何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

貴方が助けたいと思ってるのは────#11『機神出撃』

博品館劇場のバトルステージウルトラセブン編がめちゃくちゃ面白かったので暇な人はアーカイブ配信とか見てみればいいんじゃないでしょうか。ウルトラセブンがアツいね。

 

映画館で特別上映されているウルトラセブンを観ました。めちゃくちゃ面白かったので暇な人は映画館に行くといいんじゃないでしょうか。ウルトラセブンがアツいね。

 

セブンの話しかしてないけど許してほしい。昭和ウルトラマンを見ると心が老害になってしまうんですよね。仕方ない。上質なSFと特撮を見てしまうと仕方ない。

 

とはいえ僕はデッカーも大好きだよ。というわけで本題入っていこうか。


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ウルトラマンデッカー』

第11話『機神出撃』

シンプルなサブタイ、グッド。

今回は恒例になりつつある中盤のメカ怪獣大活躍回!の前編。といってもこの話はこの話で割としっかり完結しています。キングジョーストレイジカスタム、ナースデッセイ号に続いてのテラフェイザー。毎年差別化を強く意識していてとても見応えがありますね。原作ウルトラマンダイナにおけるテラノイドとデスフェイサーを合わせたような存在っぽい。まあテラノイド要素はあんまりないんだけど。人類側の兵器ということでテラノイドと合わせたのでしょう。その戦闘描写はこれまた歴代メカ怪獣とは一線を画す面白い感じに。粒子を絶え間なく放出して簡単な領域を展開、自身に有利な状況を作り出します。ネクサスのメタフィールドをかなり狭い範囲で、かつ移動しながら使えるようにしたようなものなのでしょう。相手の光線技を屈折させて回避したり、自身のレーザー兵器を曲げて当てたりしていましたね。ロボットアニメなんかではありがちな描写でしたが、こういった実写特撮で楽しむことができるとは思っていなかったので凄く驚きました。戦闘前に粒子を展開して戦うのではなく、リアルタイムで放出できるのが強みですよね。人間では難しいマルチタスクもAI制御ならこなすことができる。デッカーの世界観に適したキャラクターです。

いいのよ、これが。

この話のもう一つの主軸、それは等身大戦闘です。初代の頃から度々展開される等身大戦闘、Zで久しぶりにやってくれたと思ったらなんと今年もやってくれました。ウルトラマンの等身大戦闘といえば圧倒的な力を以てして敵性宇宙人を一方的に排除するとにかくかっこいい戦いですが、今回はなんとデッカーがピンチになります。助けに来たんじゃねぇのかよ!と僕なら突っ込んでしまいそうですが、リュウモンくんは非常に真摯な子なので真っ直ぐに助けに向かってくれましたね。ウルトラマンに手を差し伸べる姿は奇しくも昨年のケンゴVSトリガーダークを彷彿とさせました。なんか感慨深いなぁ。ニュージェネは未熟なウルトラマンが成長していく物語もテーマのひとつとして据えられているイメージがありますが、今年も例に漏れず。ウルトラマンと人間が互いに背中を預ける激アツなカットを見せていただきました。欲を言えばもっと尺が欲しかったなぁ!って感じ。すっげぇワガママなんだけどね。

ダイナといえばサムズアップ!

ライバッサーとヒナバッサー。ウルトラマンオーブに登場したマガバッサーからR/Bのグエバッサー、そして今回のライバッサーですね。色合いがかなり鳥の怪獣にマッチしていたような気がします。ここ最近の色変え怪獣の中では随一のお気に入りです。トリガーに続いて3度目の登場となったガゾートはあえなく早々の退場を強いられてしまったのですが、今回のメイン怪獣はライバッサーということでご了承ください。ハネジロー搭乗前とはいえ一度はテラフェイザーを完封しているのでそれなりの強さなんでしょう。ヒナが人間を襲っていたので食べたりしているのかもしれませんね。怖いよ。ヒナも複数体でデッカーを追い詰めていたし、凶暴なうえ実力も伴った強豪怪獣であったと言えます。鳥の怪獣って強豪多くない? ブラックピジョンとかバードンとか。地球上では三次元的に戦えるアドバンテージって実は相当凄いのかも。宇宙だとそれが当然になっちゃうしね。

無限パンチ!

テラフェイザーの今後。テラノイドにしてもデスフェイサーにしろ結末は敵に操られて暴走してしまいました。どちらもダイナをギリギリのところまで追い詰めた強敵です(ゼルガノイドに関しては変身前の時点でアスカがボロボロだったんですが)。となるとテラフェイザーもスフィアの手に堕ちるんだろうなって感じがしますよね。玩具の仕様においてもどう見ても敵側な顔面をしていますし。で、ここで問題になるのがウルトラマンZの最終盤。ウルトロイドゼロがテラノイドとほぼ同じ展開を経てラスボスになったのは記憶に新しいですよね。このブログでもテラノイドを取り上げて記述した覚えがあります。書いてなかったらごめんなさい。そんなZはまだ2年前の作品です。名作と名高く人気も高いZと展開をかぶせてしまうんでしょうか。どうせなら違うものを見てみたいものですが、2年も経てば子供たちの層も変わってくるし被っても仕方ないような気もします……どうなるんだろうね。楽しみにして見ていこうと思うよ。


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復活したネオメガス!

復活しないという話は何処へ行ったのか!

おいカイザキ副隊長!聞いてるのか!

次回『ネオメガスの逆襲』