守りたいと思ったものは……全部守りたいんです#23『絶望の空』
さあ今回もやっていきましょう!
前回記事を書いてそのまま書いてます! アホ!
一月から何をやっているんでしょうね。
そういえばEXPO楽しかったです。ヤプールが相変わらず情けなかったですが、まあ番外編なので特に何も思いませんでした。バトルステージはお祭りですからね、細かいことに囚われていては仕方がありません。
ウルトラマンを愛せるこの日々がいつまでも続きますように。
『ウルトラマンデッカー』
第23話『絶望の空』
サブタイのまんま。絶望の空。よく切り抜けたものです。
そもそも空に敵が常駐してるの最高に怖いですよね。緊張が終わらない、故に感覚もマヒしていく……いや今更ながらめっちゃ怖いわ。この地球の人たち強いよ。
アガムスと対話をするカナタ。根明なカナタですから、アガムスとの対話で信頼を勝ち取ることに成功しますが……だからこそ悲しいというか、虚しく思えてしまいますよね。だって本来なら星を超えた友人として一緒に生きられたのかもしれないんだから。テラフェイザーを作るアガムスは、あの時の気持ちすら偽っていたのでしょうか。本当にカナタを仲間と思えなかったのでしょうか。僕はやっぱり序盤のアサカゲ博士を信じたいです。ここまできても信じていたいです。去年のカルミラだってそうだったはずです。苦痛を受けていたカナタがそれでも救いたいと思うなら……だったら救えるはずですよね。だってそれがウルトラマンでしょう。僕の知っているウルトラマンなら不条理さえも覆してくれる。
対話パートで半分も尺を使ってくれて嬉しかったです。子供からしたら画としては退屈だろうと思うけど、それでも『ウルトラマンデッカー』において避けられない演出だった。前回壮絶な戦いを繰り広げた二人が穏やかに語らう姿、本当に素敵でした。
反面今回のMVPはリュウモンソウマしかいないでしょう! 前回ラストでデッカーの正体を知ってしまった彼ですが、冒頭からナイスアシストの連続。戦いに赴くカナタに何も言わないのが渋い。カナタも振り返ることなく変身するのが最高にクール。去年のアキトとは全く違うアプローチながらどちらも最高の信頼を見せてくれておじさん感動したよ。救難者やリュウモンがまだ画面にいるにも関わらず躊躇なく変身するその情熱に焼かれました。
スフィア戦は毎回迫力があっていいですね! スフィアゴモラ、スフィアレッドキング、スフィアネオメガスの猛攻、すぐさまダイナミックタイプに変身したのが印象的でした。クソゲーあるあるの遠距離ハメ技されてたの笑っちゃう。いくら盾があったって限界はあるでな……。とはいえウルトラマンの秘技「回ればなんとかなる」の前では全てが無力! あそこから華麗な大逆転があるとは思ってなかったのでビックリでした。まあテラフェイザーにやられちゃうんですけど。ナースデッセイはデッカー入ってからよく落ちるわね。
遂に現れる諸悪の根源「マザースフィアザウルス」。そしてなんと準レギュレベルの活躍を見せているトリガーが登場! 前哨戦をこなしてくれるみたいです。かっこよすぎか。客演ウルトラマンといえば最終決戦では助けてくれないのが恒例ですが、トリガーは後輩想いなので一味違うぜ。というのは冗談にしてもめちゃくちゃ珍しいですよね。ジードでのゼロは立場がちょっと違うし。ただのかませになるのか、或いは一矢報いるのか……これは期待しちゃうね。
いよいよ始まる最終決戦。舞台は地球へ──!
次回『夢の果て』