私って馬鹿ね、いつも貴方を困らせるだけ。#20『砂のお城』
書くの忘れてたから書くよ。
実は俺ウルトラマン好きなんですよね。
『ウルトラマンタイガ』
第20話『砂のお城』
アバン。
砂にお城を壊され、泣いていた女の子──元宮サチコ──を助けた男の子。
手の甲に奇妙な模様を持つ彼は宇宙人で、女の子を置いて宇宙へ帰ってしまいました。
絵に描いたような円盤がきてちょっと笑っちゃいました。もっと変な形でも良かったのよ?
サチコが少年にどんな感情を抱いていたのかはわかりません。憧憬か、恋情か、期待か。ただひとつ言えることがあるとしたら、少年に置いて行かれるのが寂しくて嫌だったに違いないということでしょう。
OP。
ニュースに映るのはエネクロン社の失態や互いを宇宙人だと疑った地球人同士による暴力事件。偏見は消えることなどないし、小森の祈りはまだ人間には届きません。
そんな世界を憂うE.G.I.S.にやってきたのは外事X課のサクさん。久しぶりですね。
今回は『CQ』という地球に潜む宇宙人を判別する機械を開発中で、その効果を危惧したヴィランギルドが開発者を狙っているとのことで護衛を依頼しに来ました。みんな死ぬほど嫌そうな顔をするしヒロユキはちょろいのですぐ引っ掛かりそうになります。チビスケと引き換えに焼肉だったことを忘れたのかお前は。まあでもなんやかんやで引き受けます。ホマレは怪我が完治したということで復帰。前回のことで外事X課にお世話になっているので引き受けるのが妥当だったのでしょう。遂に宇宙人と戦うことが基本になってきていて可哀想です。給料引き上げろ。
CQ開発者のもとへ向かったホマレとヒロユキ。その開発者とは元宮サチコ、冒頭の少女は時間の経過でとても賢く成長していました。
サチコは人の足を踏む妙な癖があって非常に危険です。俺ならブチギレてる。
連続するエネクロン社の事故。ピリカとカナはその裏に何かがあるのではないかと考えます。
ここでまた場面転換。CQの試運転をするためお外に出ます。ホマレが宇宙人判定されて上手くいっているところでヒロユキで試してみると地球人と宇宙人の反応がどちらも出てしまうというハプニング。宇宙人要素の方が強いと思うよ、三人いるし。
些細なことで言い合うヒロユキたちを見て羨ましそうにサチコが笑う。
宇宙人と人間がフランクに付き合える日はまだ遠い。
突如飛んでくる弾丸。サチコを救ったのは黒ずくめの青年でした。彼はCQを照射されるのを嫌がりました。手のひらに浮かんでいたのは特徴的な紋章。かつてサチコの友達であった少年が持っていたものと同じです。
青年はサチコに逃げるよう警告するとその場を立ち去ります。
弾丸を放ったのはバド星人。ホマレが追い詰めるも、地底から大蟻超獣アリブンタを呼び出して逃げてしまう。
知能があると違った魅力が引き出せるので素敵ですね。アリブンタも地底に身を隠します。
一度E.G.I.S.に戻ったみんな。ヴィランギルドはサチコの暗殺と同時にエネクロン社を失墜させてゾリンコーポレーションの立場を確保しようとしていたのです。
ゾリン。覚えていますか?
第四話に登場した町長として地球に馴染んでいるゼットン星人、ヴィランギルドの大物です。ゾリンコーポレーションの名前からホマレにバレてしまうのがなんだかバカ。
長年の計画が無駄になるかもしれないので激おこです。バド星人も腰が低い。
謎の青年を追ってエネクロン社の施設へ向かうヒロユキたち。頭を下げてまでサチコもついてきます。かつての少年との別れをヒロユキに話すサチコ。青年がその少年なのではないかと一縷の希望を持っているのでした。青年の反応を見つけたところでホマレが追いかけます。
ヴィランギルドのメンバーに迎え入れられる青年。ミスティと呼ばれた彼はサーペント星人の代わりの補充要員としてやってきたと語ります。サーペント星人といえばそう、前回暴走気味なヒロユキがボコボコにしていましたよね。細かいところで繋がっているのに好感が持てます。ヴィランギルドが油断したところで銃を構えるミスティ、しかし彼を敵だと勘違いしたホマレは彼にトンファーを向け、全てを察したところで乱闘が開始します。アンジャッシュか?
背中を預ける男は良い。浪漫。戦闘員に呼び出され出現するアリブンタ。不意をつかれたヒロユキはバド星人に攻撃されサチコが連れ去られてしまいます。
人質となったサチコはバド星人の話を聞かないどころか足を踏み抜いて逃げることに成功。起き上がったヒロユキは変身します。
バディゴー! 初めてのタイタス直接変身だ!!!!
例え天が許しても~のくだり、結局意味がわからなくてクソ笑いました。真面目にこういうことされると弱いです。ウルフェスでの公募でゲットした技『タイタスプラネットハンマー』をめちゃくちゃかっこよく決めてみせます。こういうの久しぶりだね。追い詰められたからか地底に逃げてヒット&アウェイに徹するアリブンタ。これまでの個体で最も賢いでしょこいつ!! しかしタイタスは賢者。音に注目することで突破します。が、筋肉で音を聞くのはやめてください。かなり優勢だけどここでタイガにチェンジ。流石のタイタスもBANDAIの販促には勝てません。
ゴロサンダーリングを使用して雷を浴びせます。角が光ってて可愛い。
危機に陥ったホマレたちを救ったのはまさかのサクさん。普段ヘラヘラしている彼も国家権力を持っているので強いです。オタクは国に弱い。
タイガは結局押され気味。逆転劇を果たしたホマレたちを見たヒロユキはパワーアップ! 燃え上がれ、仲間と共に!
トライストリウムなので負けません。当たり前です。なんかエフェクトが綺麗でしたね今回。背中の角をへし折ったりしてかなりつよつよです。
ミスティはサクさんの部下で、潜入捜査官としてヴィランギルドに紛れ込んでいたのでした。先に言えやジジイ。
今回はトライストリウムバーストでトドメ。
相変わらずかっこいいです。
ゾリンは全てがバレて逮捕。
カナとサクはいつかCQが必要のない世界を望みます。CQは正式に配備されることになり、下手をすればこれまで以上に宇宙人にとって厳しい世界になるでしょう。想いと裏腹に世界は残酷さを増すのです。
ミスティはヴィランギルドがアメリカで暗躍しているということで日本を離れることに。サチコはついていきたいと述べるが、必ず戻ると告げたミスティを信じその背中を見送ります。彼女が見つめた砂のお城にはかつての自分たちが浮かんで見えて────。
今回はここまで。トレギアがいないと平和です。いいね。
細かいところに配慮されている良い回でしたね。
ミスティの手の甲の紋章がCQのシステムに組み込まれていたり、サーペント星人のことだったり、サクさんやゾリンの再登場だったり。ある種タイガという作品の集大成といえるかもしれません。トレギアいないけど。ゾリンが逮捕されたのはちょっと残念。なんというか、L77を滅ぼして地球でもセブンとレオを追い詰めたのに再登場したらローランの尻を追いかけていたマグマ星人を見ている感覚。いや悲しいでしょ。悲しくないの? 4話でかっこよくヴォルクを手を汚さずに殺したゾリンは何処に。ホマレもそこで怒ってほしかったけど今回はそもそも出会ってないもんね、そこは仕方ないや。
サクさんのキャラ最高だったね! ああいうやるときはやるってキャラは補正かかってかっこよく見えてしまうものです。また出てきてほしいなぁ。
闘った場所が工業地帯でこれまでとは違った味があるのも素敵でした。プラネットハンマーに反応して帯電する描写とか物凄くクールです。
宇宙人と人類の関わりって主題の話はこれまでにも幾つもありましたよね? それでも個性豊かなゲストキャラや巧みに編み込まれたストーリー展開でそれぞれがしっかり生きてる。素晴らしいな……。小説版タイガとかあったらもっとハードになるのかな?
次回『地球の友人』
折角トレギアいなくて平和だったのにさア!!!!!!!!
帰れ!!!!!!!!!
いなくていいよ!!!!!!!!
嘘やっぱ好き!!!!!!!!
それはそれとしてみんなを傷つけないで!?!?!?!?!
パンドン嬉しいな!?!?!?!?!?
ゼットンに続いての最終回怪獣最高か!?
ボイスドラマ行くよ。
まさかの超獣紹介回。総集編番組か?
妙にチョイスがマニアックでオタクにあまあまです。
特に言及することねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!