスクの中でオタク特有のニチャフェイスしてしまった。ユナも作中ずっと悩まされていたユザレと決別できそうで、ユナ的にもユザレ的にもなんというかお疲れさまでしたというような気持ちになりました。マルゥルは特に言うことないよ。ナースデッセイ号ってあのメンバーしか乗ってないの? 激強イーヴィル相手にも臆することなく立ち向かい、最後までケンゴの勝利を疑わなかった彼らに乾杯です。全く悪くないのにPVで悪役に仕立てあげられていたタツミさんが面白過ぎてズルいです。特に疑われるシーンがあるとかでもなくただただ人相が悪いだけなのも死ぬほど笑う。

 

マナカケンゴという男。先言うけどベタスマ&パワーVSゲネ&デスドラの演出、やりたかったんだろうね。あんな電線があってたまるか!って感じではあるものの、あのケレン味がウルトラの醍醐味なんです。美味しく味わってしまったよ。でも今年ダイナやるのにプロレスリングネタ使っちゃっていいんですかね。ニセダイナ戦のあれが結構好き。や、ケンゴの話をしよう。今回深く関わってくるのは11話12話、24話25話であるのはそらそうってことなんですが、俺Twitterで感想呟きながらキレてたんだよね。ケンゴはユナの犠牲で笑顔がもたらされることを嫌悪した。ユナも笑顔じゃないと!って。そこまではええよ。そっから先が問題だ。なんでお前は犠牲になった。どうして自分の笑顔をみんなの笑顔に勘定できなかった。何故お前は一人で二年間も寂しく苦痛と共に過ごしたんだよ。アキトが最終回で泣いたのはあまりにも妥当だった。だって『みんなの笑顔』に『ケンゴの笑顔』が含まれないわけないじゃん! なんで他人の笑顔を願ったケンゴが笑えないんだよ、おかしいよ。ってずっと思ってた。だからこの作品を心から好きになれた。だってそれを言ってくれたから。ケンゴにも笑えって言ってくれたから。苦笑いしてしまうくらいのスマイルスマイル連呼であったが、それもまあ魅力のひとつだったのだと実感する。僕は僕を笑顔にさせてくれたケンゴの笑顔をケンゴと同じくらい渇望していたのだ。みんなと笑い合うケンゴを見たかった。光であり、闇であり、人であり、ウルトラマンである彼は、その中のファクターに優劣がないことを気付けずにいた。ウルトラマンであるならウルトラマンでいなければいけないと勘違いしていた。そんなことはない。人であることを選んだっていい。みんなと一緒に笑って泣いて、苦楽を分かち合って生きることがどうして罪になろうか。そしてここで『ウルトラマンティガ』の主題と重なる部分が出てくる。ケンゴは人であることを選んだ。人は輝ける者でありながら一人では輝けない。だからみんなと輝くことを選んだのだな。泣きかけた。嬉しくて泣きそうだった。ケンゴはいつも笑顔を湛えているからその陰にある闇をずっと隠していた。たまに露呈するのがトリガーダークとの殴り合いで出た「君がいたから光になれた」やアブソリュートディアボロとの戦いで見せた焦りなのである。苦しみを全て自分だけのものだと思っていたケンゴの善性がどうしても僕は許せなくて、そんな彼の心情を慮ることで悲しくなっていた。復活したんだからお母さんのところ会いに行ってあげてね。グリッタートリガーエタニティが最後の切り札になったの、めちゃくちゃ良かった。あれは一辺倒な光などではなく。みんながケンゴの笑顔を願い、ケンゴがみんなの笑顔を願ったことの、その全て。あれがエタニティの完全な姿なんだと思う。

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かっこよすぎて怖いまである。

ハルキとゼット。ついでにイグニス。劇場デビューおめでとうね。でもあんまり君たちに関して言うことないのよ。後輩のとこに遊びに来た挙句迷惑かけまくるのちょっと面白い。ゼットが全然喋らないもんだから違和感凄かった。トリガー世界に適応して黙ってるのかと思ってたけど途中から普通に喋ってたわ。ベリアロクは便利になり過ぎている。ウルティメイトイージスが涙目です。セレブロくん、何しても殺されないのバグだろ。極めつけのデルタライズクローはいつ見てもクールだ。そういえば借りパクしたガッツスパークレンスどうした?????? なくした? ヒカリにパチられた? もしかしたらギャラファイとかで明らかになるんですかね。Theliveとかで描写されてたらごめんなさい、今年忙しくて行けませんでした。

 

最後に、『ウルトラマンデッカー』。劇場出てからすぐスマホで見ました。かっこいいね。胸と頭部に宇宙が広がっていて魅入られてしまいました。ウルトラマンギンガより銀河してると思うんですが。ダイナを如何に表現するか、そんな頑張りを感じましたね。顔の感じが凄く好きなのではやく会いたいです! そしてナースデッセイやガッツファルコンも続投するみたい。ケンゴやガッツセレクトのみんなにまた会えるんだと思うとワクワクしてきました! 次このブログを更新するときはデッカー本放送のタイミングだと思います。また半年間よろしくお願いします!

じゃあ、行ってくる。#25『笑顔を信じるものたちへ ~PULL THE TRIGGER~』

寒いですね。気温というよりは、風が冷たい。

例年お酒を飲みながら長距離を練り歩くのが好きな季節なんですが、風の強さやコロナの情勢があったりでここ2年はできていません。

早く声を出してウルトラマンを応援したいなぁなんて思いつつ。

ウルトラマンの放送が終わると半年の間合わせてこのブログも休止するので、次お会いできるのはエピソードZ公開の時期でしょうか。劇場で見て、ツブイマで見て、それで感想を書けたらなって考えています。

タイガやZのように放送後の総集編がなさそうなのでトリガーについてはこの記事がラストになります。さ、気合を入れて書きましょうか。


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ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA

第25話『笑顔を信じるものたちへ ~PULL THE TRIGGER~』

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どぅん……

最初に言わせてください、最高の最終回でした。ええ、最高。『最』って文字が多発しているせいで馬鹿っぽい文になっている。でも良かったよ。だからこの先ボロクソ言う記事を期待してる人は読まないで。残念だけど、貴方の期待には沿えません。僕は最初から最後までウルトラマン信者。

 

ガッツセレクト。先に膿を潰しておこうということで言ってしまうけれど、正体バレのカタルシスは全くありませんでした。これはもうね、仕方ないよ。テッシンとヒマリの掘り下げないんだもん。あと隊長。隊長はエピZでも出番あるから問題ないのかなって思っちゃう。正体バラしても何も言うことがないしあっちも特に言うことなかったと思う。気まずいね。チームの半数が知ってるという微妙な塩梅ウケる。ティガに沿うならユナへの告白がエモい感じになればよかったと思うけど過ぎたこと言ってもね。終わり。

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その全てが『真実』だ。

ユナはユザレの力で自らの役目を全うし、みんながそれぞれ闇に立ち向かう。ダーゴンとヒュドラムの姿をした闇、あのチープな感じがたまらねぇ。EXPOでカルミラがヒュドラムを傀儡にしていたので違和感もなかったよ。アキトが「俺の開発したナースデッセイなら大丈夫です!」と言い切ったの、めっちゃかっこよかった。前回ホッタがゲストとしてチラっと現れたのも含めて組織で形作っているのだと感じさせてくれて本当に良かったよ。ナースデッセイやファルコンって何処でどうやって直していたんでしょうね。総力戦ってことでシズマ父もガッツウイングで参戦、最後の最後までしっかり戦い抜いてくれました。欲を言うならもう少しバトルモードが見たかった。かっこいいんだもん。ラストでトリガーに力を分け与えてトドメってなったのすげぇいいよ。防衛隊が最終決戦でも活躍してくれる作品が凄く好きです。

 

カルミラ。救われて良かったね。沢山悪いことしたし、人も傷つけたから倒されるのはひとつの道理として見るけど、きっとケンゴはそれすらしたくなかったんだろうなって思います。地球が壊れてしまうと言われても暴れることをやめなかったのは、トリガーと一緒に死んでしまいたかったからなのでしょう。みなさんは好きな人と死にたいですか? 僕は嫌です。死ぬなら一人がいいです。誰にも邪魔されたくないし誰も邪魔したくないから。カルミラは寂しかったんでしょうか。トリガーの傍にいたかったんでしょうか。僕にもそれだけ一途に想える人が出来たら心中したいと思えるのでしょうか。わからないですね、わからない。でもトリガーとケンゴは寄り添いました。ともに死ぬのではなく、相手を否定せずに抱き締めた。それだけで嬉しかったんだろうな。光を知ったカルミラは笑っていました。できればヒュドラムやダーゴンにも思い思いの道を歩んでもらいたかったです。

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愛に貴賎はない。

かつて人であることを選んだ光の巨人がいました。そしてその巨人を心から応援した子供たちがいました。覚えているでしょうか。忘れるはずもありませんね。その巨人が終わらせた戦いは僕が生まれる前に発生していたんです。だから当時の感情や熱量は知りません。知りませんが、僕はその巨人のことが大好きです。人が何かを想うことに関して、時間なんて実は関係ないのかもしれません。まあそういうことですね。今生まれた子供たちがその巨人を愛してもいいし、その当時を生きた人が、ウルトラマントリガーを愛することだってできる。それだけなんです。トリガーはニュージェネらしく何かを許容する姿勢を見せました。礼堂ヒカルは自分を倒そうとする一条寺友也のやり方を夢と捉え、許容しました。ショウは同じ地球に生きる地上人類と理解し合いました。大空大地は言わずもがな怪獣と共に生きようとしましたし、クレナイガイは自分の弱さと向き合い、そして自身を嫌悪した男との友情を肯定しました。朝倉リクは様々な星の仲間と手を取り合って戦い、最後には悪しき父を労いました。湊兄弟は新たな生命を家族として迎え入れ、世界中の客のために命を懸けて戦いました。工藤ヒロユキはトライスクワッドの一員として、差別の蔓延る世界で戦い続けました。ナツカワハルキは自分のやってきたことの重さに、ゼットと一緒に立ち向かいました。

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あの日から、僕らは変われただろうか。

彼らは新時代に寄り添って、何かを肯定し受け入れ続けてきました。僕らも変わらないといけないのかもしれません。そういう時代の転換点にいるんです。25年前戦った巨人は最後至高の光として邪悪を払いましたが、トリガーは光と闇を内在させる新しい姿となりました。それがトリガートゥルース。真実ですって。トリガーの真の姿……というよりは、人の側面、闇と光があって人として成立する、そんな形を真実と形容してるのかな。だからトリガーとガッツセレクトとイグニスがみんなで一緒に戦って、子供たちが応援する……あの状況全てがトリガートゥルースだったのかもしれません。黒が入り混じった姿も、体色がどこかかつての光の巨人と似通ったものになっていたりして。素敵だな。光=善、闇=悪の時代ではなくなった。トリガーダークやダーゴンは人と共存しようとしたからね、作品を通して証明してくれていました。今思えばエタニティコアそのものが善悪のない純粋な力とされていたのも納得ですね。光でも闇でも本人がどう生きるかで全ては変わる。

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引き金は僕だ──!

いや、かっこいいよトリガー。最高。笑顔を信じていたから、あの話は僕のためにあった。ケンゴはエタニティコアの暴走を止めるために姿を消しました。みんな泣いていたけど、ルルイエが咲いて笑いました。1話でケンゴが願っていたことが叶ったんです。火星の土で育てていたルルイエが咲くというのは人類の明るい未来にも繋がります。過去から未来へ。光から闇へ。ケンゴはまさしく『光を繋ぐもの』だったんです。アキトが素直に嫌がって泣いたの、凄く良かったなぁ。大切な友達だったんだね。一緒にラーメンもっと食べたかったよね。でも大丈夫だよ。ケンゴは必ずいつか帰ってくる。そしたらまたウザいって言ってやればいい。だから胸を張って生きてほしい。ケンゴが守った世界と生きてほしい。

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それは、他者を想う優しい笑顔。

ああ、好きだなトリガー。

終わってほしくないな。

毎年ウルトラマンが続くって奇跡みたいなことだけど、子供たちがそれぞれのヒーローを好きでいられるように、いつかこの日を思い出して笑えるように、この環境を当たり前にしていけるように出来たらいいなって思うんです。だからたくさん買って支えたいし、こういったブログが制作陣の方や視聴者のみんなのモチベーションになればいいなとも思う。

トリガーはみんなの笑顔を守ってくれました。そしてきっとこれからも戦ってくれるのでしょう。また会う日まで、僕は彼らのことを想い続けることにします。


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はいボイドラ。

全員大集合。最終回っぽいですね。

 

ナースデッセイ開発秘話。

こちらもこちらで総括的な。

お別れが惜しいですが、決してこれが最後ではありませんから。

ホッタが最終回手前で登場したのもこれを踏まえると更に嬉しくなっちゃいますね。

 

じゃあね。また来年、ウルトラマンが続くといいな。

あなたのことを待ってる人が、たくさんいるんでしょう#24『闇の支配者』

こんにちは。

凄く眠いですが書きます。

最終回までに間に合いそうで安心だぜい。

これは毎年そうなんですが、ウルフェスやEXPOで実際に現行ウルトラマンに会うとめちゃくちゃ好きになっちゃいますよね。リアルイベントは偉大だ。


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ウルトラマントリガー』

第24話『闇の支配者』

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どぅん……

遂に始まった最終決戦。暴走一直線のカルミラ。ケンゴとガッツセレクトは世界中のスマイルを守ることができるのか。そんなお話で御座います。最終決戦だぜ。もうめっちゃ面白かった。

 

メガロゾーア。これまでカラバリの怪獣が多いと思っていた中でこんだけド派手な怪獣が出てくると興奮しますよね。移動できるガタノゾーアといった趣で、第一形態は王道怪獣型、第二形態は顔が逆さになって歪に笑っているような造形になっていたことに驚き感動しました。いいね。闇の三巨人やトリガーダークも含めたら新規造形キャラの数はこれまでとあんまり変わってないのかもしれないけど。強さに関しては良くも悪くもいつもの坂本監督。やたら固い。蛸みたいな足が生えていて絶妙に気持ちが悪いです。カルミラが埋まってるのにめちゃくちゃ理性あるのウケる。グリッタートリガーエタニティと力の根源は同様のものなのに持ち主の精神性が違うとこうも変わってしまうものなのですね。三馬鹿の力が集まっている分強いみたいです。

 

ケンゴママ。すっごく優しいのよね。暖かい気持ちになった。いつか戦いに戻るとわかっていて、それでも自分の子供だと愛してきたのです。ケンゴのしたいことを後押ししてきた。俺こういうのに弱いのよマジで。ウルトラマンだって、光だって、闇だって関係ない。愛する子供、ただそれだけでいい。それだけで愛し続けることができる。ケンゴだって自分がウルトラマンで、本当は子供じゃないってわかってからもお母さんと呼び続けたんですよね。15話で再起したときに「母さんが育ててくれた人間、マナカケンゴなんだ」って言ってます。マナカケンゴという名前さえ、ケンゴにとってはかけがえのない宝物。みんなの笑顔を守らないと。負けちゃダメだよ、ケンゴ。

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自らを導いて出すべき答えがある。

カルミラ。本来エタニティコアを得て闇に染め上げることが目的だった彼女は、地球に来てから全てを失いました。彼女は闇の存在でありながら、孤独を嫌悪します。ウルトラシリーズでは闇=悪という概念を壊してきているのはご存じでしょう。ウルトラマンジードは闇のウルトラマンベリアルの遺伝子を引き継ぐ戦士ですが、みんなの為に戦う無邪気な子ですよね。ウルトラマンルーブも光と闇を掛け合わせて目覚めた最強の戦士です。そう、人には光の側面も闇の側面もある。一辺倒ではいられない。どちらかに傾倒できればきっと楽なんでしょうけどね。根が悪い人間なんていないんです。どんな人間にだって良いところはあります。どんな人間にだって悪いところはあります。それらを第三者の裁量で裁くのが日本の裁判制度であったりするわけです。情状酌量とかあるからね。だからカルミラを可哀想だと思う人も当然いる。僕は思わない。だって地球侵略にさえ来なければこんなことになってないから。自業を自得しているに過ぎない。それでもケンゴは彼女の笑顔を見たがっているんですよね。そりゃ俺じゃウルトラマンになれないわけだ。どんなに殴られて泥まみれにされたって許しちゃうんだもの。そんな優しさ、眩しすぎるよケンゴ。痛かったら痛いって言っていいし、それで恨んだっていいのにさ、まったく気にしないんだよね。笑ってほしいって言っちゃうんだ。眩しい。綺麗。だから俺はウルトラマンが好きなんだと思う。綺麗事、素敵だよ。俺はどうしようもなくストレスが溜まる地獄みたいな環境の世の中に一輪咲く美しいウルトラマンの花を愛してしまうのです。だからどうか、いつまでも人を思いやり続けてほしい。

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光と闇は表裏一体。

トリガー一人では勝てない……!となったところでやってくるのがいつものアイツ、トリガーダーク。もはやただのウルトラマンです。そして前回のラストでは「地球は故郷のように滅ぼさせない……!」とヒーロー然のことを言っていたクセに今回は調子よく「ゴクジョーなユナは譲らねぇ!」なんて言いながらやってきます。お前ほんとに。大好き。本心を隠して笑顔を振りまいて戦う男、精神性があまりにも崇高。かっこよすぎ。だってトリガーダークきてから逆転するんだもん。これまでフォームチェンジなどのタイミングで流れていた主題歌アレンジが最高のエモーショナルを巻き起こして展開します。かつて人々がみな光になったように、今はみんなが引き金なんですね。イグニスがシズマ父に戦う理由を問うシーンも素晴らしかった。故郷でない新天地を守る理由、確かに境遇がイグニスに近いのはシズマ父でした。ゼットやリブットに連れて行ってもらえば帰れるはずですが、きっと彼はそうしないのでしょうね。かつてアスカシンがそうしたように。僕はそんなシズマ父が愛おしくてたまらないです。ティガを呼び出すのにふさわしい器の人物だったなぁ。神器や少年の想いが詰まった人形もなしでティガを召喚した男は伊達じゃない。

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怖いよ、死ぬのは。

ユナのシーンがかなり良かった。自分の身を犠牲にメガロゾーアを封印しようとする中で、ユザレに死の恐怖を問いかけて、ユザレも死を恐れていたと知る展開。凄く刺さった。だってそれを理解して、穏やかに死のうとするんだもん。そしてそれを力づくで止めたアキトも良かった。だってダーゴンと約束したもんな。ユナを守らないと。ユザレの血統なんて関係ない。ユザレだってユナに同じ道を辿らせようとは思ってないよ。ユナはユナとして生きてほしい。ケンゴが「ユナの笑顔だって必要」って言ってくれたのも嬉しかった。それでこそウルトラマンなんだ。でもねケンゴ、君の笑顔だって必要なんだよ。俺はケンゴの明るい笑顔が好きだから、自分を犠牲に何かを為そうとはしないでほしい。キツかったら逃げていいし、他の誰かを盾にしたっていいよ。でもそんなことしないんだろうね、悲しいけどそうすることに躊躇わないのがウルトラマンだから。

 

記事書きながらべそべそ泣いてる。正体バレの展開は各隊員の掘り下げ不足が目立ち、例年と比較すると薄味ぎみでったような気もしたが、それでも良いものだった。

トリガー好きだよ、終わらないで。

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過去から今へ、今から未来へ!!

押し寄せる闇の波動。傷つくケンゴ達。

残される最後の希望──ナースデッセイ号。

何年経過したって変わらない。

今できることを、全力で。

次回、最終回

『笑顔を信じるものたちへ

 ~PULL THE TRIGGER~』


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はいボイドラ。

やっと緊張感が出てきた。

ダダの身体はどうしてそんなに黄ばんでいるんだ。

 

ナースデッセイ開発秘話。

感動のお別れや。

泣かないでホッタさん。

我が願い、叶えてくれるか。#23『マイフレンド』

最近忙しくないですか?

僕は忙しいです。

こうして文を書く時間を確保するのにも一苦労なんですが、それもまあ楽しいのでいいですね。ウルトラマンが好きなので、今週も書いていきましょう。


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ウルトラマントリガー』

第23話『マイフレンド』

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どぅん……

ダーゴンの元ネタキャラであるダーラムのセリフをオマージュした今回のタイトル。原典とは180度違う意味で用いられるのが印象的でした(ダーラムがマイフレンドといいつつボコボコに殴ってくるのがそもそも間違った使い方ではあるんですが)。前回を見て思っていた通りダーゴンが散るのでまあ悲しい。言わずもがな悲しい。

 

ダーゴン。Twitterではダーゴンさんと呼ばれ愛されてきた彼。初登場時のことを覚えているでしょうか。前情報で卑怯なことをしない武人キャラだ!と喜んだオタクたちがトリガーを呼び出すために街を破壊する彼に失望していました。にもかかわらず、最終的に三馬鹿の中で最も別れを惜しまれる形になりました。ユナに恋をして、その後も度々敵対してきた彼ですが、闇の巨人の中で唯一人間の強さを認めていたところが愛される所以だったのでしょう。カルミラとヒュドラムが喧嘩したら仲裁に入るような冷静さもありました。キリエル人による幻覚でも一人でひっそりと傷ついて終わっている辺り、その人柄が窺えますね。

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泣く。

兎にも角にも、真っ直ぐなキャラクターだったと思います。というのも闇の馬鹿たちは全員真っ直ぐなんですね。嫌な方向に真っ直ぐだったヒュドラム、トリガー一直線のカルミラ。だからあとはどれだけ大衆に迎合していたかって話なだけです。それでダーゴンは愛された。良いことです。物語の終盤にかけてどれだけ良い奴になっても序盤で人を殺していたりすると僕は許しておけない質なんですが、そういった意味でもダーゴンはきっと死ぬんだろうなと思っていました。今回の最初の方で仲間として受け止められるような方向に話を持っていった時点で更に察することができましたよね。死亡フラグがビンビンです。ジャグラーとかも被害凄いので完全な善としては受け止める気ありませんし、逆にイグニスはトリガーを殴ったくらいしか罪がないので許せる。そんな認識で番組を見ていました。が。が、アキトやユナが許すというのなら僕は何も言いません。実際命を懸けて戦ったのは彼らなわけですし。

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赤目も似合う。

カルミラに操られて遂げた最期でありましたが、別に最終回後にひょっこりと現れて生きていこうとしても僕は何も言わないどころかむしろ喜ぶかもしれません。そのくらいには僕も好きでした。むしろここまでの展開に来てダーゴンを処理するのであればこうするしかなかったでしょう。例えばメタ的な話をするとして、来年がニュージェネダイナだと仮定するじゃないですか。そうしたらあの地球にダーゴンが戦力として存在するのって割とまずいですよね。イグニスはトレジャーハンターなので何処かへふらっと消えても問題ないしケンゴがニュージェネと合流してギャラクシーなファイトしててもいいわけですけど、ユナが大好きなダーゴンが地球から離れる理由はないしね。だからどう抗っても死ぬしかない。勿論欠席させる理由なんて考えようと思えば幾らでもあるけども。だから死ぬのは自然の流れ。納得しかない。

 

そしてトドメを刺したのはアキトだった。ダーゴンの人類側の分類がトリガー、ユナ、その他大勢くらいのものなんじゃないかと割りと本気で思っていたので、アキトのことを好敵手として、個の存在として認識してくれていたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。だからアキトがトドメを刺すのは妥当。トリガーのことも好敵手とは言っていたけど、ケンゴはあんまりダーゴンやヒュドラムのことは意識していなかったよね。だからこれでいいと思う。そして本当は倒したくないアキトが救命の力を宿してるリブットキーでダーゴンを撃ち抜くのも凄くいい。綺麗に文脈が乗っかっている。ナースデッセイのゼロ距離射撃も待ちわびてた感じがする。めちゃ熱い。トリガーとカルミラも実質的にラストバトルになったわけで、抑えるべき点は本当にしっかりやってくれましたトリガー。エンディングを流しながらの決着も素敵です。冒頭のティガ最終回を意識したであろう集合写真もそうですが、最終回が惜しくて仕方ないです。

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彼の精神もまた『ウルトラマン』。

カルミラがメガロゾーアへと変貌。テレビのラストってことでガタノゾーアとデモンゾーアの折衷なんでしょう。別名も王道の邪神です。エタニティコア、やすやすと触れられる位置にあるのがおかしい。そして美味しいところを持っていく男、イグニス。たった一言だけで全てを持っていきました。くっそ、好き。復讐を遂げたので彼が地球の為に戦う必要は皆無なのですが、それでも故郷のようにはしないと立ちあがる、ヒーローの鑑です。イグニス好きすぎる。金銭の消費が激しいからプレバン商品の購入を控えようと思いまして、ブラックスパークレンスは買わずにスルーしようと思っていたのにイグニスがあまりにもかっこ良すぎたのと、EXPOでご本人を見たり、目の前にトリガーダークが来たりしたのでもう諦めて買ってしまいました。一回売り切れて残念だとは思いながらも仕方ないかなって感じていたのに、二次受注が始まるんですよ。邪悪じゃん。プレバンのダーク系玩具結局コンプリートですよ。はぁ。以前は代引きで買っていたので前払いな分気は楽なんですけどね。イグニス好き。

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みんなの笑顔を守るため。

世界を絶望で包み込む邪神メガロゾーア。

人々の笑顔を守るため、ケンゴは仲間と共に立ち上がる。

次回『闇の支配者』


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はいボイドラ。

相変わらずいちゃいちゃしてますね。

ボイドラの感想あんまり見ないんですけどみんな聴いてるんでしょうか。

 

ナースデッセイ開発秘話。

不穏。視聴者視点で言えばマルゥルがガッツセレクトに選ばれるのはわかっているのでなんとも言えない切ない展開。どうなるのでしょう。