何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

そいつの痛みが、拳を通って伝わってくんだよ。#4『群狼の挽歌』

はい俺です。

四話の感想を書きます。

 

ウルトラマンが好きなので。

 

ウルトラマンタイガ』

第四話『群狼の挽歌』

 

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この人は群狼ではありません。タイガです。

全体的にハードボイルドな雰囲気に仕上がっている第四話。場面が変わるごとに時間が表示されるのにも注目です。

今回アバンはヒロユキが仕送りを受け取るところからスタート。仕事場で受け取るんじゃないよ。開けるな。

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この荷物持って帰るのしんどくね?

警察から持ち込まれる厄介事件再び。民間組織にそのレベルのことを持ってくるな。そろそろメンバーから死人が出るぞ。

 

今回は怪獣爆弾なるものを止めなければならない模様。お金を払えって相手は言っているのに払うつもりが毛頭ないのが面白いです。爆弾だぞ、人死ぬぞ。小回りが利かないとか言ってる場合じゃないよ国家権力。働け。そういえばお前ちゃんと焼肉奢ったんだろうな。チビスケのことで泣きながら食ってたら悲しいじゃんな。

 

OP

 

で、本編。風の覇者が帰ってくるらしいです。みんな粒子になって生き残ってるとかトライスクワッドの耐久値ヤバいな。

 

いつも記事書く時はつべで配信見直しながらやってるんですけど、CMで流れる『ウルトラマンアーカイブス ウルトラQ』めっちゃいいですね。モンスターフィクションですってよ。

 

そうさのためにファントン星人を訪ねるヒロユキとホマレ。こいつ出る度に何かしら食ってんな。一話から何の説明もなく蔓延っていた怪獣オークションはヴィラン・ギルドという組織からの提供で運営しているそう(他にも提供あるかもだけど)。自ら悪役を名乗るとは潔い集団です。その大物であるゾリンは怪獣爆弾を盗まれて焦っているらしいです。ホマレ先輩は面識あるみたいですね。この宇宙人が暗躍している設定が一話のころから徹底されていて面白いですね。新旧宇宙人が入り混じっていてめちゃくちゃワクワクします。

 

仕送りに入っていた宝物を情報のために差し出すヒロユキ。あんま躊躇ってないので多分そこまで大事じゃなかったんでしょうね。「ちょ何言ってるかわからないすね」で笑ってしまった。

 

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ゼットン星人ゾリン。霧崎とはまた違った魅力があります。

町会長として世界に馴染んでいる彼は表向き子供に優しいおじさんです。ホマレに問い詰められるも白を切るゾリン。ヴィランギルドの大物として充分な貫禄と妖しさです。凄くカッコイイ。正体がわかっていても逮捕できないのはヤクザとかギャングみたいなものだからなのでしょう。E.G.I.S.はあくまで民間組織だから、というのもありそうです。

 

今回の犯人を仄めかしゼットン星人としての顔を一瞬だけ見せたりします。こういうのに弱いんだ俺は。クーーーーール過ぎるぜゾリンのダンナ。

 

「花を綺麗に咲かせるコツは何かわかりますか。雑草をこまめに抜くことだよ」

 

サングラスをかけたこれまた怪しい奴に問いかけるゾリン。明らかに何かを画策しています。

 

犯人を追うヒロユキとホマレ。事情を話さないホマレに対してヒロユキのヘイトは溜まります。そらそうだ、報連相できない先輩とか嫌すぎるもん。それでも話さないホマレ。突如現れた宇宙人によって二人とも拉致されてしまいます。追われている身で自ら現れるのなんなんだ。

 

両脇にサーペント星人とガルキメスガルメス人を従えた今回の犯人『ヴォルク』。で、でた~~~~~昔のお前はもっと尖ってたよなって言ってくる奴~~~~~~~~そういう奴は大体現状で楽しそうにしている本人を見て満足そうに帰っていきます。なので何事もないうちにお前も帰れ。

 

ヴォルクは聞かれてもいないのにギャング時代のことを語りだします。要するにホマレのことが大好きなチンピラってことですね。美味しそうにお茶漬けを食いやがります。

 

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尖り過ぎでしょホマレさん。ギャングってことは犯罪者では???

ホマレさんはヴォルクを見くびっています。ヴォルクの器量じゃゾリンを裏切れないらしいです。

 

「俺は随分軽く見られたもんだなホマレさん。物事は変わるんだよォ! どこの星のヤツだろうがこの世は強い奴が弱い者を食う! ……俺は強くなる。この怪獣爆弾で!」

 

ここまで名前を呼ばれないデアボリックがなんか可哀想。こんな状況においてもヒロユキを子ども扱いして変な空気にするホマレさん。多分宇宙人から見たらまだまだ子供ってことなんでしょうね。どうやらヴォルクはホマレにもう一度ギャングとして暴れてほしいみたいです。嬉しそうに殴り合いを始める二人。しかしホマレは暴力じゃ何も解決しないということを学んでいます。陰から店内アンケートについてる鉛筆みたいなスナイパーライフルを起動させる宇宙人。

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これクリップペンシルっていうらしいですよ。

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これどうみても安いペン。

さっきの妖しいサングラスさんはゾリンに派遣された暗殺者だったみたいです。それにしては近距離すぎるじゃん。

 

怪獣爆弾を止めようにもヴォルクは止めさせない。暗殺者を撃退するもヴォルクは既に何発か貰っています。起動するデアボリック。オーブのときより強くないかこいつ。

 

変身だタイガ、バディゴー!

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親父に負けないアクロバットキック。痺れるぜ。

合成を駆使したハイクオリティの空中戦が繰り広げられます。このシーン何回見ても飽きねぇな。爆弾より悪質だけどそんなに爆発しないよね怪獣爆弾くん。ウェポナイザーを見習いなさい。

 

呼んでもいないのに来やがった霧崎。ホマレさんは霧崎のことも知っているらしいです。河津の脳みそ移植したの? 物知りだね。今回の事件も霧崎が手引きしたらしいのでそろそろぶっ飛ばしたいところ。ジードウルティメイトファイナルを呼びましょう。

ホマレVS霧崎とタイガの合成も素晴らしいです。デアボリックの弾道を呼んでいる霧崎なんなんだ。間違えてミスドのドーナツ紙ごと食ってしまえ。

 

ヴォルクはまた聞かれてもいないのに自身の行動理由を話します。自分のように道に迷った子供を救いたかったんだそう。最初からそれ言ってくれればホマレさんも協力してくれたと思うよ。そんな曲がってしまったところもヴォルクの魅力です。

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ヴォルクの形見。その中に宿っていたのは優しさと魂と──

危機に陥ったタイガ。タイタスが交代を申し出たところに響き渡る声。

 

「まあ待ちなって。頭と仲間は生きてるうちに使うもんだぜ!」

 

タイタスのことバカにしてんのかお前。賢者やぞ賢者。

 

「この声は!」

 

ヴォルクの所持していた石に宿っていたのは風の覇者、ウルトラマンフーマ!

和風の変身音が気持ちいいです。一番好きかも。

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O-50からやってきたキザな戦士だ。

「俺の名はフーマ。銀河の風と共に参上!」

 

ついに集結、トライスクワッド。

超速でデアボリックを追い詰めます。これまでのスピード戦士の中でも随一の速度だぜこりゃ。マジでビックリした。初戦補正あるにしてもこれはすごいって。タイタスは走ればそれなりに速度出るしフーマはデアボリックの砲撃正面から貫くし。お前らその実力があればそれぞれ一番組持てるでしょうが!!!

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ついてこられるかよこのスピードに!

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凄い、凄すぎるぜギンガ!

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ウルトラマンはピースが好きって昭和のころから言われてる(嘘)

というわけで例の如くギンガレットでデアボリックを難なく撃破。後ろからぶち抜くという卑怯にも見えるやり方も忍者モチーフなら許されます。

 

ヴォルクはホマレに感謝を示し息絶えます。一話から死にかけたり死んだりが続いてハードモードです。

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現れるクソ野郎。

飛ぼうとするウルトラマンの足を掴むというダークルギエルに続く暴挙。ウルトラマントレギアです。めちゃくちゃフーマを煽った挙句逃げるので本当にクソです。好き。

 

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もう圧が凄い。

これがネクサスならデュナミスト疲労で倒れているところです。ネクサスも配信が開始したので見てね。

 

「この街にはな、地球人でないヤツらも大勢いるんだ。奴らにだって子供もいれば親もいる。だから。そいつらみんなひっくるめて……俺がこの街を守る。それが俺の仕事なんだ」

笑うヒロユキ。

「『僕たち』の仕事でしょ。だって僕らは……」

「黙ってろ。今日の俺は機嫌が悪いんだ」

 

いい感じで締めようとしたヒロユキを制するホマレ。絆だ仲間だでは片付けられないできごとだってある。ここがめちゃくちゃ気持ちいいですね。笑ってごまかせる話ばかりじゃあない。

 

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背中で語ることもある。

 今回はクールで渋いお話でしたね。言葉を重ねるだけじゃ意味がなかったりするというお話。ヒロユキももうホマレさんが地球人じゃないってことに気付いてるんじゃないでしょうか。フーマがヴィランギルドを渡り歩いているのもキャラクターに合っていてよかったと思います。今日の記事めちゃくちゃ長くなっちゃったな。ストーリー書くの減らしていこう!

 

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ギンガの最終回か?

次回『きみの決める未来』。新怪獣が大暴れだ!!!

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さて今回のボイスドラマ。故郷でマウントを取り合うんじゃないよ可愛いな。こういうのを本編で描かないことでシリアスなムードが保てるので非常に良いですね。シリアスとギャグの塩梅が圧倒的に強いので何回も見てしまう作品です。ジョーニアスがここまでフィーチャーされアトラクスーツも新造されたことで新規のファンを獲得しているのを見ると嬉しいですね。こういったムーヴメントを嫌がるファンもいますけど、俺は続けてほしいと思ってます。