何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

ご唱和ください、我の名を!#1『ご唱和ください、我の名を!』

半年ぶりだな!

書くよウルトラマン好きだし。

 


『ウルトラマンZ』第1話 特別配信「ご唱和ください、我の名を!」 -公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 1 -Official-

ウルトラマンZ』

第一話『ご唱和ください、我の名を!』

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影絵再び。タイガみたいに弄れねぇ。

書く前にちょっとアレなんですけど、タイガのときはあらすじ書いてて大分しんどかったので今回からはあらすじ省いて感想書いていきます。あらすじ知りたい人がいましたら、そんな甘ったれたこと言ってないで本編見てください。面白いから。見ろ。

 

じゃあやっていくよ。

まずセブンガー!

世界に馴染んでいていいですね。

「セブンガー着陸します。ご注意ください」っていうアナウンスが流れるのも良い。

可愛らしい顔と体形のロボットに踏まれて死ぬのは嫌ですからね。

怪獣のカテゴライズが細かく決まっているのも防衛隊ならではといった趣があり、これまでのニュージェネとはまた違う魅力があります。ゼットのことを50m級ヒューマノイドタイプエイリアンと呼称するのもオタク心をくすぐられちゃう。ツルク星人とかだったらモンスタータイプエイリアンとか言われるのかな? あいつを一目で宇宙人と見抜けるかどうかはわからないけどね。

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令和の時代にまさかの復活。

対怪獣特殊空挺機甲一号、通称特空機1号『セブンガー』。しわしわだった昭和のスーツをディティールと再解釈しリ・デザインされた彼は大きなバックパックを背負って見事に復活を遂げます。実にクーーーーーーールですね。これがクールジャパンですか。

背中にはバッテリーがあり消費するとカートリッジ排出によって交換! 飛んだカートリッジがクソ迷惑になることに突っ込むのは無粋です、地味に交換するのも味はある。救助とか瓦礫処理にも利用できるそうで、怪獣との戦いがない場合は有線でエネルギー補給をしています。こういった細かい配慮がオタクには嬉しいのです。元々一分しか動けなくてリチャージに時間がかかる燃費の悪さが魅力でもあったセブンガーが1分×3で活動できるようにしてくれたのが最高ですね。だってウルトラマンと活動時間同じだもん。人類がウルトラマンと同じ舞台に立つことができたという事実が何より嬉しいです。それにゼットは三分の一人前と言われるほどの子です、こういった立ち並びが達成されただけでもこの作品は大成功だと言えるでしょう。

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ガッツリ鮫。ゲオザークを思い出すね。

今回の怪獣はこの子、ゲネガーグくんです。王道怪獣ではあるものの、これまでの一話怪獣とはシルエットをずらした感じの容姿がかっこいい。鮫といっても泳ぐのは海じゃなくて宇宙! もしかしたら水を泳ぐ鮫の方が変なのかもしれない……宇宙を泳ぐのが普通なのかも……そんな想像を掻き立てられる素晴らしい造形の怪獣です。背中にはバーニア、各部の穴からは光線を放つ強豪で、あのウルトラマンゼロさえも追いかけるので精一杯でした。マント着ながら戦うの慣れてないでしょあいつ。

二話放送後なので内容知ってるんですが敢えて知らないフリしますね、どうやって光の国からゼットライザーとメダル奪ったんだ!?!?!?!?!?!?!?!?

あのちょっとボロボロなスーツの質感がそそられます、鮫肌やんけ!!

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ゼロの情けない姿を見るとニコニコしますね(ゼロのことが大好きです)。

ブルトンの演出も初代マンでの四次元空間を意識したものになっていて非常に丁寧な作りになっておりました。劇場版オーブでのブルトンがただの道具みたいな扱いを受けていて少し寂しかったのでこの神出鬼没で理不尽な描写をしてくれたことに感謝しかありません。まあどっちも田口監督なんですけど。

僕は昔からブルトンがとても好きだったので再登場してくれるんじゃないかと期待しています。ガンマフューチャーの相手にピッタリじゃない? いいよね、ブルトン

まあそんな感じで吹き飛ばされたウルトラマンゼロ。すぐに戻ってこられそうなものだが取り敢えず物語のスタートに合わせるにはナイスな展開です。

ゼロの弟子が最初のキャッチコピーだったわけだけど、それも実は『自称』でしかなくて。これ個人的嬉しいポイントです。勘違いの激しいゼットのキャラ付けにもなるし弟子も認めなさそうなゼロという点で解釈一致オタクになってしまう。

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新たな物語が始まる────

今回悲願の防衛隊が復活ということでストレイジ! 凄いよ。凄いんだ。

少数部隊ということを感じさせないように徹底された組織描写が素晴らしい。熱血バカを地で行く主人公ナツカワハルキとゲロ甘隊長ヘビクラショウタ、エースパイロットのナカシマヨウコ、科学担当のオオタユカ、整備班長イナバコジロー(あだ名がバコさんだから一番覚えやすいフルネームだと思う)、怪獣研究センターのカブラギシンヤ、ストレイジ創設者クリヤマ長官。ストレイジだけでなく研究センターや防衛軍が別にあるのがリアリティの獲得に一役買っています。

そう、設定としては

地球防衛軍日本支部長官クリヤマストレイジを創設

しているんですよね。ストレイジ日本支部というわけじゃなさそう。となると外国には全く別の名前の防衛隊があるのか!? って興奮に繋がる。他の国じゃ戦闘機が主流だけどアニメ文化が進んでいた日本だからこそ人型ロボットの製作がすすめられて……とかあるかもしれませんよね。ないとしてもそういった妄想が捗るというのは素敵なことです。考えを巡らせているだけでも楽しくなれちゃう。

 

そしてやっと登場ゼットくん。最初は一言も喋らずにセブンガーと共にゲネガーグに挑むわけですが、ここがとても好き。お互いのことを知らないのに信じてるんですよ。見た目で判別してるから差別とも捉えられるんですけど、ゼットもハルキもそんなこと考えられるほど頭の良い人たちではないので純粋な熱量として受け取ることができる。まあセブンガーのこと知ってた可能性はあるけどね。

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こちら左手におりますのがバカで右手にいるのがバカになります。

初代オマージュをさりげなく織り交ぜながら目玉ともいえる謎言語が飛び出ます。日本語難しいってよく聞くよね。これまでのウルトラマンが非常に勤勉であったことを令和の時代になってから知らされるとは思っていませんでした。メビウスは文化に疎かったりしましたけどこっちはそれ以前の事故です。番組放送直前のアニレコで特集が組まれた際には話題になりましたね。ここで新規層の心を鷲掴みにしたんじゃないでしょうか。これはゼットの喋り方考えてる製作陣も楽しそう。

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初代オマージュしながらバカなことするのズルい。

ゼロもセブンもレオも師匠って呼ぶゼットくん尻が軽すぎるんじゃないだろうか。ボイスドラマ聴いたらゼロ以外に教えを請うたことはなさそうだし、お前は何なんだ。宇宙警備隊に所属しているという話すら真実なのか怪しくなってきて面白い。

変身してからはもうキレッキレ。格闘に特化した先輩たちの力をガン積みするとこうなるんですね、ソリッドバーニングも良かったんですけどスラッガーヌンチャクみたいなの使っててこちらも良い。かっこいいね。

ゲネガーグが強く描かれているのもいいしそれを超えるヒーローもいい!

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宇宙拳法、秘伝の神業──。

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ここの描写凄かったね。

ビルを突き抜けるシーンもこだわりの特撮で感動。建物は壊れるし爆発するし怪獣は強いしヒーローはかっこいい、特撮作品としては満点過ぎる第一話だ。

エモさだの燃えるような熱さだのはこれから背負っていけばいい。まず最初の一歩、手を取り合って戦っていくという覚悟さえあれば。

見どころがあり過ぎてこうして記事を書くのも一苦労。楽しくなっちゃっています。

これから半年間彼らと冒険していけると思うとワクワクが止まりません。今年はウルフェスがないし劇場版タイガもまだ公開できていない。だけど応援することはできる。意気消沈することで前に進めるわけがないのだから、俺は声を大にして応援していきたいと思う。ジーっとしててもドーにもならないしね。実際セブンガーのソフビはどの店に行っても売り切れてておじさん嬉しいよ。

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心の目で見ようという展開が手に取るようにわかる。

次回第2話『戦士の心得』

透明怪獣ネロンガを打ち破れ!!!


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第1回(新)「ゼットとゼロの出会いの話」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 01

なんと今年もボイスドラマがあるんです!!!!

いえい。

こちらにもバカがいました、そうゼロ。

ここに関しては感想もクソもない。

大御所に頼めないからゼロを師匠にするの端的に言ってクソゆとり。ウケる。

なんというか人をなめているゼットくんの明日はどっちだ!?