何もかも、今に始まったことじゃない。

ウルトラマン好き。めっちゃ好き。

劇場版タイガありがとうメッセージまとめ

劇場版タイガを6回観終わりました。

 

何故6回も観たのか。

 

それはニュージェネキャストによる『ありがとうメッセージ』が6週連続で公開されていたからなんですね。

 

というわけでそれぞれのメッセージについて軽く纏めます。

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楽しい6週間だった。

一応ギリギリまだ公開中なのでヒロユキのメッセージに関してはネタバレ注意ということでよろしくお願いします。ネタバレもクソもないんですが。

 

それぞれのメッセージは一回ずつしか見ていませんので台詞を丸覚え!なんかはできませんでしたが、なんとなく雰囲気を楽しんでいただけたら幸いです。

 

+ヒロユキ

文字色ではオレンジも入れましたがアサヒは出てません。

この二人だとどんな場面でも湊空間(湊家による圧倒的なゆるゆる魔術空間の意)になりますね。真面目にやろうとしているヒロユキをイサミが邪魔をしてカツミがそれを諫めるという。ヒロユキに対して堅すぎるっていうイサミ、中の人はニュージェネメンバーでは比較的マシな方なのがギャップあって面白いですよね。ヒロユキも湊空間に呑まれていて実に可愛らしいわちゃわちゃが見られたなぁという感じ。大好きです愛してます。

 

朝倉リク+ヒロユキ

2週目はこの人。

終始ドンシャインの話をしており、何故かドンシャインのお面を装備していました。

ヒロユキの挨拶を邪魔した挙句、ドンシャインDVDboxの視聴をするために拉致していきました。ジード当時よりドンシャイン馬鹿になってない?? 視聴者に目もくれない姿勢からは『ありがとう』も『メッセージ』も伝わってこないプロフェッショナルの仕事を感じさせてくれました。ペガと乙一がいないと著しく知能指数が落ちる男です。可愛い。ヒロユキが可哀想だった。早くデビルスプリンターを追え。散々な言い様ですがめちゃくちゃ好きです。見てて楽しかった。大好きです愛してます。

 

クレナイガイ+ヒロユキ

さすらいの太陽っぽい色にしました。

なんというかオーブ本編そのものという感じです。また会えるだろ……地球は丸いからな……。あばよを真似するヒロユキが可愛かった。かっこいいなこの男は……かっこいいとしか言いようがない……かっこいいんだよ……静かに通り過ぎる風のような……なんだったんだろこいつ……。よく考えたらこの人も視聴者にあんま興味なさそうだったかもしれない。腹減ってたのかな。お前のライバル今防衛隊の隊長やってるよ。そういえば4回目で気付いたけど変身シーン、アップではオーブリングを構えてるくせに全体で掲げるカットではオーブカリバー持ってたな? 細かすぎるわ。大好きです愛してます。

 

大空大地+ヒロユキ

こいつ中の人とキャラのギャップが一番ヤバい。めちゃくちゃ清楚な善人だもん大地。トラスクとお別れしたヒロユキにかつてエックスと別れたときの話をするのもなんだか優しい。すぐ戻ってきたけどねって言ってて笑っちゃったけど。本編中あんまりお喋りできなかったからって言いながらヒロユキに接触図るの優しすぎてびっくりした。ところでエックスさんはどうしたの? 声変わりした? 劇中おねんねしてたの? 大地を凄く久しぶりに見た気がしたので、こうしてキャラとしての言葉が聞けるのは嬉しかったですね。視聴者に対しても優しかった。大好きです愛してます。

 

礼堂ヒカル+ショウ+ヒロユキ 

こいつらいつの間にか大先輩になっちゃってぇええええええええ~~~~~おじさんもう嬉しいわよ。初変身が高校生だったと語るヒカルとかなんか泣きそうになったね。ウルトラの歴史についても触れてくれて、支えてくれたのは君たち視聴者だ、なんて言いやがる。泣いたわ。耐えられなかった。感謝したいのはこっちじゃ。ヒロユキもこの二人とはやりやすそうだった。大地ともやりやすそうだったけど。これずっと気になってたんだけど、ヒカル本編で喋る時ずっとベルトに指突っ込んでたよね。気になった人は見なおしてみてね。大好きです愛してます。

 

工藤ヒロユキ

最後はヒロユキオンリー!

バディゴー!をやってくれましたね。僕は基本的に感謝に弱いので、これまでありがとうとか言われたら顔ぐずぐずになるんですよ。やめろ感謝するなありがとう本当にありがとう。6週間も経過すると公開している映画館がほとんどなくなってしまい、地元じゃ観られないよ!!と言ってる人も何人か見かけました。僕は運よく東京在住なので新宿に行けば観られたのですが、それでも一日一回しかやってなかったりしてスケジュール合わせるのが大変でした。この歳になると6回もいくと金額も嵩むしね。それでも頑張って良かったなって思える内容だった。タイガのことを好きでいられて良かった。大好きです。いつまでも愛しています。

 

こんな感じです。入場特典のポストカードは友達の力をお借りして集めたものの、それでも十勇士とニュージェネクライマックスのものが手に入らなかったです、悔しいね! 六回観ても全く飽きない映画というのは限られてくると思うのですが、劇場版タイガはもう完璧と言いますか、情報量が多いので何回も観ることでやっとフルに楽しめたような気がします。Blu-ray欲しいな。上映館数の問題で全映像を観られなかった人も多いと思うので、何かしらに収録されたらいいですね。僕が観に行った回は常に何人かいたので、ウルトラマンはこれだけの人々に愛されているんだと思うと心があったかくなりましたが、世界で一番ウルトラマンを愛しているのは僕なのですぐに冷めました。勝てる自信がある人は連絡ください、結婚しましょう。というわけで今回はここまで。サボっているZの記事も書いていかなきゃいけませんね、さようなら。

次に現れたとき、再び人間を襲うかもしれないという可能性を残してな。#11『守るべきもの』

1週間ぶり。

特撮のDNA ウルトラマン展超楽しかったです。

行ってないの??? 遅れてるぅぅぅぅぅぅぅ

 

書きます。

ウルトラマンZ』

第11話『守るべきもの』


『ウルトラマンZ』第11話「守るべきもの」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 11 -Official-

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ストレイジカスタムだあああああああ

今回クソ面白かった。Zで一番好きだと思う。次回どう回収するかっていうのが気になるところですね! って書いてたら12話放送されちゃった。最高でした。が、取り敢えず単体で見た感想だけを述べていきたいと思っているよ。

冒頭は元気よくキングジョー ストレイジカスタムの性能について語るハルキからスタート。実はこのテンションも今後の展開を鑑みると味わい深くなるというのが本当に素晴らしいんですよ。笑顔で暴力を紹介してるわけですからね。まあそういうことです。

つかこのブログ読んでる人は大概本編見てるよね? 見てないの? じゃあここ読む前に見てこいって。大切な経験を、不可逆の感動をこんなところで消費するんじゃない。

 

感想ってものについての話。

何年も前から感想を呟き続けていたりこうして記事にしたりしているわけなんですが、そうしているとフォロワーや読者が影響されてきたりするんですよね。これは決して責めてるとかじゃないんだが、「それ、俺が前記事に書いたことだよな」ってことを言ってるフォロワもいたりして。別にいいんだけど、それって凄く勿体ないことなんですよ。生まれてきた時代が違ったり、住んでる環境が違ったり、摂取したものが違ったりしていくと、同じ感想を持つことって滅多にないんですが、そうして自分だけの感想を誰もが持っているはずなのにアウトプットする人間が限られてしまうせいで口に出さない人の感想ってのが表に出ないまま淘汰されてしまう。ちょっと切ないね。それでも十分に悲しいんだが、それ以上にヤバいのが感想を書けるのに書かずに来た人。他人の意見って多数視界に入れていると自分の意見と混同してしまうものだったりします。これは俺も同じだから、できるだけアウトプットする前に精査しなきゃいけない。

「これは誰の言葉だっけ」

めちゃくちゃ大事。パクったつもりがなくても無意識に引用してしまうことがあるし、引用されてしまうことがある。指摘してもされても微妙な気持ちになっちゃうから。

で、感想が言える書ける持ってるって人が俺みたいなのが書いたクソ記事に感化されてしまうと、本当に嫌なことになる。だって俺今あんまりタイガとかR/Bについて語りたくなくなってきてるもん。視界に俺の言葉がよく蔓延ってるから。誰かが無意識に俺に影響されている。俺の言葉なんかじゃなくて、お前の言葉で語れよ。勿体ないよ。俺のクローンなんか誰も求めてやしない。だから部分的にではあるけども、俺は俺の言葉を手放した。誰かがそいつの言葉として語り継ぐなら俺はもう必要ない。

ちょっと長くなってしまっているけど許してくれ。これは言っておかなければならないことなんだ。俺の言葉は俺だけが吐けばいい。もっと自分を大切にしてくれ。君の言葉がきっと泣いている。俺の自意識過剰だと思うならそれでもいいんだ。俺はみんなにしか出せない言葉を守りたいだけだから。

何言ってるのかわからないって人はそのままでいい。思い当たる節がある人だけ変わってくれればいい。君にしか言えない言葉があるはずなんだ。例と言ってはなんだが、ジオウOQの感想記事が俺の周りで反響があったりした。円谷信者の俺としては死ぬほど気に食わなかったが、嬉しい気持ちも当然あった。だって読んでくれたのは嬉しいもん。だが問題はその次だ。OQのことがちょっと話題になったとき、読んで褒めてくれた人が呟いた言葉がまんま俺のものだった。そいつはどっちかと言えばウルトラ寄りのオタクだったし、仮面ライダーも完走していない作品の方が多いくらいで、なんなら俺より見てない。だから同じ感想が口をつくことは絶対にありえないはずだった。僕が2ミリくらい信頼してるオタクがいる。最近見る度にホロに侵食されてて気持ち悪い。面白い。そいつもOQの記事を書いていたのだが、全く違う言葉、つまりはそれぞれ自分の言葉で同じ内容を、僕とそいつは書いていたのだった。正直感動した。2ミリの信頼が3.4ミリくらいにはなった。これがウルトラマンの記事だったら600,000,000メートルくらい信じてた。仮面ライダーのことが嫌いだからだ。

そういうことなんだ。ただそれだけのこと。面白くない話をしてごめんね。

なんでこのタイミングでこの話をしたのかというと、別に意味はなく、ふと思い出したからである。俺に理屈を求めないでほしい。

ゼットに話を戻そう。

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格納庫はロマン。

玩具の発売が1週間遅れてしまったキングジョーSC。特に悪意もなくストカスって呼んでたら友達に怒られてしまった。SCって呼んでほしいらしいよ。僕は偉いのでこのブログではSCと呼称することにします。ストカス呼びやすかったんだけどな。

まあかっこいいのよ。スーツの可動域が狭そうとか重くて動きにくそうだなって思ったりもしたんだけども、それを補うために合成でしっかりと活躍してるんですよね。凄くカッコイイ。本来こういった新兵器っていうのは主人公が乗って大暴れするものですが、特空機と主人公が変身して戦うというウルトラシリーズの特質が見事にマッチしまして、エースパイロットのヨウコが搭乗することになるんですよね。素晴らしい。俺が隊長ならハルキ乗せないもん。乗りたがってるハルキいいね。

ヨウコでも強力すぎるキングジョーを完全に制御できないという描写もいいですね。新兵器は強いに限るぜ。ウインダムやセブンガーの型落ちが心配になってしまうので何らかの反動とかリスクがあるといいなぁと思ったりもするわけですが、Zの製作陣に関しては5話で頑張るセブンガーを描いてくれた時点で信頼しかないので期待していくことにします。 

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継承される魂。

今回の肝となるハルキの父の話。母親に可愛かったハルキは何処に~みたいないじりをされているシーンが俺にとっては凄く印象に残りました。俺も良くやられているので。あれマジでクソウザい。過去の自分を憎んでしまう。俺の闇について語る場面ではない。あれ子供傷つくから過度にいじるのよくないよ。じゃあ過去のぼくちゃんと遊んでましょーねーーーーーーって気持ちになる。ここ見ててそんな気持ちになってるの全国で俺だけだと思うわ。

ハルキの父がどんな職に就いていたのかはわかりませんが、勇気ある民間人というのはウルトラの定番だったりしますね。直近だと湊兄弟が一話で頑張っていたりした。こういった人々はタロウ世界でもない限り大概生き残れないので結構悲しくなります。

野球でコミュニケーションをとっているのはなんだかダイナを思い出したりしました。小説ダイナで触れられたダイナの正体、正直ぼくとしては言及しない方が良かったと思っています。信者なので受け入れますけど。信者なので。

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止まれない理由がある。

わかりやすくハルキと父を対比させているのが素晴らしいですよね。それも無意識に背中がダブるというのが良い。人を守ろうという意思を持った時、誰だって『ウルトラマン』なのです。今回のハルキ、迫力のある表情が多くて感動しました。好感度をここにきてぶち上げていく姿勢、超クール。

今回の核心に触れていきましょう。

結果からいってハルキとゼットはオスのレッドキングを撃破、その後にメスレッドキングと戦闘、卵を守っていたという事実を知り絶望するわけですね。

この話の核は『生命を殺してきたという責任』を『自らの過去と重ねることでやっと自覚した』ということです。だからゴモラテレスドン、ギガスやぺギラを倒したときには何も感じていなかったと。自分の過去と重複しなければ理解できていないというのはハルキの幼さが前面に押し出されているとも言えます。だって物語開始以前から特空機は怪獣と戦っているわけですしね。なんならゲネガーグのサイズに驚いていたということはこれまでの相手はサイズがセブンガー以下。全勝しているはずなので殺しは確実に積み重ねている。責任に目を向けないより遥かにマシですが、ここでやっと無邪気にキングジョーに乗りたい!!と言っていたことや前回でバロッサ星人かかってこい!と言っていたことの意味が重く、重くのしかかってくるのです。ああああああ素敵。こういうのが好き。

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素直に強くていい感じ。

二週連続で新しい力を得ていたということも拍車をかけていたのでしょう。昨年のタイガとは全く違うベクトルでの暴走と言っても過言ではありません。

しかし。しかし我々は殺した蚊の子を想うでしょうか。

思いませんよね。だからレッドキングもしゃーない。

そういうことじゃねぇ!!!!!

想うことはいいのです。憐れむのもいいのです。同情するのも、悲しむのも。

だが、殺すことをためらうことは違う。

ヘビクラ隊長が言及したように、残された子や妻が再び現れて暴れたらどうでしょう。そいつらが沢山の人を殺すでしょう。『ウルトラマンSTORY0』で描かれたように動植物を食すかもしれませんよね。今度はその被害者の家族を想って悲しみますか?

いや悲しむことはええんやが。ええんやが、被害だけ増えて終わらなくない?
物には立場がある。人間には人間の、怪獣には怪獣の、ウルトラマンにはウルトラマンの、もっといえばハルキにはハルキの場所がある。その場からみた正義を実行しなければただ失われていくだけである。それでいいならいいけどね?

俺は嫌だよ。俺に怪獣を殺せる力があるなら殺される前に殺すと思う。痛いのは嫌だし怖いけど、色んなものを失うことに比べたらもうね。仕方ないって言葉で片付けるのは良くないことだけど、それは『俺のやらなきゃいけないこと』『俺のやりたいこと』として通させてもらいます。もし死ぬならギマイラに怪獣化させられて死にたいです。

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かっこいいいいいいいいいいいいいいいいいいい(防御されますが)

俺が言いたいのは、結論断定なんかでは決してなく。

とどのつまり『こうして考えられる題材を与えられた』ことに歓喜しているという感情。Zという作品は額面通りに受け取る他のない話ばかりであるように思っていたので、時間を無限に費やせる玩具を急にプレゼントされてしまうと嬉しくて仕方がないんですね。考えなくても楽しめる作品が、考えるともっと楽しい作品に昇華した。最高。

 

今日の記事長すぎ。ウザい。

 

キングジョーのかっこよさが、それ故に悪魔にも見える。デビルスプリンターが蔓延る世界観において非常にアイロニーの効いた解釈ですわね。絶対おもちゃ買うよ。発売日に買いに行く。

 

画としても素晴らしいカットが多い今回。アルファエッジのスラッガーでシーンのカットを繋ぐところなんて声が出ちゃいましたね。

今日書きたいこと沢山あり過ぎて何かしら忘れてる気がする。

投稿してから思い出すんですよね。追記してたらごめんね。

追記したら追記したって書くようにするから。

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もうつらい。

正しさは何処?

迷う青年は、それでも前に進むために戦うことを選択する。

仲間がいる。父の言葉がある。

怪獣の涙を前にして、今度はどうする?

 

次回『叫ぶ命』

 

 

 


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第11回「ゼロ師匠のお父さんのこと」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 11

はいボイドラ。

ええと

なんて言えばいいの?

セブン一門は理不尽に厳しいからやめておこう……?

タロウの方がまだ優しいと思う。てかショウに教わる方が良い教え方してもらえるよ。

10年鍛えられたオーブが特にセブン一門に染まってないの普通に凄い。

本編でつらくなったお気持ちをこっちで癒していこうね。

だから、この技術もきっと未来の役に立ちます!#10『宇宙海賊登場!』

めちゃくちゃ書くの遅れたわ。ごめんね。

劇場版タイガは四回観ました、今週末にもう一回行きます。

 

みんなはウルバトやってる? やってない?

じゃあやれ。今すぐやれ。大怪獣バトルが待ってるぞ。

 

取り敢えずやっていこう、ウルトラマンが好きなので。

 

ウルトラマンZ』

第10話『宇宙海賊登場!』


『ウルトラマンZ』第10話「宇宙海賊登場!」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 10 -Official-

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バロバロバロバロ。バロ。

今回は全体的にパニックホラーのような雰囲気で構成されていましたね!

なんだか昭和ウルトラを思い出すような展開であったと同時に、ただ怖いだけではない魅力も打ち出されていて、なんともいえない絶妙な面白さが醸し出されていました。超面白かった。

だからといって語ることがないかと思えば、冒頭では人が強力な兵器を持つことの意味を考えさせられるウルトラ恒例のお話も出てきました。これは第三話でも話題にはなりましたが、これまでのウルトラマンに登場する破格の強さの兵器というのはどうしても暴走したり宇宙人に悪用されてしまったりしてきましたよね。僕としてはこの流れを断ち切ってほしいなって思っていたりいなかったり。バコさんは強力な兵器を持つことに危機感を覚えていましたし、それに対してユカはこれまでの歴史もそうであったと返しました。これはどちらも正しいことを言っていると思います。しかしながら今回の一件でユカは恐れを抱いてしまったかも……というような見方もできますし、こういう奥深さがウルトラマンという作品の醍醐味なんだなぁと実感していた次第です。

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これ超羨ましい。

今回はストレイジ整備班の人々が多く描写されていました。キングジョーの仕組みに感心していたり、新型に期待していたり、仲間を見捨てず命の危険を冒してまでストレイジのメンバーとして戦おうとしていたり……。正直、最高です。こういった人々に支えられているんだと思うと戦闘シーンも昂りますよね。そりゃハルキの無茶な戦い方であれこれあったりするわ。特別な力がなくたって、技術を磨いて整備班にやってきているわけですよね。そういった人たちが宇宙人や怪獣の理不尽な暴力で蹂躙されることが許せない。そうなったとき、『ウルトラマン』が更に輝くんです。これが本当に素晴らしい。周辺を魅力的に描くことの大切さがよくわかりますよね……。これだからウルトラマンはやめられねぇ!!!!! 若い者を優先して残ろうとするバコさん、不可能でもやるしかないと鼓舞して戦い抜こうとした班員たち。ドラマパートが美味しい回は名回なんですよね。何度だって見直せる。勲章とかあげるべきだと思うよ。人間は中小企業とかの地道な努力に弱い。

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イケおじは全人類が好き。

ハルキたちが太刀打ちできなかったヤツを突破したのはバコさん! 簡単なロジックではありましたが、宇宙人が弁当箱や感電を把握していないという根底にある常識を応用して戦う姿には痺れてしまいますね。お弁当、おかずないのかな……日の丸弁当だと栄養足りなくなりますよ。

今回はヨウコがどうにも不調でヤツに振り回されまくってました。いつも頑張ってるからたまには仕方ないかもね。今回、バコさんに並ぶMVPといえばジャグラスジャグラーでした。俺の縄張りとか言って助けたかと思えばジャグラー節ごりごりの発言してハルキを惑わせるといういやお前そういうところやぞって感じで楽しかったですね。やっぱストレイジのことは守りたいんだな……って思ったらめちゃくちゃ嬉しかった。完全に守り切ってくれるわけじゃないのがまたいい。なんだこいつ。好き。

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ここ素で怖かった。

というわけでメインディッシュ、バロッサ星人です。

そうとう久しぶりな新規スーツの宇宙人ですね。最後は誰だろ、SEVENXのボーダ星人かな。あの回伏線アリ皮肉アリでめちゃくちゃ面白いですよ。

縄文土器のような独特な模様をしており、掌を相手の眼前で回転させることで一種の催眠のような状態に陥らせます。相手の頭を掴んで操作する様子が特徴的ですね。バロバロ鳴くのが昭和宇宙人的でユニーク。神出鬼没に移動するのがダダみたいで好き。ヨウコの頭を絞めつけながらユカに迫るシーンはマジで怖かった。ヨウコの発言はバロッサに操られてのものなのかな? 死にかけても戦うことを諦めなかった五話のことを考えると操られていた可能性が高いと思う、というかそう信じたい。小ネタも小ネタ、サータンの毛を縫って作った透明マントは不意打ち過ぎて耳を疑いましたね。サータンだよサータン。ネロンガは既に登場してたからサータンにしたのか!? サータンといえばジャックによる理不尽アタックが決まってましたねぇ。昔総集編ビデオで何回も見たものです。

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武器の詳細は他のブログとかTwitterで見てくれ。

今回も等身大戦闘があったりして興奮しましたね。兎に角『ウルトラマン』をしたいという熱意をひしひしと感じます。宇宙海賊ということで武器を収集しまくっているバロッサ星人ですが、あんま強くない。使い手の問題だというのはウルトラマンジードの五話でも言われていました。ジードクローの回です。見直せ。弱いからとっかえひっかえで戦うというのが面白い! 前半の怖い空気からコミカルな演出が目立つ後半戦へ。ウルトラセブンのバド星人を思い出した。砂とか石とか投げてたからね。もしかしたら意識してるのかも。やっぱ昭和ウルトラを現代の映像技術でブラッシュアップしているようで超楽しいです。いいねいいねいいねいいね。マグマ星人からサーベル奪ったらただの面白おじさんになるけどええんか?

ゼットも今回は時間が差し迫っていたのか直接ガンマフューチャーへ。クールな立ち振る舞いがなんだかアグルを彷彿とさせて興奮せざるを得ない。なんか今回過去作思い出してばっかだな、あんま優しくない感想ブログでごめんなさい。そもそも放送から一週間と数日経過してから書きだしたものを読んでる時点で皆さんも大分物好きですからね。俺とお前は同類よぉ。

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これ好き。

武器になると噂だったゼットライザー、ジードが使ってから数週間でやっとゼットが使いました。バロッサのサーベルが刺さって動けなくなったりして楽しく見られるお話だったなあ。マグマサーベルをガシガシ当てられてもあんまり痛くなさそうなのがちょっと面白かった。バロッサが感電したときに落としていったメダルがゼットのもとへ。ドロップアイテムが強力過ぎる件について。だってゾフィー父ジャックだよ?? チートアイテムすぎる。というわけで新必殺技の『M78流竜巻閃光斬』が決まっちゃいました。あれかっこいい。そりゃ勝てないだろ。爆発して花火みたいに散るバロッサを見て綺麗と呟くヨウコ、サイコパスか? メダルをゼットに授けることで活躍のバランスをとっているのが素敵ですね。みんなで協力していくのがウルトラマンです。

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最高にクール。

実は次回は特別総集編なのですが、まあマジで語ることがないのでお休みとさせていただきます。ご了承しろ。ウインダムをそっくりさんだと思ってるゼットくんがなかなかに馬鹿なので見た方がいいですよ。というかウルトラマンの総集編はだいたい面白い。

書くの忘れてたけどバロッサ星人が1万体同時に生まれる設定いいですね。人間のことを下等生物って呼んでいたのも自分たちが宇宙規模で見たらそうであったからという劣等感故のことかもしれない……。よく考えたら頭掴まないと地球の言語使えないって言うのも他の宇宙人に比べてかなり劣っているよね。

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遂に新型特空機が……!

一回休みを挟んで現れるのは秘密を持ったレッドキング!!

立ち向かうは新型特空機キングジョー!?

守るべきものを探し出せ!!

次回『守るべきもの』


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第10回「バロッサ星人」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 10

はいボイドラ。

毎回のことながら言うことがない。

バロッサ星人、これからも登場してくれるといいですねぇ。

もうダメだ~どうしよう!#9『未確認物質護送指令』

劇場版タイガ2回目行ったから追記してるかもしれないししてないかもしれない。

というわけでウルトラマンが好きなので今回も書いていきます。

劇場版タイガは何回見ても飽きないカロリーの低さとテンポの良さがウリです。

毎週観に行こうねみんな。

 

ウルトラマンZ』

第9話『未確認物質護送指令』


『ウルトラマンZ』第9話「未確認物質護送指令」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 9 -Official-

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理不尽に強いキングジョーVS理不尽に強いガンマフューチャー

今回は結構短めに終わらせられそう。というのも、特に俺が言及するべきところがなかったのである。

 

これはまず前提の話なんだけど、かっこよかったよね!はあんまり書く必要がないと言いますか、大体みんな同じことを思うので、感想記事としてあんまり高い質を保てないんですよね。まあぼくはすぐにかっこいいって言いだすのでこのブログの質は相当低いんですけれども。ぼくができるだけ語りたいのは行間の味わいであったり、人物の心情に関して想いを馳せたり。そもそもそういうことが考察ってものだと思っています。先の展開を予想するのは考察というより想像とか妄想に近いものじゃないんでしょうか、知らんけど。

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ここのカットクール過ぎる。

Zの話しよか。

今回はキングジョーの機能が非常に面白い応用を見せていたといいますか、元祖合体ロボットとしての圧倒的な格を見せつけてくれましたね。圧倒的な出力はあのウインダムをも上回るという。セブンガーヤバいよ頑張って。夜間の研究所をパンチ一発で襲撃したかと思えば変形してストレイジの車両を追い詰める。フレキシブルな側面を誇示してくるキングジョーって考えてみると実はそんなにいないんですよね。個人的にはマックスキングジョーより普通のキングジョーの変形方法の方が好きだったりします。キングジョーⅡってやたら強かった印象があるんですが、それに負けないくらい今回のも強かったと思いますね。ライトンR3O爆弾ってどんだけ強かったんだあれ。商品展開の都合上キングジョーが今後どうなってしまうのかが明確になっているので、そういう過程として見てしまった自分もいます。そういう意味ではネタバレじゃないですけど、事前情報を一切取り入れずに見ていた子供の頃に戻りたくなったり。純粋に提示されたもので楽しんでいられるのは本当に幸せなことですよねぇ。ウインダムVSキングジョーという50年前は実現しなかった夢のバトルが展開されたのがオタク的には嬉しかったです!アルファエッジで抑えつけられるのもかつてのウルトラセブンを想起させられて楽しかったです。これまでの怪獣が強力になって復活してくれるのがZの魅力ですよね。色んな怪獣が出てほしい。ギマイラもう一回頼む。って思ってたらギャラクシーファイト2で出てくるじゃんな!!!!!!ありがとう!!!!!それも80と再戦!!!ありがとう足木さん!!坂本さん!!愛してるよ!!! ギャラファイの記事書こうと思ってかれこれ約1年になりますね。怠慢が透けて見えてしまいます。

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楽しそう。

カブラギくんよかったね。なんでメダルを受け取ったときに笑ってたのかわからないんですけど、そこがいい。だってカブラギのこと何もわからないもん俺。Twitterで出番が少ないって意見を見たんですけど、それマジ???って感じでした。だって暗躍する悪役が好きだから俺。不敵に笑って静かに暴れるカブラギ最高にクールです。こういう活躍を永遠にしていてほしいって思うレベルには好き。ジャグラーとカブラギと謎宇宙人とストレイジ、今回描かれたこのパワーバランスが絶妙で素敵ですね……。カブラギにとってはウルトラメダルをハルキに渡すのが今回の目的だったようですし、ジャグラー的にもそれがベストみたいでした。まあウルトラメダル持ってても使わないしねあの二人。敢えて箱を開封することでキングジョーを呼び寄せていたので、ゼットに他の侵略者を倒してほしかったのかな。複雑な駆け引きとそこで発生する感情の機微というのが非常に好みなんですけど、現時点ではそこまで語ることがないんですよね。何故ならほぼ全員の目的が見えていないから。俺はそういうところを考えるってことに関しては大分無頓着なので。だって見ていけばいつか明かされるからねぇ。自分の思想と展開が入り混じって拗らせる方がよっぽど面倒だったり。でもエリマキテレスドンみたいなやつはなかなかユニークで楽しかったからこれから先も色々試してくれると視覚的にも面白いかもです。新規合体怪獣いたらそれはそれで楽しみなんだけどね。今考えるとエリマキテレスドンはベリアル融合獣やファイブキングに至るまでの実験だったんじゃないかみたいな考え方ができたりして、こういうのが楽しいんだよな!!!って気持ちよくなったりします。

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コスモス!!コスモスよぉ!!!

ゼットくん。今回ヘビクラとか特にいうことないんだもん。たまには短くてもいいでしょ。あ、キングジョーが何しても驚かないのとか良かったよ。あと人騙すのも得意だもんね。

アルファエッジはキングジョーと相性が悪かったのか、ベータスマッシュに変わりますがそれでもやはり活路を見出せない!!接合部が弱点というのは定石ですが、何より防衛隊員がウルトラマンに伝えるというのが良い。王道にして頂点の展開だ。満点。コスモスネクサスメビウスというマックスがハブられてしまった感のある組み合わせで必殺技のライトニングジェネレードを決めてくれました。なんかウルトラによくありそうな決め方でしたねこれ。コスモス感のない必殺技ではありますが、なんならネクサス感もメビウス感もなかったので文句はありません。俺の許容範囲はウーラーの胃くらい広いと噂です。本編に最愛のコスモスメダルが出てくれただけで俺はなんでも許しちゃう。コスモスとネクサスが共に戦ってくれるの嬉しいですよね……。

推しが未確認物質と呼ばれるコンテンツ、ウルトラマン。なんやこれ。

そしてガンマフューチャー。本当に何でもあり。もうどうしようもない。最強フォームくるまでは負けなしだろうなと確信させるような理不尽さで追い詰めてくれました。分身して撃つ必要あった???ってくらいの勢いで念力固定してきて笑っちゃった。ガンマ〇〇つって俺も暮らしていこうかと思います。ガンマブログッ!!!

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俺にも幾つか武器をわけてほしい。

ついに登場キングジョー登場の黒幕、バロッサ星人!

新規宇宙人久しぶりだしなんかかっこいい!!

宇宙海賊! 助けてグレン先輩!!!!

またまた等身大戦闘がやってくる!

オタクを歓喜で殺す気か!?!?

 

次回第10話『宇宙海賊登場!』

 

色んな武器あるけどマグマさんのサーベル持ってきてるのが個人的に一番面白いかもしれない。アタッチメントなかったら面白いおじさんだよあれもう。

 


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第9回「鋼鉄の弟さん」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 09

はいボイドラ。

前回に負けないくらい酷い回。

わざわざジャンナイン呼んできてやることではないんだけど、俺はこのくらいのラフさが好き。でも語ることは特にない。

こんな記事見てるくらいなら聴いてくれば?

ちょっと笑えるくらいが幸せです。

戦士の戦い方ってヤツを見せてくれよな?#8『神秘の力』

劇場版タイガの感想書いてから他のもの書いててこっちを忘れていた。

二週間配信に感謝ですねぇ。

というわけでウルトラマンが好きなので書いていきます。

 

ウルトラマンZ』

第8話『神秘の力』


『ウルトラマンZ』第8話「神秘の力」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 8 -Official-

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シルエットについて言及することがなくて結構困る。

ファンに優しい演出多めだったかもかも。坂本監督回は毎回そんな感じなんだけど。

ユカとヨウコが中々ガンギマリだったりしているので苦手な人は苦手な回かもしれないんだけど、僕としてはカロリー低めに楽しめたから結構満足しているよ。メダルホルダーは他人に見えないって話なのに手から離れるとゼットライザーが見つかったりしてるのもウケる。判定ガバガバすぎるだろ。俺の中では二話連続でウルトラアイを紛失しているウルトラセブンとかいう前例があるので大概のことは許せる。許容範囲がデカい。女性二人といえばピット星人というくらいほぼ毎年出てる感覚なんですけど、実際はそんなに出てないのかな? カブラギに利用されるという立ち位置ながらユカヨウコに振り回されるのがユニークで面白かったよ。ウルトラマンたちを気にしないで淡々と実験をしているだけのように見えた怪しいカブラギくん、実はゼットを排除しようとしたりしていてしたたかなところもありました。ゼロやジードが地球から離れるのを待っていたのはこれまでのヴィランにない賢さなのかも。ベリアル融合獣で敗北したにもかかわらず黒幕を知ろうと動いたのがジャグラーだけだったのは幸運だったと思うよ。富豪(?)の家に置いてあった椅子がウルトラだとやたらよく見るのでそっちに視線を持っていかれてしまった。

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シュッとしててなかなか好みかも。

まさかの新怪獣トライキングです。ファイブキングの前座ではあるものの、なんならこっちの方が善戦していた気もするくらい強かったですね。デザインはというとファイブキングよりも纏まっているように見えて個人的には大好きです。こっちの方が好みかもなぁって思うくらい。というか、ぼくはちょっと前までそんなにファイブキングのこと好きじゃなかったんですよね。タイラントがやたら好きだったので。イズマエルも合体怪獣として好きというよりは最強最後のスペースビーストってところで好きだったので、合体怪獣としての魅力はタイラントが至高だと思ってた。老害みたいで嫌だな。グランドキングの合体怪獣としての価値ってなんというか言ったもん勝ち!みたいな空気を勝手に感じていたし、ベリュドラはもう違うじゃん。祭りで言う神輿みたいなもんじゃん。そういう偏見がこびりついていたからファイブキングは刺さらなかったんだけど、じわじわ好きになっていって今では大好き。そんなときにトライキングをぶつけられてしまったのでニッコリしちゃいますよね。ゴルザの全身に巡る血管のような意匠が好きなので目立っていると嬉しかったりする。カブラギくんもピット姉妹を意のままに操っていたのだから変身するのも任せてしまえばよかったのにね。わざわざ自分で変身するんだから律儀な人です……って思ったけどアクセスカードないとダメか。

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そこはかとなく醸し出されるプレミア感。

スクショ下手すぎて顔隠れてしまったけどそのまま使うわ。他のブログでは楽しめない俺クオリティだと思ってほしい。というわけで今回のメインディッシュファイブキングくんですね。前述していた通り最近は凄く好きになっていたのでこのタイミングでの再登場はとても嬉しかった。それもトライキングからのパワーアップってこともあり、これまでにはなかったプレミア感がありましたよね。あったと言え。デカい図体をしていながらメルバの巨大な翼で空を飛んでめっちゃ光線撃ってくるし。これはギンガSの頃からでしたけど、大きい奴が空を飛ぶのってめちゃくちゃ迫力あって好きです。ザ・ワンみたいな。ベータスマッシュでも勝てない圧倒的パワーってところに痺れますけど、それはそれとしてベータスマッシュが力で勝てないってなると逆に君の特技何??ってなる。パワー形態って使いやすさ故に優遇されがちなものですけどZでは逆なんですね。まあスピード形態とされているアルファエッジが別にパワー不足かといわれるとそうでもないですからね、仕方ないのかも。特に今回の場合は新形態に花を持たせなければいけませんから、特空機や他フォームが活躍できないのも納得せざるを得ませんね。ちょっと最近ストレイジ押され気味だよ、切り替えていこ。

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こいつはこういう男です。

こいつよ。まあ察しの通り第一話で飛んで行ったメダルを回収していたのはこの男でした。トライ、ファイブキングの登場によってティガダイナガイアの力が必要だと感じたのでしょう、彼は非常に真面目で勤勉でしたから。ダイナメダルに向けて二回ほど戦士ならどう戦うべきか笑いながら問いかけるヘビクラ。これはみなさんご存知オリサガネタでしたね! オリサガ大好きでBlu-rayを購入した私としては吐血モノですよ。それもさ、この言い方が良いの。本気で嫌悪しているわけじゃなくて、嫌味というか、ジャグラーも成長しているんですよね。悪役ではあるんですけど、それでもオーブの物語を経て変化している。愛の力を知って、アスカの言った言葉の意味を理解している。ダイナが強いウルトラマンだと知っていて、それを信じていなければここでハルキに投げ渡したりしてないんですよそもそも。たったの数カットで色々なことを考えさせられました。オリサガ回収してくれてありがとう……感謝しかない……。みんなもBlu-ray買おうね。オリサガはサイキっていう敵が非常に魅力的なのでぜひその目で確かめてほしい。ニュージェネヴィランで一番好き。

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バンク一番好きかもしれん。

きました目玉。

ウルトラマンゼット ガンマフューチャーです。平成三部作として有名なティガ、ダイナ、ガイアで変身する、オタク待望の夢の姿です。非常に複雑な模様のボディに、マイナスの美学が詰まっている頭。ゼットの極致みたいな姿だあね。スピード形態のアルファエッジにパワータイプのベータスマッシュ。そして超能力戦士のガンマフューチャー! バランス形態がない珍しいウルトラマンですね。それがオリジナルなのかな。超古代のティガに未知の塊ダイナ、地球に眠るエネルギーのガイア。平成三部作を超能力として解釈するの凄くいいですよね。超能力と言えばダイナのミラクルタイプを思い出すのはぼくだけじゃないはずです。理不尽に強いからね。そしてガンマフューチャーも強い! ガンマ〇〇ってつけたら何してもいいと思ってる理不尽さ! 俺こういうの好き! だってウルトラマンは未知の戦士ですから。我々の知らない技を唐突に使うのが好きで仕方ないので、技を連発してくれたこの姿にもうメロメロよ。

まず最初に予告でも出ていたガンマイリュージョン。ティガダイナガイアを召喚するという超技です。この時点でもうオーバーキル。ガイアなんかわざわざV2からSVに変身するという拘り仕様!!! これ考えてくれたスタッフに感謝ですね。天才だよ。

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これがハンドパワーってやつですか。

ガンマフリーザーにガンマスルー。超能力って本当に何でもあり。最高。なんならこの姿で一年間戦い通せると思うよ。それぞれちゃんとTDGに関連した技なのがオタク心を擽られて幸せになってしまう。屈強な怪獣の中に潜り込んで光線を撃つというのはガンQ戦を思い出しちゃいました。あれよ、FE3。続編出してくれよぅ。ニュージェネウルトラマンで格ゲー普通に欲しくない? というかガンマフューチャー大活躍によりベータスマッシュ涙目です。だってどんな敵でも中に潜って光線撃ったら勝てるもん……というのは野暮なので禁句です。ちょっと不思議なポーズもナパームバックに決めると超カッコイイ。やーいいね。全形態共通でゼスティウム光線を撃てるからゼスティウムメーザーが牽制技だったりして、こういう工夫に弱いです。ゼスティウムドライブ、名前もかっこいいし決め方も最高にクールだったわ。あのアングルは坂本さんだからこそって感じですよね。初回が夜間戦闘なのもなんとなく大決戦!超ウルトラ8兄弟を彷彿とさせるので嬉しかったです。ティガの力を使うと立ち姿が決まっちゃうもんね。ウルトラマンの映画では超8が一番好きなのでニコニコしてた。別に意識してないと思うけどさ。俺はTDG直撃世代ではないので当事者の人たちからしたら全く違う感慨があるのかもなって思ったりして。ぼくは年齢的に言えばコスモスの二年前に生まれているんですが、物心がついた頃に放送していたのはネクサスマックスメビウスでした。これはこれでなかなか豪華ですよね。結構誇りです。

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キングジョーかっけええええええええええええええ

かなり長い間放置されていたウルトラメダルが見つかった!!!

回収しないと転売屋キングジョーに持っていかれてしまう!!

よっしゃ運ぶぜ!!!!! ストレイジ頑張れ!!!!

次回第9話『未確認物質護送指令』

食玩メダル買い集めるのきついいいいいいいいい!!!!

ガチャなんか最早見かけねぇよ!!!!!!!


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第8回「別の時空のウルトラマン」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 08

はいボイドラ。

今回は他の世界のウルトラマンについて。

ティガダイナガイアが別の世界のウルトラマンでしたからね。マックスって結局どの扱いが正しいんだろう。コスモスエクリプスが公式で取り上げられるの久しぶりで嬉しい。

ノアとかネクサスとかゼロには因縁が深いですからこうして何度か触れられると過去作を見返したくなってくるな。

俺たちは、一歩も退かない!#EX『劇場版ニュージェネクライマックス』

感想書くわ。

 

どうしても好きなので。

 

『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』

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収斂する正義、僕らはずっと待っていた。

ストーリーは書かないつもりだけど未見の人は推奨しない。漠然とした単語の中に貴方を傷つける言葉がないという保証はできないからね。冗長上等。それっぽい言の葉で気持ちよくなりたい人にオススメします。俺がそういうタイプ。

 

前に書いた記事でタイガのテーマを『再会』と『自覚』であると解釈したことがある。

読んだことある? ない? なら読みなよ。

 

guren-ex.hatenablog.com

 この記事凄く面白い。誰が書いたんだろう。

 

まあそんなことはどうだっていいんだ。

『再会』と『自覚』だ。

この映画でもそれは一貫していたんじゃないだろうか。

トレギアはタロウと再会した。

ニュージェネメンバーも激戦の後に再会する。

俺が言いたいことを単刀直入に、実に淡々と、滑稽なほど単調にいこう。

 

トライスクワッドは再会への道を歩み出した。

 

これも前に書いたのかもしれないが、再会には一度の別離が必要である。これは論ずるまでもないだろう。だからつまりはそういうことである。これは終わりの物語などではない。語感で言えばクライマックスというとラストを意味する言葉にも思えるが、その実際の意味は『最高潮』である。この後に緩やかなエンディングがあるかもしれない。オチのない漫才が続くかもしれない。だが、最高潮は、今現在の最高潮に過ぎないということをご理解願いたい。今はあの物語がタイガにとってのクライマックスであっても、明日それが変わらず顕在しているなんて誰が証明できるんだ? 物語は終わらない。トライスクワッドは事実上の分解を迎えた。工藤ヒロユキもまたトライスクワッドの一員であるからだ。そしてそれはいつか果たされる再結成への布石。離れていても心はひとつ。は? ニュージェネクライマックス見なよ、ヒロユキは12年以上一緒にいてもわからないことがあると『自覚』していたのだから。綺麗事だけではしょーもないという残酷ながら美しい世界を描いた『ウルトラマンタイガ』では夕陽を前にオデッサは散るし、カナを庇ってミードは倒れるし、寿命でヒロユキは死ぬ。救いがないと嘆きますか? ならきっと、それはフィクションを信じ切れていない何よりの証明だろう。トライスクワッドはまたいつか再会するのである。それはいつかわからない。誰かが欠けているかもしれない。誰かが増えているかもしれない。それでも工藤ヒロユキを、E.G.I.S.を忘れられない可愛らしい巨人たちは会いに来るのだ。生まれた星は違うだろう。思想も信仰も違う。言葉の意味も、重みも、価値さえも。だが、共に向かう場所が同じならどうだろう。同じ仲間に出会えたならどうだろう。この広い世界の中でそんな尊き仲間に出会うということは、まるで無数に存在する星々が結ばれて星座となるような、そんな奇跡と言えるんじゃないのか。永遠の絆と共に、そう言い切ったのがトライスクワッドだというのなら、俺はその奇跡を信じたい。

力が戻っても言い出せなかったのは怠慢だったと思いますか。ヒロユキに黙っていたのは嫌悪があったからですか。そこには愛があった。永遠に変わることのない、諸行無常さえ超越する愛がそこにあった。3人のウルトラマンは文字通り燃え上がったのだ、最強にして最高の仲間と共に。

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三人同時の登場、かなりグっときた。

トレギアの話、しようかな。

ウルトラマントレギアの口から洩れた真相はたった一つ、酷く質素で簡単な物だった。

 

「タロウの言う光を理解するために闇に堕ちた」

 

超不器用やんな。ここから考えてみようか。なんでタロウを闇に突き落とした?

 

「タロウにも闇を理解してもらいたかった」

 

若しくは

 

「タロウに自分を理解してもらいたかった」

 

クソ哀れ。タロウの信じていた『光』をどうしても理解できなかった彼は、そのままではいられなかった。狂った好奇心は猫どころか巨人を殺し、『光』を理解するために対極に存在する『闇』を知ろうとした。俺から言わせてみれば彼は闇さえも理解できていない。ポエミーなトレギアが哲学家タイプのキャラクターであることは彼の人となりを見てきたみなさんなら当然知っていることだろう。彼は頭の中で理屈をこねくり回して真実を求める…………ということをとうの昔に放棄してしまっているのである。劇場版R/Bやタイガに登場した時点で哲学とは程遠い場所にいた。最初は確かによく考えていたのだろう。だけど、流動する世界の中で考えることを止めてしまうことは愚かであると言わざるを得ない。切望した真実は常に形を変えるのだから。それは光とか闇も同じ。ジードは闇の力を使うけど正義の味方だし、ババルウ星人ババリューは暗黒星雲の生まれながら子供たちを守るために戦った。トレギアは考え続ければよかったのだ。タロウが光を信じていたのは、その言葉の意味が属性的なことを表現しているのではなく、概念として、暖かい『善』としての光を見ていたからである。属性的な光と闇を調べるならそりゃ理系がいいんでしょうけどそもそも筋違いじゃんね。弱々しい声でタロウに縋りついたトレギアは、光の国にいられなくなるほど理解不能な光を嫌悪して、それでもタロウと一緒にいたかったのだ。大切な友達だから。

言うまでもないが、タロウにとってのトレギアは『多数いる友達の中の一人』でありトレギアにとってのタロウは『唯一の友にして親友』なのである。

それって哀れなことに見える? 俺には見えない。別にいいじゃんね。悲しく見えるのは第三者とそれを自覚してしまったときのトレギア本人だけだ。トレギアはもしかしたらタロウが追ってきてくれると思って光の国を離れたのかもしれない。でもそんなことはなかった。餌になり得たのは息子であるタイガだった。それもタイガというネーミングには覚えがある。だって自分が提案したのだから!! こっちの方がよっぽど悲劇だわ。俺だったら耐えられない。というかトレギアも耐えられなくてこうなっているわけだ。グリムドなんていうのは手段に過ぎなかった。タロウを闇に引き込むための手段。タロウもタイガもトレギアの固まった思考には負けなかったんだけどね。返事しないタロウとお喋りしててもそんなに楽しくなさそうだったし。友達でいるために媚びろってわけじゃないよ。無償の愛で互いを助けられたら、それはきっと素敵な友達だ。実はそれがトライスクワッド、なんだけどさ。作品全体を通して描かれた最大の二項対立、味わい深くて偉大だ。トレギアが自分の感情にどれだけ正直であったのか、俺にはわからないのだけれど、もしこの映画の中で『自覚』したのであればそれは実にドラマティックであると思う。ベリアルにはない魅力を彼は確かにもっている。少なくとも俺は大好きだよ。

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ここのトレギア楽しそうだった。

ニュージェネメンバーの話。みんなかっこよかったぁ。

大空大地を見たのがなんだか久しぶりで嬉しかった。凄く頼りになるね。ヒカルとショウの二人はただただ圧がヤバい。勝てる気がしない。リクと湊兄弟は相変わらずだしなんか友達みたいでいいねあの距離感。永遠に見ていたいわあの絡み。父と戦うというタイガの境遇にベリアルと自身の戦いを重ね合わせて語るリクがなんだか大人に見えた。タロウと独特な距離感を見せるギンガがかなり良かったし、爆炎の中から最強フォームで現れるみんながクール過ぎる。ついていけなくてあたふたしてた湊兄弟可愛かったし舞い降りてきた大天使グリージョさんで笑っちゃった。あれゼロが送迎してたとかない? あの空気感がR/B。主題歌の歌詞を用いてヒロユキを激励するのも、なんだかニュージェネらしいなって。ギャラファイでもやってたね。

こういう軽い感想を先に持ってくるものじゃないのか普通。言いたいことを先に書いた結果こうなりました。むしろ感想として相応しいのはこのゾーンなのかもしれない……タイガの総括を継ぎたかったから仕方のない部分は大きいんだけどね。というか面白かった良かったは他のブログでも読めるでしょ。悪かった部分の感想なんて読んでも意味ないじゃん。どうせなら俺の思想を覗いていけよ。

一人だけ決め台詞のテンポがおかしいリク、変身シーンで浮いてて面白かった。タロウは本気出すとルギエル倒しそうになるしちょっと手を抜いてくれ。光の国最強だもんな。ちゃっかり伝説のウルトラマン扱いされていたのはふふってなる。タロウは結構カジュアルに地球来るよ。なんならタロウの親父もサンタクロースに扮してクリスマスに遊びに来るよ。なんなんだあの親子。見よう見まねでダイナマイトできるタイガ、やっぱ君優等生だよね。ヒロユキもさりげなく燃えるんじゃないよ。タイガが正面から闇堕ちタロウを突破してくれたのが嬉しかったよ。文字通り父を超えたってことだからね。それはタイガ一人の力でなくてもいい。タイガが心から笑える環境にいることをタロウは喜んでくれることでしょう。

ウルトラマンのテーマを盛り込んだ戦闘シーンは楽しかったですねぇ。ジードクローの登場に興奮が隠せませんでした。タイガたちもトレギアと渡り合えるくらい強くなっていたので成長を肌で感じちゃった。随分長い間一緒に戦っていなかったのに巧みなコンビネーションを見せてくれたね、ずっと特訓していたのかもしれないと思うと健気。

ウルトラマンレイガも短いながら圧倒的な強さでグリムドを葬ってくれました。あのステージがラスボス専用に置き換えられる感じ、いいですよね。腕とか足が突然虚空から生えてくる敵が好きだし、それを軽々と超えていくレイガめちゃくちゃ良かったわ。

週替わりの映像特典もあるということで最初は湊兄弟とヒロユキ。このわちゃわちゃ感がたまらんのや。見る度に追記していくかもしれないししないかもしれない。というかこの映画観れば観るほど感想が溢れ出てくるので追記事項増えるかもかも。一度この記事読んでくれた人も暇ならたまにまた見に来てね。

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これが新世代の築いた絆だ。

トレギアはその身を融かしてグリムドとなり敗北した。彼の生死など問題ではない。今後彼がもし生きていて再び暴れるようなことがあってもタイガたちはもう負けたりしないのだから。今書いてて思ったけどオーブリング掲げてオリジンに変身してるの、理屈としては間違ってないんだけどちょっと面白いね。タイガがタロウの息子というただそこに鎮座している真実を受け入れて戦った結果、かつてタロウが歩んだ道であるスーパーウルトラマンになったということの意味を今一度問いたい。仲間がいる。決して平坦な道ではなかっただろう。それぞれのウルトラマンに物語がある。暗い過去を乗り越えて光り輝く花道に辿り着いたんだ、俺たちにはそれを祝福する義務がある。そしてこの映画は祝福そのものだ。これからも彼らの物語は続いていく。増え続ける仲間たちは永遠の絆を紡いでいく……その美しさを見て俺はこう思う。「ウルトラマンを好きでよかった」と。何度思ったかわからない。覚えてない。それほどまでに優しい光でウルトラマンは俺たちを包んでくれるのだ。

ここまで読んでくれた人がどれだけいるのかわからないけど、敢えてここで聞いてみたい。貴方の『好き』は報われましたか? ウルトラマンを好きでよかったと思えましたか? もし俺と同じことを思った人がいるのだとしたら、それは限りなく奇跡に近い事象だ。その縁を大切にしよう。明日を生きよう。今を噛み締めよう。

蔓延する病気で気が滅入ってしまうよね。でも大丈夫、ウルトラマンは俺たちが願ったとき、必ず傍にいてくれる。それは怪獣であったっていい。トレギアやベリアルでもいい。それがフィクションの強さだ。繋がろうとする感情が既に崇高なんだ。

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これが新時代のスーパーウルトラマン

俺はウルトラマンが好きなのでこうして拙い文を綴っている時間が幸福だったりする。てか好きでもなければ毎週書いてないよね。金になるわけでもないこの単語の羅列は、だがしかし俺の血肉にはなるのだ。こうして夢中になれるようなことがあって俺は幸せだ。グッズを買うために朝早く起きて列に並ぶのさえ楽しくて仕方ない。だからこうしてまた思うんだ。それはこの映画を見た最大にして最短の感想でもある。

 

ウルトラマンが好きでよかった。

デビルスプリンターを悪用する奴は、俺とゼットさんが懲らしめます!#7『陛下のメダル』

冒頭の文ネタ切れしてきた。

 

まあ書きます。ウルトラマン好きです。

 


『ウルトラマンZ』第7話「陛下のメダル」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 7 -Official-

ウルトラマンZ』

第7話『陛下のメダル』

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先に言うけど誰も陛下って呼んでなかったよ。

今回も楽しかったわね。ウルフェス見てるような気分だった。ファンがニッコリできるような小ネタが多かった回でした。小ネタっていうのは新規の人が困らない範囲でやるべきものなんですよね。今回はいい塩梅だったんじゃないでしょうか。わからないけど。俺新規じゃないから。SSPジャグラーが覚えていたというのが解釈一致過ぎたわ。ジャグラーにとっても忘れられない場所であるというか、ジャグラーって凄く真面目でセンチメンタルな子なので巡った場所を全て覚えているんですよね、オーブ最終回でガイに語り掛けたのが顕著です。覚えてるんだけど、忘れようとしてるし、それでも忘れられないのが強さでもあり弱さでもある。AIBをリクが擦るのはわかるんだけど最後に風来坊を掲げるのが良かったですよね、リクとジャグラーの解釈ズレが起きていて。さりげないたったの一言で寂しそうな顔をしてしまうのがとても良かったと思います。その表情にリクも含めて誰も気づかないのがジャグラーらしくてグっときました。

 

ここで更に解釈一致ポイントが待ち受けていたんですが、今回ジャグラーがリク救出に力を貸してくれましたよね! あれが凄く嬉しくて。リクにとっては変人だけどいい人でしかないジャグラーは意識せずにその印象を守り切ってくれました。マジで嬉しい。どうみても怪獣みたいな見た目でも偏見を持たないのはリクの出生から考えても違和感ないしウルトラ最高なポイントですわよ。飛び立つウルトラマンたちを見て世話のかかる奴らとぼやくのも凄くいい。その発言の裏に風来坊がいたのかもしれないし、そうでないかもしれない。そういった行間の塩梅がいいですよねジャグラー。監督や脚本によって味わいが変わってくるのも楽しいところです。

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表情が最高のファンサ。

今回は超超超久しぶりに等身大戦がきましたね。SEVENX以来でしょうか。SEVENXいいですよね。マーキンド戦もヒュプナス戦も好き。見てない? じゃあHulu入れよ。SEVENX無限に見たらいいんじゃないかな。閑話休題。50秒しか戦えないというのもいいですね、緊張感出る。その割にギャグやってるとかいうな。僕がゼットのオリジナルが好きって話はしましたっけ。凄く好きなんですよ。ウルトラマンデュアルと同じ頭というのが際立ってて個性の塊みたいですよね。デュアル読んでない? じゃあ買って読めよ。2巻まで出てるから読めばいいんじゃないかな。閑話休題。形態としては弱いので活躍できないかと思いきやこういったシーンで出してくれるのは本当に嬉しいですよね! スラッガーみたいな光弾を飛ばしていたりして見応えがある!! ヨウコのキャラも生きていたしZという作品らしい演出になっていました。今後の作品でもやってくれると嬉しいな。ウルトラマンが等身大で戦うのって特別感あって素敵ですよね。ティガのレイビーク星人とかガイアVSアグルとかヒカリがババルウ追いかけるのとかが印象的で、幼い頃から大好きでした。今回は遂に特空機が一切出ないという展開だったんですが、まあ放送中には気にもなりませんでしたね。終わってから悶々としたけど。ゼロジードとも並んでほしかったとは思うんですが、今後も登場するかもしれないしまだまだ諦めないよ。尺の問題もあったんだろうし仕方ないね。次回は活躍するといいな。

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等身大戦大好き。

今回から遂に牙を剥くカブラギ!! あの持ち前の怪しくも恐ろしい雰囲気が凄く痺れますね。ライザーのバンクがハルキ、リク、ジャグラーとはまた全く違うものであるのも拘りを感じました。ベリアルメダルを使って融合獣に変身するのはなんというかしてやられた感がある。なんだか不思議ですね、数年前のキャラクターがこうしてぶつかり合うにも関わらず斬新なカットばかりなのって。スカルゴモラ、サンダーキラー、ペダニウムゼットンをフォームチェンジの一環として再利用するのは良いアイディアだと思います! ジード23話での戦闘シーンでそういう展開を希望していた人も少なくないはずなので、痒い所に手が届くを地で行く描写をしてくれました、感謝!!!

ゴモラレッドキングのことを別名で呼ぶ演出は怪獣に興味がないということではなく怪獣研究所にいたカブラギの身体を乗っ取っているからこそできたものなんじゃないかなって思っています。子供たちもこれを真似するために色んな怪獣の別名を調べるかもしれないしね! そういう心遣いが非常に繊細でおじさんとしては嬉しくて仕方がないのです。怪獣の名前テロップも毎回つけてくれてわくわくする。培養合成獣からまたベリアル融合獣に戻ってこられたねスカルゴモラ……。本当は三体のテロップ画像を貼りたいところなのですが、記事に画像貼りまくると見にくくなってしまうのでスカルゴモラオンリーでご了承願いたい。

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去年も出たのにそんな感じしないよね。

戦闘シーンがまあ凄いのよ。迫力が凄い。カメラワークでいうとスーパー戦隊のルパンレンジャーパトレンジャーの一話とかが近い感じでしたよね。だけどこちらの素晴らしいところは建造物との兼ね合いです。歩道橋の下とかくぐってるんですよ。どうやって撮影したの?? 合成? CG? 技術の進歩が止まらない、ウルトラマンこそ最強です。画質が落ちていないのもこちらの強みでした。ブレで目が疲れるようなこともなかったし。あと下からのアングルであるにも関わらずしっかり誰が何をしているのかわかりやすく描写されていましたよね。ゼットとジードのコンビの動きが鮮明に伝わってきたのでスクショするのも楽しくて楽しくて。これテレビでやっていいの? お金取るべきだと思うよ。俺は払う。妥協を許さぬ特撮の最前線、これだからウルトラマンはやめられねェんだ!!!! 撮影技術等について専門的な知識を持ち合わせていないから細かい分析ができなくて申し訳ないです。本当にすごい、かっこいいよ。

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まさかの相手もフォームチェンジ。

ゼロですよゼロ。シャイニングスタードライブで時を巻き戻し休憩しながら戻ってきました。やりおるな。まあゼロのことなのでそもそもそこまで心配してなかったんですけど、師匠ぽい発言してて笑っちゃった。ジードのことを褒めるのがまさに気のいいお兄ちゃんって感じだったからなんかキュンときた。頑張って二人を纏めようとするジード可愛い。彼らも登場してから随分と時間が過ぎたのですね。思えばウルトラマンゼロとの出会いは小学生の頃でした。ウルトラマンを卒業するどころか理屈臭いおじさんオタクになってしまったよ、ごめんな若かりし頃の俺よ。ジードも高校生の頃だったなぁ。必死になってウルトラカプセルを集めたものでした。最終回なんか学校の冬期講習をサボって見たからね。尖ってた。そんなことを思い出した土曜の朝だった。季節真逆だけど。ウルトラマンを一秒も卒業できないで生きてきた俺にとってのウルトラマンゼロはまさに青春を共に歩んだ仲間というか、友達というか。反抗期も同時に迎えていた。今じゃ後輩に飯を奢るのが楽しくて仕方ない俺と、勝手に弟子ができたゼロ。なんか感慨深いなぁ。マント姿が似合うんですよゼロ。俺も似合うかな。だからといって親父に怒られちまうだなんて軽口を叩くお茶目さが消えたわけでもなく……好きだ。夕陽をバックに三人並ぶ姿は劇場版のような豪華さ。シルエットが映えるように夕陽の加工がバチバチ。フォームチェンジラッシュ、坂本さんお得意の演出は、敵も姿を変えるという進化によってさらに映える演出に! 興奮しっぱなしだった。ここでギャラクシーファイト主題歌の『Ultra Spiral』を流すのズルくないですか。ギャラクシーライジングの変身音でアレンジされたって話をしたばかりなのにこれはセコいわ。勝てないもん。

100期待したものに対して6億でかえってきてる。ウルトラマンやべー! これが新時代のスタンダードとでもいうのか!? 俺たちを置き去りにしていくそのスタイルが永久の憧れである『ウルトラマン』そのものの体現ですよね……。

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劇場版ですか?

OPED揃って発売されたから買おうね。俺androidだからサブスク購入しないけど。CD売り切れてて泣いちゃった。ウルトラマンショップで買うことにします。限定ソフビも予約できるみたいだからみんな利用してね。

ラストにはペガも登場。相変わらず人見知りなところが愛らしいですが、今や彼も星雲荘で宇宙を駆け巡る戦士です。ヒカリからのアイテムを届けたってことは光の国にもいったのかもしれないな……。羨ましい。ゼロに全力で頭を下げるハルキとか、ガイとはまた違った敬意の払い方で良いですね。地球に残るって言おうとしたリクを止めるハルキに感動しました。だってこれ以上跋扈されたら主役取られるもん! 前回のラストで協力すると約束したからにはここで躊躇うわけにはいかないのでしょう。ジード大好きな俺もこのハルキにはニッコリ。凄くカッコイイ。地球を一人で守るのは不安も大きいでしょうし、ゼロやジードに頼りたい気持ちもあっただろうに、それでも仲間と共に頑張ることを誓ってくれました! 拍手!!!!!! これよこれ。俺が好きなやつ。ハルキへの好感度がここで爆発的に向上しました。

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主人公の座を守り切りました偉い。

ウルフェスがなくなってしまいましたが、そんな夏でもウルトラマンは衰えたりしません。コロナ自粛の余裕があったからこそZに手を出せた新規さんも多かったりするのかもしれないと考えたら決して悪いことばかりではありません。生でご唱和する子供たちを見たかったという気持ちはありますけどね。でもゼットの活躍は今年が最後ということはありません。ショーの演出をする製作陣だって今年の情勢を考慮して、今後ゼットを押し出してくれることでしょう! 信じろよ! ウルトラマン見て信じること学ばなかったのか!? 俺は学んだよ。ウルトラマン最高~~~~~~。BANDAIの都合により新玩具によって今後登場するであろう新キャラクターが公開されたりされなかったりしましたが、そのどれもが非常に魅力的で心をくすぐるものばかりです。期待しましょう。信じましょう。そしてみんなで一緒に愛しましょう!いえーい。

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全人類が待ちわびていた組み合わせ!!

次回、現れたのは……トライキング!?!?

パワーアップしてファイブキングへ!!!

対するは誰かが奪ったメダルで変身するガンマフューチャー!

 

次回第8話『神秘の力』

 

平成三部作を超能力戦士って解釈したの個人的に凄く好み!!!


【ウルトラマンZ】『ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ』第7回「時間よ戻れ」-公式配信- "Ultraman Z & Zero Voice Drama" episode 07

はいボイドラ。

 

ギャグ回です。

 

普通に笑っちゃって悔しい。

 

これまでのZボイドラで一番好きかも。次点でグレン先輩回ね。