誰かに止めてほしかったんだよ、本当は。＃18『新しき世界のために』
はーーーーーーーい書くよ。
ウルトラマン好きだからね。
『ウルトラマンタイガ』
第18話『新しき世界のために』
アバンから飛ばすぜ今回は。電車の中からの撮影……と思いきやこれはミニチュア！ なんだその技巧。この一瞬にどれだけの労力が掛けられているのか想像もつきません。ウルトラマンタロウにて登場するマンダリン草が仕込まれた自販機も映っていたり小ネタも忘れません。ウルトラマンフーマが戦っていた相手はこいつ。
そう、ご存知ベムラーです。初代の頃に比べて精悍な顔つきになりました。宇宙の悪魔っぽいね。二つ名がシンプルに宇宙怪獣なのがクールで痺れます。フーマからタイタスへチェンジ。おでこの星からパワフルな光線、アストロビームを放って撃破します。お前はプラニウムバスターを撃ってはいけない何かがあるのか？
そんな戦いを見つめる怪しい隣人。あなたはだぁれ？
まあフック星人ですねどう見ても。
OP。
本編。東雲さん準レギュラーみたいになってて笑う。
宇宙人と仲良くできればいいのに……と述べるピリカ。葵との一件を考えるとなかなかにつらい話ですが、基本的に前線で殴り合ってるヒロユキやホマレからしたらまだまだ距離はあるんじゃないでしょうか。少なくとも俺なら怖くて嫌です。我々視聴者は他人事だからこそ共存を考えられるのかもしれません。
今回はホマレさん非番。朝一でタイ焼き買いに並ぶという狂人ぷりを見せてくれますが、そのタイ焼き屋さんの列を見せてくれないので本当に大変だったのか疑わしいところです。上機嫌で歩いているところで遭遇したのはリンチに合っている男性。タイ焼きを吹き飛ばされたことで激昂したホマレはチンピラをなぎ倒して助け出します。怪力から宇宙人であることを見抜かれますが、その男性もまた宇宙人であり静かな暮らしを守るために正体を明かさずに暮らしているそうです。
男性──小森セイジと意気投合して自宅に招いてもらったホマレ。地球人にはわからない味だというマンダリンジュースを飲んだりして盛り上がります。メフィラス星で一時期話題だったらしい。
そして一方ヒロユキ。車内に現れたタイガとトレギアの存在を危惧します。現れたら戦えるけどすぐ逃げるしそもそもそんなに出てきてくれないので現状後手後手に回るしかないんですよね。ジードの際のベリアルとは違って生存報告をしにきてしまうくらいまだタイガとヒロユキを嘗めてます。ベリアルなんか性別偽ってたんだぞ、あれ結構すごい。今考えるとミードの死って結構つらいな。
そしてまたホマレパート。小森の相手である女性、水野ヒトミが帰宅しますがホマレの姿を見て何処かへ行ってしまいます。マンダリンジュースのお土産を貰ってご満悦のホマレ。夜になるまで話し込んでいたようですね。
それから数日。時間になるとすぐにE.G.I.S.を出て小森の自宅へ行くようになったホマレ。こういうオッサン素直に嫌だ。いるじゃん他人の家に入り浸るオッサン。無理。まずヒトミとの遭遇の気まずさもなかなかに嫌だったのに。閑話休題。
小森の家に向かっている途中、ヒトミがホマレを待ち受けていました。自分たちに関わり過ぎない方がいいと告げるヒトミ。ホマレは小森がフック星人と密談している瞬間を盗み聞きしてしまいました。
「どう思う、この社会のこと。地球人は、他者を認めない生き物だ。だから我々宇宙人は、本性を偽って生活をしなければならない」
「みんなそれで上手くやってるだろ！」
「嘘だね！ お前だってわかってるはずだ。この星では幸せに生きられない。同胞のために、社会を作り替えるんだ……一緒にやらないか？」
小森の暴挙を止めようとしたホマレは不意の攻撃を受け気絶。
ヒロユキはホマレの欠勤を怪しく思い、ピリカに追跡してもらいます。プライバシーというものはないのか。
目が覚めたホマレはヒトミに介抱されていました。最初は静かに暮らせればそれでよかったんだそう。しかしその秩序を乱した奴がいます。もうわかりますね？ 霧崎です。
全てを説明した理由を問うホマレ。本当は止めてほしかったんだと。
ヒトミは正体であるピット星人としての姿を見せ、消え去ります。
女性の宇宙人と言えばピット星人が定番ですよね。男性いないのかな。
ヒロユキが合流し、二人は小森を追います。タイガのナビゲーションによって小森を発見するので正体がバレないかヒヤヒヤさせられますね。
楽曲『新世界』をバックに大暴れ。今回のサブタイに合わせた選曲がいいですね。スカルゴモラの時もそうでしたが素直に暴れる怪獣は気持ちがいいし楽曲が合わさることで芸術鑑賞しているかのような気持ちになります。
共に革命を起こそうと誘う小森。やり方を間違えていると語るヒロユキ。ゼットンの火球によって焼き尽くされたかと思いきや……。
バディゴー！ 光の勇者、ウルトラマンタイガ！！！
なんとか無事でしたが流石に正体バレたでしょこれ。
向かい合い結構いい勝負をするタイガとゼットン。流石は光の国の訓練生成績優秀者です。
小森の正体はバット星人。帰ってきたウルトラマン最終回を彷彿とさせるような画面での殴り合いが展開されます。
ヒロユキのような仲間に出会えていたら小森も変われていたのだと語るホマレ。ヒトミはもうやめるよう小森に懇願、小森も人間の姿に戻ります。
タイガの八つ裂き降臨モドキがキャッチされ、ストリウムブラスターもガードされてしまいました。だったら燃えるしかねぇだろうが！
燃え上がれ、仲間と共に！ バディゴー！
勇者パースで登場、あざといトライストリウムくんです。
ゼットンが放つ巨大な火球に突進しバリアさえも砕きます。
ウルトラマンフーマの力よ！ 風真烈火斬！！
逆手持ちはかっこよすぎるだろ！！！！！！！！
巨大な光輪は流石のゼットンもキャッチできなかったみたいで真っ二つ。完全勝利です。
後日。一件以来初めて小森宅を訪ねていく二人。どうやらゴリ押しで自分がタイガじゃないと主張したみたいですね。無理があり過ぎるけど本人がそういうなら信じるしかないのかな……。もう多分バレてますけどね。
到着すると玄関で遭遇したのはヒトミ。引っ越しするみたいです。ここで敢えて小森を映さない手法に感動しちゃいました。ヒトミはヒロユキにホマレを任せると笑顔で見送ります。
これからの宇宙人との関わり合いを語るホマレの胸を弾丸が撃ち抜きます。
わかってんだろ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
犯人はこいつだよ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
めちゃ笑ってるけどマジで許さないからな。霧崎に怒りを見せるヒロユキ。早く救急車呼んでほしい。
響き渡るのは電車の音。
今回はここで終わり。
前回までに比べるとかなり綺麗でハッピーな終わりです。ゼットンで暴れているので小森が制裁を受けてもおかしくないんですけども、タイガでは罰せられるべきなのに生き残ってるやつ多いので許容範囲内です。今回のフック星人も生き残ってるしね。めちゃくちゃ好きな話だったなー。ゼットンが強いと嬉しいタイプの人なので今回の活躍には思わずにっこり。激しく動くシーンと静かに構えるシーンがしっかりわかれていてかっこよかったですね……。
今回の鍵は電車だったりするかもしれません。
冒頭の電車、ヒトミがホマレを待ち受けるシーンでの電車、最後のヒロユキが吼えるシーンでの電車。電車って騒音であることには間違いないんですけども、車窓から覗く流れる景色やその音の中で静かに響き渡る言葉ってのは印象に残りやすかったりしますよね。線路という場所と場所を繋ぎながらも隔絶する道はまさに人類と宇宙人の距離感を表現していたのかもしれない。誰がどう見てもオタクの深読みですがテクストの分析ってこうやってやるものなので許してほしい。
そして最後の霧崎。クソなんだけどクソのベクトルを毎回少しずつズラしてきているので俺は好きです。好きだけど赦すつもりはないので綺麗に負けてください。まあ素直に実力はあるからね。態度が嘗め腐っててクソクソのクソなだけなので。話が進めば進むほどタロウはあんな奴を親友にしていたのか……と困惑してしまいます。みんなは友達をしっかり選ぼうね。少なくとも人殺しする青い変態仮面は友達にしちゃだめだよ。ジャグラスジャグラーは悲劇さえなければマジで普通に良い奴だと思います。人間堕ちるところまで堕ちるとああなります。反面教師にしていきましょう。
次回『雷撃を跳ね返せ！』
本当にストーリーに雷撃関係ある？？？ タロウみたいなノリでサブタイ考えてるでしょ絶対！！！ なあスタッフ！！！！！
ボイスドラマだよ。
最近URLが上手く貼れなくて悔しい。なんだろうねこれ。
今回は前回に引き続きタイタス武勇伝。まさかの『ウルトラマンUSA』からソーキン・モンスターの登場です！ つい去年USAの劇場公開見てきてるので興奮が凄まじいですね。グリッドマンの頃には盛んだったUSAのCMが最近ではめっきり見かけなくなったのでちょっと寂しいです。面白いのでみんな見てね。Blu-ray買え。
というわけでタイタスが頑張るんですが、明らかに踏み倒しそうな恋愛フラグを立ててくれたので面白いです。ボイスドラマの部分って取り敢えず聴いてもらわないと話にならないので塩梅が難しいんですよ。もしTHE LIVEに行く予定がある人はボイスドラマ必ず聴いてから行ってね。マジで。後悔させないから。
