だから、本当はみんな魔法使い。#11『星の魔法が消えた午後』
書くの忘れてた。
書くわよ、ウルトラマン好きだから。
『ウルトラマンタイガ』
第11話『星の魔法が消えた午後』
アバン。E.G.I.S.メンバーに合わせた総集編のような形ですね。俺これ好き。
お茶を淹れるとか淹れないとかのくだり可愛くていいな。ヒロユキの前に突如現れる魔法使い、麻璃亜。一々打つのが大変なのでマリアって書きます、許せ。夢を掴みとったカナの友人が登場、ファンに向けたサービスですねこれも。ニュースキャスターの圧が尋常ではないので面白いです。
ヒロユキの周りをふわふわ浮いてるタイガが良い。マリアちゃんなんというかポエミーなので会話が割と成り立ってない、悲しいね。視聴者的には言いたいことがわかるんだけどヒロユキからしたら大分ヤバいと思う。出現する触手。襲撃された人々はヤバいことになるらしい。お気に入りのニュースキャスターも襲われてしまいました。圧を吸収するな触手め。
ここからが急展開。触手が再び現れるもマリアの魔法は使えないし触手が魔法奪ってるとか言い出すし急速に宇宙人に拉致されるし。この勢い何回見ても笑っちゃうんですよね。ゼラン星人オショロに脅迫されても余裕の態度が崩れないので見てて可哀想になる。
オショロのキモい感じが面白くて好き。シュールギャグが冴えわたります。
コンクリートを破壊。地下から黄金に輝く瞳が覗きます。現れたのは地底怪獣パゴス。マリアを利用しようとするオショロ、残念ながらホマレパイセンに殴られます。
パゴスはオショロのものではなさそう。ですがタイタスより強いパワーを持つパゴス、止めないわけにはいきません。ウルトラQぶりに登場して破格の扱いですよこれは……。さあ変身、バディゴー! 硬い皮膚を持つパゴスはヘルべロスのヘルスラッシュさえ弾き飛ばします。
夢を見る力、それ自体が魔法なんだとか。それを飯にしているのがあの触手。どう見てもパゴスの触手じゃないですがストーリー的に突っ込んだら負けです。激しい戦闘、タイガからタイタスへチェンジ! 例の如くポーズを決めながら戦うタイタスさんです。
しかしパゴスもウルトラQのままではありません。背中を発光させてドリル状の光線を放ちます。避けるもギリギリ足に当たってしまうタイタス、即座にフーマへチェンジします。ゆとりか?
そして我らがイケメンウルトラマンフーマ!
蛇腹状の鞭を振り回して最後に剣へ、一閃。
パゴスの腹を裂いて撃破。爆発もせずにパゴスは死亡します。
涙を流して石化する姿は派手さが全てではないと教えてくれますね……。
一件落着ではない。
ということで笑いながら現場を後にするホマレたち。しかし悪夢は終わっていない!
触手の正体、それは吸血怪獣ギマイラでした。そう、パゴスはギマイラに追い立てられて出現したのです。2000を超える円谷怪獣、そのなかで最も私が好きなのがギマイラなんです。まさかの展開でした。80ぶりに復活するなんて誰が予想できるんだ…………。嬉しすぎる。気持ちの悪い触手の舌で人々の夢を奪います。タイガに変身するが連戦ということで最初からカラータイマーは赤、ピンチです。というところで今回は終わり、次回に続きます。
変身バンクが少し追加されていたのはなんなのでしょうか、面白いですけどテンポは悪くなりますよね。マリアが可愛いしオショロが面白いしギマイラがかっこいいしでなかなか楽しめましたが、魔法という単語の唐突さが視聴者を置いてけぼりにしちゃったんじゃないかと思います。何度も見直して咀嚼する人ならまだしも一度見るだけのライトユーザーは困惑しているんじゃないかな。ギマイラが出たので僕は何でもいいんですけど。かっこいいですよね。強いし。
夢は奪われた! 人は絶望するしかないのか……否。
次回第12話『それでも宇宙は夢を見る』。
ボイスドラマフーマ過去編最終回です。
ゲルグと戦うことになったフーマ。何も語らないゲルグと拳を交わすフーマがきついですね。そして星間連盟に撃たれます。クソクソクソ。クソ組織過ぎる。フーマもゲルグも同じというのがなんとも。そしてゲルグは瀕死のフーマを連れて頂へ。
フーマだけが生き残ったのか、フーマとゲルグが混ざり合ったのか、ゲルグが自身をフーマと思い込んでいるのか、俺にはわかりません。誰にもわからない。だけど、それでいい。それだけの物語でいいんです。