これは、私の決めた未来。#5『きみの決める未来』
書きます。
ウルトラマンが好きです。
『ウルトラマンタイガ』
第5話『きみの決める未来』
平和な時間を享受するE.G.I.S.の面々。突如現れる怪獣、セグメゲル。
俺がエキストラで逃げるところ映っているのでぜひ探してください。ヒントはウルトラマンが好きそうな人ってとこですかね。
怪獣が出現してからではE.G.I.S.も動けません。ヒロユキが部屋を静かに飛び出してからタイガが現れるまでがめちゃくちゃ早くて面白いです。
父親譲りのラッシュを見せますがセグメゲルくんはめちゃくちゃ強い毒で攻撃してきます。左腕がどろっどろに溶けるのがいい。こういうの好き。ダメージを受けながらもストリウムブラスターでセグメゲルを貫きます。ストリウムブラスター、5話にして遂に怪獣撃破です。
ここまでがアバン。ここからが本編です。
早速腕をけがしているヒロユキくん。一人のウルトラマンでここまでのフィードバックあるってことは三人とも怪我したらやばいじゃんな。
セグメゲルの危険性を訴えるダマーラ星人さん。これまでに出た人面宇宙人の中で最もそれっぽい人です。不服そうにしていながらも調査に乗り出すあたりただの良い人です。が、出番はここまでですね。
今回の脚本を担当した皐月彩さんはこういった見解を述べてくださっています。
ガッツリカナさんとホマレさんに報酬を絞られて、ちくしょー!協力しただけなのにー!と言って帰っていったと思います。でも心のうちでは、故郷のようにならなくてよかったと…
— 皐月彩△△🐫🌙LINEノベル『ナヒレ決議』配信中 (@touhu320111) August 5, 2019
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やはりただの良い人でした。
今回はピリカの担当回なのでヒロユキは基地でお休みです。
偶然出会った葵という女性。流れ的にセグメゲルの召喚士さんです。
ペアルック&おサボり同盟という超絶ふざけたチームを組んで遊び始めます。仕事をしてください。トライスクワッドと遊ぶヒロユキ。仕事をしてください。
仕事の悩みを打ち明ける葵。震えたような声を聞いているとこちらもなんだか悲しくなってきます。仕事の悩みを子供向けフィクションで描くんじゃないよって声がTwitterで見られたのが個人的にツボでした。めっちゃ面白い。タピオカを飲む女子二人と寝込んでいるだけで召喚士を特定するヒロユキ。なんだこの組織は。ホマレさんたちは何をしてるんだ。一話のころから思いますけど機材が優秀過ぎますよね。
しかし幸せな時間はそう長く続きません。ヒロユキが特定したセグメゲルの召喚士こそが葵だったのです。バレてしまっては仕方がない。セグメゲルは復活。遊園地近くで暴れます。みんなが危ない!怪我はもういいのでしょうか、ウルトラマン特有の回復力で変身します。光の勇者タイガ、バディゴー!
ここのタイガめちゃくちゃ不安だったと思います。召喚士見つけないと何度でも復活するし毒は痛いし……俺なら召喚士を殴り飛ばしてます。
ギャラクトロンリングを利用しての攻撃も弾かれてしまいます。ここで風の覇者、フーマにチェンジです。頑張れフーマ。素早い動きでセグメゲルを追い立てます。尻尾に捕まっても「忍!」という実に古風な掛け声で抜け出します。そんな忍者丸出しにするか??? そして霧崎。今回は直接関わっていないようですが事態の観察を楽しんでいる様子。タピオカじゅるじゅるすんじゃないよ。
足を毒で貫かれるフーマ。彼はこれだけで戦闘不能のようです。
代打は力の賢者、タイタス。トライスクワッドのみなさんさりげなく追い詰められています。セグメゲル強いですわね。怪獣に噛みつかれても動じないウルトラマン滅多にいないぞ。素手で尻尾をちぎるな。しかし逆に毒を浴びることになってしまいます。しかしまあ毒を喰らっても呻くだけでなんか耐えてます。爛れていたタイガやフーマと違って皮膚には影響がなさそう。やはり筋肉こそが正義ということでしょう。
葵はかなりの過激派具合を見せますがピリカの訴えによって心が揺らぎます。やりたくないことをやらされている葵ちゃん。仕事に未来を決められる筋合いなんかない。
まさかミニチュアの観覧車を破壊することになるとは思ってなかったので感動しました。
どんな宇宙人であってもペアルック&おサボり同盟であるからには助けたいと述べるピリカ。良い子です。俺なら死にたくないので殴ってセグメゲル止めてます。葵ちゃんはペアルック(ryが超ダサいとキレ、ピリカはそんな発言に笑顔を見せる。その間も毒の直撃を受け続けるタイタス。耐久値がエタルガーレベルです。
召喚士はセグメゲルを操作することができない。しかし毒の抗体にはなる。
「それを渡せば、あの巨人はまた戦える」
「自分の未来は自分で決めていい……だよね。これは、私の決めた未来」
「そんな顔しないで。私達はずっとペアルック&おサボり同盟だから」
葵はその命を抗体に変化させタイタスの体内に宿ります。
毒が効かないタイタスに負けはない。
激しい殴打。人の想いを背負ったウルトラマンは最強だ。
ウルトラマンエックスの力を宿した『エレクトロバスター』で最後のセグメゲルを撃破。何故か筋肉強調ポーズを決めます。
後日。ピリカは葵と一緒に撮影した写真を静かに眺め、笑います。ペアルック&おサボり同盟は永遠になったのです。
というわけで第5話でした。1話完結の良い部分がぎゅっと詰まっていますね! ウルトラシリーズの定番と言う感じで大好物です。役者さんたちの迫真の演技もあって気持ちの良いお話になりました。トレギアが出なかった初めての回でもありますね。トライスクワッド全員が怪我してるんでヒロユキくん死にかけてるんじゃなかろうか。ボーっとしてたのはそういうことじゃないのか。ウルトラマンたちのスペックに配慮された描写も楽しかったですね。タイタスが体力オバケとわかっただけでも嬉しいです。
次回、第6話『円盤が来ない』! ウルトラセブンのオマージュっぽいですね。ガピヤ星人が出るのもそれっぽい。突っ込みどころ満載過ぎるな。
ボイスドラマも第5話です。タイタスの過去編。
タイガとフーマの中学生みたいな(実際人間換算で中学生くらいらしいです)くだらないやりとりで緩和されてますけど死ぬほど重い内容です。ウルトラマンジードの設定をマイナーにしたバージョンみたいなもんです。ヘラー軍団のお子さんなんですかタイタスさん。デザインの黒にさえ理由をつけるその周到さにビビりましたね。後付けにしても充分過ぎる破壊力がある。やっべぇな。