ウルトラマンが……逃げた#11『エスケープ』
最近忙しくて書けてなかったごめん。
昨日PS5買った。
忙しくないじゃんとか言うな。
心の休息は大切だ。
メタルギアソリッドのリマスターを遊びたくて買った。
ゲント役の蕨野さんがメタルギア好きっぽくてめっちゃ嬉しい。
じゃあいこう、俺はウルトラマンが好きだ。
第11話『エスケープ』
全体的に見ると次回に向けた「溜め」の回ではあるのですが、キチンと新怪獣ゲバルガを魅力的に描いてくれていますし、これまでの流れを汲んだエピソードなので見応え抜群。これまでゲントに無茶ぶりしてきていた長官も実は上から圧を掛けられていたという構造はすげー面白かったです。
ブレーザーという存在。多くの視聴者が予測していた通り、三年前の大事故にてゲントと遭遇していましたね。ここ数回ゲントと噛み合わない挙動を見せていた為、かなり不安に思われている様子。前回の動向がどちらの所作によるものか明言しなかったのは非常にグッド。素敵です。僕の見立てだと第7話のニジカガチ戦などの描写から予想して「どんなに被害が出ようと死ぬよかマシだろ」がブレーザーのスタンスなのではないかなと思っていますが、それってゲントの職務と微妙に噛み合ってなくて、地球防衛隊の隊長って立場は「決してそうは言えないけど地球の為なら最悪死んでくれ」だと思うんですよね。だから力の行使に齟齬が出てくるのも当たり前というか。Zの時もハルキとゼットに齟齬が生まれていましたが、13話のカネゴンを通して相互理解していたので、やはり言語というコミュニケーション手段は偉大です。ブレーザーとも会話できてたら楽だったのにね。※書いてるの13話放送後なので答え合わせは既に行われてますが見逃してください。
宇宙電磁怪獣ゲバルガ! ソフビではほぼ可動しないのでそういう怪獣だと思っていたのですが実際はかなりフレキシブルなヤツでした。生物は脳から電気信号でうんぬんかんぬんと聞きかじっていたので、そんな奴が電磁パルスでEMPとか撃っちゃダメだろ!と久々に怪獣の脅威を肌で感じてワクワクしてました。こういった不条理さが怪獣の魅力なのでしょうね。ただ、素の戦闘力自体は大したことなさそうなのもかなり面白い。ニュージェネの11、12話に出てくる中ボスといえば攻撃力!耐久力!みたいなところあるじゃないですか。こいつ結構弱くてEMPさえなければアースガロンにさえ負けそうだった。でも特殊能力ひとつでブレーザーさえも撃退してしまうこのパワーバランスが堪らない。ブラックピジョンしかり、円盤生物しかり、目がイってしまっている怪獣は超強いと言われてきましたが、今回も例に漏れず。
アースガロン。今回は相当頑張った方だと思いますが、ゲバルガがクセ強いから避けられてしまうという不憫枠。可哀想で可愛い。前回燃え尽きてしまっていた肩のMod.2はさも当然のように復活。あれなんだったんだろうね。
まだまだ元気なゲバルガを前に逃亡してしまったブレーザー。それを見た人々に募る猜疑心。何故ブレーザーは戦わずに去ってしまったのか。ゲバルガのEMPを打ち破ることができるのか。前半戦集大成の次回に続きます。
何故彼らは出会ったのか。
何故彼らは戦うのか。
何故今、此処にいるのか。
何も恐れることはない。
さあいこう、明日を掴むために!
次回『いくぞブレーザー!』